125.ジャッカル盗賊隊

【登場人物】  
サーロイン ローラーレンジャーズのリーダー。サーは敬称。
三洲次 元盗賊だった日本男児の侍。発音は「みすじ」。
元接近戦最強の少女。現在は盗賊。すぐキレる。
ロース こんな名前だが細身で美人なエルフの女魔法使い。
ランプ お金一筋のエルフの司教。パーティーの知恵袋。
ブリスケット 日本オタクのエルフの僧侶。あだ名は「ブリ助」。

読了時間 (目安):約12分(動画無)約20分(動画込)
※ページが崩れる場合、本サイトのキャッシュをクリア願います。



そ う だ
動 画 、
撮 ろ う


......と、思い立ったのが、プレイを始めて大分経ってからでした。

もっと早く思い付けば良かったのですが、「静止画+文章」という構成で頭の中が固まっており
「動画」という発想が暫く出て来ませんでした。

その上、思い立ってからも、録画環境の構築までかなりの時間を要しました。

なぜなら、静止画の撮影環境はその手に詳しい友達が構築してくれた((参考)「0.カセットを求めて」))のですが、
私が途中で関東から関西に引っ越したため、再び彼に頼ることが出来なくなり、
録画環境は自力で構築する必要があったからです。

なので、素人よろしく頑張っていろいろな撮影アプリを試しましたが、
真っ暗な画面しか映ってないとか、音が録音できてないとか......、
ひたすら試行錯誤を繰り返すハメになり、長期化していました。


 余談ですが、環境構築中は酒場やキャッスルのBGMを延々と聞いていたのですが、全く飽きがこなかったです。
 羽田健太郎氏は本当に素晴らしい作曲家だと、再認識してしまいました。


で......まぁ、なんとかかんとか録画環境完成し、録画が可能となったのが、この回からでした!


なので、今回から動画をセットで公開致します


先に動画をご覧になってからお話しを読むか、先にお話しを読んでから動画をご覧になるか、
お好きな順番でお楽しみ下さい!


まぁ、先に動画を見ると、ネタバレしますけど......。


(お断り)
映像に時々プツップツッ....という雑音が入っています。
これは、画面写真撮影用のアプリで画面を撮影した時に、意図せず入り込んでくるノイズです。
毎回入る訳ではないので、マシンの状態や消費リソース等に依存していたようですが、
結局最後まで解消する方法が分からず、妥協してしまいました......申し訳ありません。



【目次】

1周目:待ち構えるはグレーターデーモン

2周目:ジャッカル盗賊隊




■1周目:待ち構えるはグレーターデーモン



では、本日も未入手のアイテムを求め、地下10階第三玄室までを2周します!

残る未入手のアイテムは、下記2種類

・守りの盾
・破邪の指輪


──── 地下10階
     第一玄室へつづく通路....

......と、勇んで地下10階に降りるも、第一玄室に辿り着く前に......、


....敵に遭遇した。


デーモンA オォッ!? コイツラハ!!?
デーモンB ココラヲ荒ラシ回ッテル ガキドモカッ!!?!
   
ランプ 「い、いきなり厄介な敵が出てきましたよ…!」
三洲次 「ど……どうしますか?
 アイテム収集が目的だから、通路で出遭った敵からは基本的に逃げていますけど、
 こいつらだと、逃げるのに失敗すると、ちょっと大変ですよ……」
サーロイン 「う~ん………2匹なら、もし回り込まれても耐えられそうだから、
 1回だけ逃げるのに挑戦してみるか」
三洲次 「では……」


「にげる」をポチッとな。

サーロイン 全員、逃走っ!!
   
デーモンA ウオォォ、逃ゲヤガッタァァ……!?
デーモンB オロカナァァ………ワレラ カラ……逃ゲラレル トデモォォ……!!

ま......、


....逃走成功ですけどね。


──── 第一玄室(1周目)


三洲次 「はぁ…はぁ……なんとか逃げ切りましたね」
ブリスケット 「じゃ、入りやすぜ…」
サーロイン 「うむ。
 ま、グレーターデーモンはさっき出てきたから、さすがにアレより強い敵は出てこないだろ」

バンッ!        ← 扉を蹴破った音



サーロイン ズコーーーーッ!!!

デーモンA オロカモノ メエエェェッッ!!!
デーモンB 逃ゲラレント 言ッタ ダロオオォォッ!!
   
三洲次 「どっから回り込んだんだよ?!!」
ロース 「ねぇ、やっぱりここって、私たちの知らない裏道があるのよ」
ブリスケット 「で、どうしやすか?」
サーロイン 戦う……!!
 戦って、アイテムをゲットするぞ!!

動画撮影を開始して、最初の戦闘グレーターデーモン

では....、


....いってみましょう!!



いきなりロースが動いて、ティルトウェイト(最強の攻撃呪文)をぶっ放す!!

グレーターデーモンには相変わらず効果がないが、これで後続の忍者は一網打尽!!

サーロイン 「さすがロース、相変わらず素早い!
 よーし、負けてられないぞ!!」


サーロイン 「う~ん………一撃で倒せない………」
ロース 「またぁ?!」
三洲次 「直接攻撃なら、村正を持つ俺に任せな!!」


デーモンA ギィヒャアアアァァ…ッ!!(ズシャーン!)
   
三洲次 「1匹、撃破っ!!」
   
デーモンB オノレエエェェ…ッ!!!


三洲次 ぐおおおぉぉっ!!
サーロイン 「くそっ!!
 だが、ラハリトなら大丈夫だ!! 勝機は見えてるぞ!!」



2ターン目!

サーロイン 「今度こそ、任せろ!!」


サーロイン 「う~ん………やっぱり一撃で倒せない………」
ロース 「あなた!! 本当にやる気あるのっっ?!」
サーロイン 「いや、3回ヒットって頑張ってるよね?!
 41ダメージって頑張ってるよね?!」
   
デーモンB オノレエェェ……ヨクモオォォ…ッ!!


サーロイン ぐわああぁぁっっ!!
ロース 敵を怒らせただけじゃないっ!!!
三洲次 「くそっ!!
 くらええぇっ!!


デーモンB グオオオォォォ…ッ!!(ズシャーン!)
   
三洲次 「よし!! 撃破したぞっ!!」
ロース 「三洲次も、もうちょっと早く動いてくれればねぇ……」
ロイン&三洲次 「「いちいちケチつけるの、止めてくれないっ?!!」」


とりあえず録画最初の戦闘は、無事に勝利することができた。


ランプ 「宝箱がありましたよ」
サーロイン 「よし、ブリ助、カルフォだ」
ブリスケット 「カルフォ!!」


ブリスケット 「『毒針』っすね」
サーロイン 「うむ。
 では次は、いつも通り、桃も調べてくれ」
「うぃ」


サーロイン 「こうやって二重に調べれば、『テレポータ』を引く確率を下げ…」
痛えっ!!
サーロイン ?!


「いててて……っ!!」
サーロイン 「………それ以前の……問題………?」

動画の撮影を始めて、一番最初の盗賊の晴れの舞台だというのに、
こいつ......いきなり調べるだけ失敗しやがった........。


ある意味、さすが桃......。





ロース 「あら……剣と小手と、2つ入っていたわ」
サーロイン 「お? これは期待できるんじゃないか?」


・ドラゴンスレイヤー
・銀の小手

ランプ 「おぉ!!
 小手は『銀の小手』ですよ!!」
サーロイン 「なかなかレアなアイテムが手に入ったな!」

よしよし、動画の撮影を始めて最初の戦闘と宝箱は、なかなか良い結果だったな!
幸先が良いぞ!!



では、第二玄室へ行きましょう


──── 第二玄室(1周目)


ジャイアントA シュゥゥ……ゥゥ……ッ!
ジャイアントB グウゥゥ……ゥゥ……ッ!
   
ブリスケット 「今回は大物の敵が出てきやすな……」
ロース 「あら、余裕な相手でしょ」


今回、いきなりロースのマカニト(Lv7以下の魔物を倒す呪文)!!

ロース 「ね!」

いや、もうね、本当にロース様々ですわ!!



ランプ 「宝箱が出てきましたよ!」
サーロイン 「じゃ、桃。
 今度こそ頼んだぞ」
「うぃ」



サーロイン 「よし、今回は解除に成功したな」
三洲次 「ブラスター系の解除は、安定してるな」
Vサイン!
ブリスケット 「えぇと………『ゆびわ』と……」
ランプ 「おぉ! 皆さん!!」



ランプ 「アイテムが3つも…」
ロース 「…入ってるわ!!」
サーロイン 「本当か!?
 よし!さっそく鑑定だ!!」


・宝石の指輪
・沈黙の杖
・悪の鎧

ランプ 「『宝石の指輪』はどうでもいいですが、
 『沈黙の杖』と『悪魔の鎧』は、なかなか良い収穫ですね」
三洲次 「今日はアイテム運が絶好調ですね!」
サーロイン 「いいぞ!!
 この調子で、第三玄室を目指そう!」





──── 第三玄室(1周目)



三洲次 「お! 先制のチャンスですよ!」
サーロイン 「こんな奴ら、先制じゃなくても余裕だがな。
 とは言え、さて、この機会をどう活かすか…?」
ロース 「ねぇ、これを使ってみない?」
サーロイン 「ん?」


ランプ 「使うと破損する可能性があるから、
 こいつら相手にはもったいない気もしますね」
サーロイン 「まぁ、そこそこの数をボルタックに売っているから、運悪く1個ぐらい破損しても、イタくないだろ。
 うむ、良いんじゃないかな?」 
ロース 「じゃ、使うわね」
サーロイン 「では、前衛はシーフを狙うぞ」




見事に先制中に敵を倒す!

ロース 「余裕ね!」
サーロイン 「やはり便利だな。
 先制した時も後衛が機能する点が良いな」


三洲次 「じゃぁ、『沈黙の杖』も積極的に使っていきませんか?
 さっきも1個手に入れてるし」
サーロイン 「そうだな。
 これまでは『もったいない』って使ってこなかったが……」
やべっ!!
サーロイン 「は?」



ロース 「ちょ………ね………あ…………」
「ぁ~~………ロース、悪ぃ………」
三洲次 「さっき褒めた途端、これかよ………」
サーロイン 「………………………………」

録画をはじめた途端、いきなりダメダメっぷりを発揮するとは........、

さすが桃だ...........


あ、宝箱の中には、お金しか入っていなかったです。



さて、第三玄室まで来たので、1周目はここまで。

動画撮影最初の探索としては、内容はなかなか良い方だったと思う。
桃のヘボさが目立っていただけで........。


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■2周目:ジャッカル盗賊隊



では、2周目です。


──── 地下10階 第一玄室(2周目)



いきなりファイアードラゴン相手に先制!!

サーロイン 「2匹ていどなら……」
三洲次 「…先制中に倒しましょう!(スラッ)」


三洲次 「見たかっ!?
 村正の電光石火!!」
サーロイン 「リーダーとして負けてられん!!
 ミキサー剣・カシナート!!スラッ!)」
   
ロース 「はあ?!」
   
サーロイン 必っっ殺!!
 スーパー・ロイン・フラーーシュッ!!(シュルシュルシュル!」
   
ブリスケット 「前転しながら敵に突っ込んでいきやしたぜ……」
三洲次 「なんだ、ありゃ……」


ドラゴンB グィギャアアアァァァッッ!!

サーロイン どうだ?! 俺の新しい必殺技は?!
三洲次 「心なしか、ドラゴンが爆発したように見えたけど…?」
ブリスケット 「ロースはん、久しぶりにロイン殿が一撃で倒したんで、褒めてやっては?」
ロース 「えぇぇ~……前転しながら敵に近づくとか、ダサいからヤダぁ………」
ランプ 「むしろ、あんなのでよく敵を倒せましたね………」



ブリスケット 「カルフォ!………罠は毒針っす」
ランプ 「今日、最初の玄室で失敗した罠ですね」
三洲次 「こりゃ、不安だな……」
ぁあ?!
サーロイン 「まぁまぁ。
 桃、とりあえず開けてくれ」


「うっし!
 開いたぜ!」
三洲次 「まぁ、あれだけ失敗していれば、さすがに学習はしてるんだな」
「何か言ったか?」
三洲次 「腕を上げたな、って言ったんだ」


ロース 「中は……兜と………」
ランプ 「……盾………の2つですね」
サーロイン 「いい加減、盾は『守りの盾』だと良いんだが……」


・忍耐の兜
・悪の盾

ランプ 「盾は、また『悪の盾』ですね」
三洲次 「前回と同じパターンじゃないか」
ロース 「なかなか『守りの盾』が出ないわね」
サーロイン 「しょうがない、次の玄室へ進もう」


と、第二玄室へつながるワープへ向かおうと......、


....一歩踏み出した、途端!!

サーロイン 「ん?」


サーロイン 「なんか部屋の隅っこに人が集まってるぞ」
ブリスケット 「何すかね?」


サーロイン 「シーフの集団だ」
ランプ 「何か話し込んでますね」
   
   
シーフ♠ 「なぁ、知ってるか?
 ローラーレンジャーズって奴らが、ここら辺を荒らし回ってるらしいぜ」
シーフ♥ 「ロールキャベツゥ~?」
シーフ♠ 「違ぇよ、ローラーレンジャーズだ」
シーフ♣ 「それで?」
シーフ♠ 「なんでも高価な装備をたくさん持ってるらしいぞ」
シーフ♦ 「お! じゃぁ、やっつければ、お宝がガッポガッポか?」
シーフ♠ 「しかも上級魔術師協会ってところがそいつらを捜しているから、
 死体を差し出せば、その協会から懸賞金までもらえるかも知れねぇんだ」
シーフ♣ 「いいねぇ!」
シーフ♦ 「おいしい話しじゃねぇか!」
シーフ♥ 「ロールキャベツはおいしいよねぇ~」
シーフ♠ 「おめぇはロールキャベツから離れろって」
シーフ♣ 「俺らシーフ4人組『ジャッカル盗賊隊』の腕前を見せる時が来たって訳だな!」
シーフ♦ 「そいつらのお宝を、俺たちがいただいちゃおうぜ!」
シーフ♠ 「よし、決まりだ!
 次のターゲットは、そのローラーレンジャーズって奴らだ!」
   
   
三洲次 「なんかバカな会話をしてますよ?」
ロース 「私たちって、いろんな奴らに狙われるわね……」
ランプ 「どうします?」
サーロイン 「放っておけ」


ま、速攻「にげる」で逃走。

そして、一歩進んだら......



サーロイン 「ふぁ?!」



ゴーゴン ごおおおぉぉぉっ!!
サーロイン ほぉぉぉおおおぉぉっ!!
三洲次 な、なんでいきなりぃっ?!!

......いきなりゴーゴン奇襲ブレスを喰らってしまった。


イラついたから倒そうかとも考えたけど、無視して逃げた

ブリスケット 「やれやれ……ヒデェ目にあいやした……」
サーロイン 「気を取り直して、前へ進もう」

しかし、また一歩進んだら!!


三洲次 また?!
サーロイン 「今日のこの部屋は、どうなってんだ?!」



ハイウィザード おいっ!!
 逃げたゴーゴンは見つかったか?!
ビショップA いえ、まだです!!
ビショップB こっちの方に逃げたはずなんですが…?!
ハイウィザード くっそー!
 どこに逃げにおった?!
ビショップC ちょっと目を離した隙に逃げやがって!!

サーロイン 「なんだ………あれ………?」
ランプ 「そう言えば、レベル8ビショップの後続って、ゴーゴンでしたね」
ロース 「じゃぁ、さっきのゴーゴンって、こいつらの後続の奴だったの?」
ブリスケット 「ちゃんと手なづけておいてほしいっすな……。
 余計なダメージを喰らっちまったっすよ………」
三洲次 「どうしますか? あいつら?」
サーロイン 「大した経験値にならないし、牛(?)を探すのに夢中なようだから、放っておこう」


こいつらも無視して、第二玄室に向かうことに......。





──── 第二玄室(2周目)


バンッ!


??? 「ははははは!!」
??? 「待っていたぞ!!」
サーロイン 「は?」


シーフ♠ スペード・シーフ!(シュピーン!)
シーフ♦ ダイヤ・シーフ!(シュピーン!)
シーフ♥ ハート・シーフ~!(シュピーン!)
シーフ♣ クローバー・シーフ!(シュピーン!)
シーフ4人 「「我ら『ジャッカル盗賊隊』!!」」
サーロイン 「あれ? こいつらって……」
ランプ 「さっき第一玄室の隅っこにいた奴らですよ」
サーロイン 「だな………」
シーフ♠ 「お前らが来るのを、首を長くして待っていたぞ!」
シーフ♦ 「覚悟するんだな!」
シーフ♣ 「じっくり料理してやるぜ!」
シーフ♥ 「ロールキャベツだからねっ!!」
サーロイン 誰がロールキャベツだっ!!
シーフ♦ 「だから、おめぇはロールキャベツから離れろって!!」
シーフ♣ 「本当に料理するみたいじゃねぇか……」
ロース 「ねぇ、どうするのよ?」
ランプ 「アイテムも期待できなし、無視しましょう」
サーロイン 「そうだな」
シーフ♠ 「では、さっそくお前らの持ってるお宝を…」
サーロイン 「じゃあな」
シーフ4人 「「は?」」


バタンッ!


ブリスケット 「あやつら、マジで狙ってきやしたか……」
ランプ 「ま、ロクなアイテムを持ってないですから、あいつらはガン無視しましょう!」
サーロイン 「そうだな。
 では、奴らがどっか行くまで待ってから、入り直そう」

………………………………

………………

──── 玄室内......

シーフ♠ 「あっさり逃げられたな……」
シーフ♥ 「美味しいモノは逃げ足早~い~、ってぇ本当だなぁ~」
シーフ♣ 「くっそー! 俺たちをなめやがって!!」
シーフ♦ 「なぁに、ジャッカルは獲物を仕留めるまで、どこまでも相手を追い駆け続ける動物……。
 俺らはその名の通り、狙ったターゲットは倒すまで諦めないぜ!!」
シーフ♠ 「あぁ!!
 ここが無理なら、次の玄室で待ち構えるまでだ!!」

…………

……………………

………………………………

サーロイン 「そろそろ、いいだろう……」

で、入り直して......、


....一度ブリーブの集団をやり過ごしたら......、


....出てきたファイアードラゴン1匹一撃で倒す



宝箱の罠はメイジブラスター

桃は、ブラスター系の解除はやっぱり安定しており(比較論)、今回も問題無く解除


しかし、中のアイテムは「ひび割れた胸当て」だった。
残念。



かくして、次はいよいよ第三玄室

動画撮影を始めた回での、最後の玄室です。


──── 第三玄室(2周目)


サーロイン 「では、本日最後の玄室に入ろう」
三洲次 「さて、何が出てくるか…?」
サーロイン 「まぁ、今日はシーフがやたら出て来たから、さすがにそれ以外の敵だろ。
 では、行くぞ!!」

バンッ!



サーロイン ズコーーーーッ!!!

シーフ♠ 「ははははは!!
 俺たちから逃げられると思うなよ!!」
シーフ♣ 「ジャッカルが獲物を追い駆け続けるが如く……」
シーフ♦ 「……俺たちは、どこまでも付きまとってやるぜ!!」
シーフ♠ 「さぁ、覚悟するんだなっ!!
 今からてめぇらを、たっぷりと痛めつけてやるからな!!」
シーフ♣ 「じわじわと皮を剥ぎ……」
シーフ♦ 「ゆっくりと切り刻み……」
シーフ♥ 「じっくりコトコト煮込むぞ~! ロールキャベツだけに~!」
サーロイン だからロールキャベツじゃないっ!!
シーフ♠ おめぇは、いい加減ロールキャベツから離れろってっ!
シーフ♦ おめぇが喋ると、ただ料理してるだけになるんだよっ!!
シーフ♠  … △□○×▽ …っ!
シーフ♣  … ○×▽△□ …っ!
シーフ♦  … ▽△□○× …っ!
   
ロース 「なんなのよ……こいつら………」
ランプ 「1人だけ変なのがいますね………」
サーロイン 「今の内に逃げるか……」

パタン!


シーフ♠ 「あ………」
シーフ♥ 「ロールキャベツが、また逃げたぁ~」
シーフ♣ 「おめぇが下らねぇこと言うからだろ!!」
シーフ♦ 「おい! どうすんだよ?」
シーフ♠ 「な~に、逃げたら逃げたで、また追いかけ続けるだけだ!!」
シーフ♣ 「おぉ! 絶対に奴らのお宝を手にしてやるぞ!」
シーフ♦ 「そうだな!
 次こそは絶対に仕留めてやるぜっ!!」


「ジャッカル盗賊隊」……4人揃えば無敵の切り札となる!

ローラーレンジャーズに負けるな、ジャッカル盗賊隊

次回、「三軸の門の戦い」にご期待下さい。(声:大○透)

 


 

作者「まだ終わってない!!まだ終わってないよ!!」


........え?

まだ終わってない?

失礼しました。



──── 再び第三玄室前......


サーロイン 「あいつらもそろそろどっか行っただろう。
 では、入り直すぞ」

バンッ!


サーロイン 「なに?!」


サーロイン うぎゃあ!!


ブリスケット ぐほぉおっ!!


ブリスケット ぎゃっ!!

奇襲ターン終了......


サーロイン 「ぜぇ…ぜぇ……ゆ、油断した………」
ブリスケット 「あっし、32ダメージも喰らっちまったっす……」
ロース 「相変わらずダメねぇ……。
 ま、大したことない相手だし、さっさと片付けましょう!」
三洲次 「じゃ(スラッ!)」


ハイプリースト うぎゃあああぁぁっ!!


ジャイアント達 「「ウホオオオォォォッ!!」」


ロース 「余裕ね!」
三洲次 「余裕だな!」
サーロイン 「やり返せなかった………」
ブリスケット 「返り討ちにできなかったっす………」
ランプ 「まぁまぁ、とりあえず宝箱を開けましょう」



三洲次 「ここ…………第三玄室だよな………?
 ………イヤな胸騒ぎが……………」
「なんか言ったか?!」
三洲次 「財宝に胸が高鳴る、って言ったんだ」
サーロイン 「まぁまぁ」
ブリスケット 「最近は2周目も解除が安定してやすし、さすがにもう大丈夫なんでは?」
ロース 「信用してあげなさいよ」
三洲次 「( いや………みんな、桃のことを分かってない……! )」
サーロイン 「ま、とりあえず桃にも調べてもらおう。
 ガス爆弾じゃない可能性もあるからな」
「うぃっす」



「あ…………」
三洲次 「やっぱり!!(ダダダダダ…ッ!!)」



「あ~~………悪ぃ…………」
   
三洲次 「(ほら……やっぱり………)」

こいつ!!
1日に2回「調べる」だけ罠を暴発させやがった!!!

ありえねえええぇぇっ!!

それも、キッチリとオチでも!!!


......まったく戦闘に参加してないのに、よくもまぁ、目立つ奴だ........。




あ、宝箱の中は「忍耐の兜」でした。


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「126.三軸の門の戦いシーフ戦隊 盗賊ファイブ」へ



名前 LV H.P. コメント
サーロイン 15 128 18 17 16 17 15 13 1 0 時々思い出したように首を刎ねるな、お前って。
三洲次 15 148 18 18 18 18 17 18 5 4 やっと前衛として安定した戦力になってきた。
19 159 18 18 18 18 17 18 0 0 動画撮影を始めた途端、目立ちだしたな、お前。
ロース 17 158 16 18 18 18 18 12 0 2 通常運転。いや、それでいいぞ。
ランプ 21 94 18 18 18 16 17 15 0 9 そろそろ新しいアイテム出てくれぇ~!
ブリスケット 16 115 17 18 18 16 16 14 3 5 今回、敵の奇襲でしか画面に名前が出なかった?

 


【更新履歴】
2021年 8月21日:一部の表現を見直しました。
2021年 5月29日:次ページへのリンクを設定。
2021年 5月22日:新規公開。