さて、無事に毒消しの薬も補充し、再び地下2階の探索に戻る。
とりあえず、「蛙の置き物」があったエリアのマップが完成していないので、まずはそこから。

そうしたら今度は、とうとう忍者が登場！！！

一発でこちらを死に至らしめる「クリティカルヒット」の使い手たち！！！
しかも、なんと６人も！！！

ロイン	「げ！こいつら…、人の首を刎ねる忍者たちだ……」
ブリスケット	「もしてかして……やばいんでは……？」
ロース	「しかも、６人もいるわよ……」
ランプ	「どうします？」
ロイン	「まともに戦って……死人でも出した日には……」

忍者たちは、じーっとこちらを睨み、攻撃の隙をうかがっている....。

ランプ	「このままじゃ、やばいですよ……」
ロイン	「………えぇと……… 　あ！巫女さんがすっ裸で歩いてるっ！！」
忍者Ａ	「は？」
忍者Ｂ	「え？」
忍者Ｃ	「なんと？！」
忍者Ｄ	「本当でござるか？」
忍者Ｅ	「どこじゃ？」
忍者Ｆ	「どこでござる？！」
ロイン	「今だ！逃げろーっ！！！！」

脱兎のごとく逃げ出すローラーレンジャーズ........。

ブリスケット	「はぁ…はあ……、なんとか逃げおおせたっす…」
三洲次	「ぜぇ…ぜぇ……、なぁ、ロイン……、もうちょっとマシな表現はなかったのかよ……」
ランプ	「はぁ…はぁ……、そうですよ……、すっ裸だったら、巫女かどうか分からないですよね？」
ロース	「ツッコミどころ、そこなの？！」

いやぁ...、忍者は、出てくるだけで、血の気がひくわ....。
ノーリセットだと、これほどまでに「死」が怖くなるとは思わなかった....。

やはり、１つ階が変わるだけで、大分違うものなんだな...。

なので、その後はしばらく安全に、地下１階で経験値稼ぎをすることにした。

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地下１階で経験値稼ぎをしていたら、とうとう宝箱から通算２個目のアイテムをゲット！

....って、また「かぶと」だった。
ボルタックに売却だな。

しかし、地下１階に戻って戦闘をし始めて、気付いたのだが.....、

....ロース(僧侶)の攻撃力が弱すぎる！

スライム相手に２のダメージとか、ちょっと弱すぎだろ。

これは....なんとかしたいが....、ボルタックで買える武器じゃぁ、たかが知れているし.....。

レベルを上げるしかないのかなぁ....。

なんて思っていたら、無事にロースもレベル６に成長。

ちゃんと、力がアップしてくれた。

そして、とうとうディアルコ（麻痺治癒の魔法）を習得！！！

回復はほぼ一人で担ってるので、頑張ってくれよ！

なお、他のメンバも、ここら辺の前後で、それぞれ１レベルアップを果たしている。

ロイン(魔法使い)は、ただでさえチームで一番ノロいのに、さらに素早さが落ちやがった！！
こいつ、使いモノになるんだろうか……。

一方、ブリスケット(侍)は、Ｈ.Ｐ.がパーティー初の５０台に到達！
「力」も、同じ侍の桃に遅れてとは言え、最高値の１８に成長！！
これは頼もしい！

そして、これまた桃に遅れて、やっと２つ目の呪文「デュマピック」(現在位置調査の呪文)を習得した。

......同じ侍なので、つい桃と比較してしまうが、桃が優秀過ぎる(ボーナス２９で誕生)ので、比較するのはちょっと可哀相かな。
ブリスケットは、普通によく成長していると思います。

で、ランプ(司教)も、同じく「デュマピック」を今さら覚えた。

ロイン	「うむ、とりあえず全員成長はしているな」
ロース	「あなたが一番成長してないわよね？」
ロイン	「………おまえ、ちょくちょく嫌味を言うよね？」
ロース	「うるさいわね。それより、ロイン？」
ロイン	「ん？」
ロース	「あなた、マハリト使えたわよね？」
ロイン	「……………あ！」
ロース	「この人、やっぱりダメだわ……」

 

忘れてた........
　

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さて、レベル６にもなると、さすがに経験値が少ない地下１階では、育てるのが厳しくなってきた。

マハリト（グループ攻撃の火炎魔法）とディアルコが使えるようになった……マハリトは元々だけど……ことだし、経験値稼ぎの場を、地下２階へと移す。

って、マハリト、強っ！！

いや、マジで敵が片っ端から死んでいく。
すごいな。

おかげで、地下2階で敵と出会っても、ノーダメージで進んでいくことが多くなった。

それこそ、ダメージを喰らうよりも先に、呪文の使用回数が無くなる方が早いことも。
つまり、地下2階で経験値稼ぎをして帰ってきても、ノーダメージというケースも。

すごい！

すごいよ!! マハリトさん

で、調子に乗って玄室戦闘を繰り返し、宝箱を開けていたら....、再び......罠に「ばくだん」が。

三洲次	「む……！ これは……爆弾が仕掛けられている！」
ロイン	「なに？！ 本当か？」
桃	（ダッーーーッ！！！ササッ！........ジ～～ッ........）
ロース	「桃が、陰に隠れちゃったわ」
ランプ	「それが普通の反応です。私も……（サササッ！......ジ～～ッ......）」
ロイン	「三洲次……お前、全然信用されてないぞ」
ブリスケット	「そりゃ、この前がこの前ですからねぇ」
三洲次	「大丈夫です！前回でちゃんと学習しましたから、今後は問題な……」

ブリスケット	「ゲホッ……ゴホッ……、ちょ……、三洲次っち、全然学習してないでござるよ……ゲホッ！」
三洲次	「………はゃあ～ぁ………」
ロイン	「おい……ゲホッ……、みんな無事か？被害状況は？……ゴホッ……」

前回で学習し、今回は隠れていた桃はノーダメージ。さすが。
そして、やっぱり隠れていたランプも、今回もなんとノーダメージ。

桃	「…………」
ランプ	「皆さん、隠れた方がいいですって」

そして、宝箱の近くに立っていた３人は軽傷を。

ブリスケット	「ガホッ……、３ポイントのダメージっす」
ロース	「コホッ……、１ポイントのダメージよ」
ロイン	「俺も３ポイントのダメージだ。……三洲次は？」

今回、三洲次は完全に逃げ遅れ、爆発が直撃....、

三洲次	「７ポイントも喰らっちゃいましたぁ～……はえぇ～……」
ロイン	「罠が爆弾の時は、しばらく見送るかなぁ………」

なんて言っていたら........

三洲次	「よぉ～し！今度こそ！！」
ランプ	「ちょっ！！！おいっ！！」
ロイン	「おい！三洲次っ！！タダの爆弾じゃないんだぞっ！！」
ロース	「やめて！！毒消しの薬は、今２個しかないのよっ！！」
ブリスケット	「みんなを毒にするつもりでござるかっ！！」
三洲次	「だぁ～い丈夫、大丈夫！こんなのチョチョイのチョイで！」
ロイン	「桃おぉっ！！止めろぉ！！！」
桃	「三洲次いぃっっ！！！こっちに来いっっ！！！」
三洲次	「あっ！ちょ！桃！！放して！放してっ！！今度こそ！今度こそ頑張るからっ！！」
ロイン	「どうせ１０ゴールドとかそんなのだろうから、別にいいだろ」
ランプ	「毒消しの薬５～６個とじゃぁ、全然割に合いませんからね」
三洲次	「なんで？！なんで爆発する前提なのおぉぉっっ！！！ちょっと！放してえぇぇ！！」
桃	「いいから、こっちに来いっっ！！！」

ここ最近の爆弾処理の失敗を見てると、怖くて任せられない。
久しぶりに、そのまま去って来た。

三洲次	「スタナーごときなら、もう楽勝だぜ！」

三洲次	「ぐ……ご……ぎ……」
ランプ	「もうギャグでやっているとしか……」
ロイン	「全然成長しないな……」
ロース	「やったね！三洲次！初ディアルコよ！」

ピロリン☆

三洲次	「が………あ？……あ、治った」
ロース	「でしょう？ これで、大好きなスタナーにかかり放題よ！」
三洲次	「別に好きで失敗してるんじゃないんですけど………」

 

今の状態でこれじゃぁ、いずれテレポータとか出てきた日には、どうなるやら......。
　

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なんて言っておいてなんですが、ここに来て、一気に３～５個目のアイテムを続々とゲット。

ま、まだ地下２階なので、大したものはなく、全て売却したけど。

一方、経験値の方もかなり稼いだので、パーティーメンバがレベル７へとレベルアップを果たしていく。

ロイン(魔法使い)は、とうとうグループ攻撃呪文で、１レベル上の「ダルト」(冷気魔法)を習得！！
レベル４の呪文は、マハリト(火炎魔法)の強化版のラハリト(爆炎魔法)もあるが、ダメージ量ならダルトでも一緒なんだよね！

そして、今回の一連ベルアップで一番素晴らしかったのは、なんと言ってもロース(僧侶)だ！！

熱望していた
・ディアル（中級の回復魔法）
・ラツモフィス（解毒の魔法）
を、一発で習得してくれたのだ！

これはデカい！

これで毒をタダで治せるので、毒消しの薬で金が飛んでいくことがなくなる。

良くやった、ロース！！
優秀だぜ！！ロース！！

ロース	「毒針にだって、刺さり放題よ！」
三洲次	「だから好きで失敗してるんじゃないっっ！！」

 

名前	職	LV	H.P.	力	知	信	生	早	運	死	コメント
ロイン	魔	7	18	13	16	9	15	12	11	0	ノロい。遅くちゃ頼みの魔法も役に立たず。
三洲次	盗	8	29	14	13	5	13	16	14	0	素早さは上がらないし、運は下がるし…。
桃	侍	7	54	17	18	15	18	18	13	0	あ、力が下がった。
ロース	僧	7	31	11	15	17	14	16	9	1	ディアルとラツモフィスの一発習得は見事！
ランプ	司	7	28	13	16	15	10	16	7	0	マジで呪文覚えねぇ…。
ブリスケット	侍	7	58	18	16	13	18	14	9	0	H.P.と力で桃を上回ってきた。頑張ってる。

　

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