現在、ギアラ(魔法使い)の全呪文習得を目標に、
地下４階のコントロールセンターで経験値稼ぎをしています。

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──── 地下４階　コントロールセンター

それでは、本日も行ってみましょう！

まず、初戦は？！

いきなりですかあああぁぁっ？！！

センマイ	「うわああぁ？！！」
ハチノス	「な、何が来たああっ？！！」

タタッタタッタタッタタッタタッタタ…ッ！

ギアラ	「番犬ですっ！」
センマイ	「なにいいいぃぃ！？」

タタッタタッタタッタタッタタッ...

ハチノス	「通り過ぎてったぞ………」
センマイ	「何だ……？　今の……？」
ギアラ	「…………………………」

..........とりあえず、次。

またですかあああぁぁっ？？！

？？？	「シャアアアァァァッ！！」

ギアラ	「ぎゃあああっ！！」

ちょっ？！

コープスＢ	「ショオオオォォッッ！！」

センマイ	「ぐわああぁ！！」

ギアラ	「………ぐ…………ぎ…………」
ハチノス	「うわああぁっ！！ギアラがああぁっ！？」
センマイ	「攻撃呪文が使えるギアラがああぁ！？」
美濃	「あらあら……では、ここは私の出番ですわね」
ハチノス	「美濃っ？！　いけるかっ？！」
センマイ	「頼むぞ！！」
美濃	「えぇ。 　それでは、こちらの方々には、 　今すぐ、あの世へとお戻りいただきますわ」

見事だ！！　美濃! ! !

ってか、これって、美濃(僧侶)とギアラ(魔法使い)の順番を入れ替えてなかったら、
治療できる僧侶が麻痺していたところだった......。

この４人の場合、魔法使いを前衛に出したこの隊列の方が、
地下４階で稼いでいく分には、良いかも知れない。

まぁ、でも、これが普通だよな。
ローラーレンジャーズの４人パーティーが異常だったんだよ......。

ってな訳で、この隊列のままで、ガンガンと経験値を稼いでいきましょう！

次は......？

おぅ......。
ローラーレンジャーズの４人を窮地に陥れたグレイブミストが、再び登場。

美濃	「あらあら、また私の出番ですわね。 　それでは、こちらの３名様も、早速 あの世へと旅立っていただきますわ」

ミストＡ	「ショオオオオオオオオ......」
ミストＢ	「ヒョオオオオオオオオ......」
ミストＣ	「ホュオオオオオオオオ......」

美濃	「あら、旅行を手配したお駄賃を頂けましたわ」
センマイ	「なんじゃ、そりゃ？」

で、間に......、

....一戦挟んだら......、

....また、こいつら？！！

美濃	「またまた私の出番ですわ！ 　それでは、こちらの団体様には、地獄の一丁目への片道旅行をご案内致しますわ！」

コープス達	「「グビョオオオオオオオオオオオオ....」」
美濃	「本日は美濃旅行代理店をご利用下さり、誠にありがとうございました」

美濃	「うふ、今回の売り上げですわ」
ギアラ	「格安ツアーですね………」
センマイ	「ま、片道旅行だしな……」

とりあえず、次にいきましょう。

ギアラ	「とおっ！」

プリーステスＡ	「きゃぁっ！エッチぃっ！」
センマイ	「女性に『飛びかかる』なんて、ギアラも大胆だなぁ！」
ハチノス	「いやぁ、ギアラの好みが、まさかプリーステスだったとは！」
ギアラ	「え？……いや……違……」
美濃	「不潔ですわっ！」
ギアラ	「え？　いや？！ 　え？　どうすれば良かったの？！」

....ってか、前回もそうだったけど、ギアラって１ダメージが多いんだけど......。

まぁ、その後は......、

....そこそこ奇襲を喰らいながらも、淡々と戦闘をこなしていく。

そうこうしていると、またもや......

....こいつらが。

美濃	「これは私の出番ですわ！！ 　いつも美濃旅行代理店をご利用くださり、ありがとうございます！」

コープス達	「「ブジョオオオオオオオオオオオオ....」」
美濃	「素敵な三途の河への片道旅行を、どうぞお楽しみ下さい」

美濃	「あら、人数が少なかったから、前回より売り上げが落ちましたわ」
センマイ	「格安ツアーにもほどがあるぞ……」
ハチノス	「毒消し１つ買えねぇって、安過ぎだろ……」
ギアラ	「あの、それ以前に……経験値を稼ぎに来て……」
美濃	「あら？！ 　立て続けに、新しいお客様がお越しですわ！！」

美濃	「お客様！快適な黄泉の国へのご旅行はいかがですか？片道で？」
コープスＡ	「フン！フン！（首を振って拒否）」
コープスＢ	「ウゥ！ウゥ！（手を振って拒否）」
美濃	「あら、残念ですわ……せっかくの掘り出し物のツアーですのに……」
センマイ	「なんで全部片道なんだ…？」
ハチノス	「まぁ、帰って来られても、それはそれで困るけどよ……」
ギアラ	「ねぇ……普通に経験値を稼ぎましょうよ……」

そんなこんなで、とりあえず順調に戦闘をこなしていく。

基本的には、敵の数が少ない場合は......、

.....電光石火のセンマイ、ハチノスの攻撃で。

敵の数が多い場合は......、

....ギアラの攻撃呪文で倒す。

だいたいこれで片が付く。

なんてやっていたら、意外にも少しずつギアラが肉弾戦に目覚めてきたのか、
１ダメージなんてヘボな状態が解消されていき......

....ちょくちょくと、一撃で敵を葬ることも出てきた。

って言うか、体力のあるワーベアを一撃で倒した時は、ちょっと驚いた。

調べたら、ワーベアのＨ.Ｐ.は最小で 5 とかあるらしいので、
当たりが良ければ、魔法使いでも倒せなくもないんだな。

ま、おかげで、ますます順調に戦闘をこなしていけるようになった。

イイ感じじゃない？！

よしよし！

この調子で、ガンガン経験値を稼いでいきましょう！

おっと、こちらの先制となったぜ！

もうイケイケだね！！

美濃	「まぁ！　久しぶりのお客様ですわ！」
ギアラ	「お客様？」
美濃	「それでは、皆様を冥界への片道ツアーへご招待致しますわ！！」

美濃	「あら、皆様でご一緒に行かれないなんて、仲が悪いのかしら……」

ちっ....、せっかくの先制だったのに、１匹しかディスペルできなかった。
これなら、戦士たちにも攻撃させれば良かった。

さっきまでディスペルの調子が良かったので、油断したわ。

ま、電光石火のドワーフ兄弟２人と、もういっちょディスペルを重ねて、楽勝でしょっ！

ハチノス	「うりゃあああぁぁっっ！！ 　突き刺しまくって、蜂の巣にしてやるぜええぇぇっっ！！」

よーしよし！

........................。

え？

おぉ？　珍しくセンマイが遅れをとりやがったぞ！

まぁ、美濃のディスペルがあるから、大丈夫かな？

美濃	「それでは、無間地獄への片道旅行など、いかがでしょうか？」

美濃	「え？　こちらのツアーもお気に召さないのですか？」

おいおい......ちょっと、まずくね？

え？　え？！

うおぉぉ.......。

まさか、こんな敵相手に、３ターンもかかるとは思わなかった。

まぁ、相手はもう２匹だし、次でなんとか......

美濃	「それでは、只今大変ホットな灼熱地獄への片道ツアーなど、いかがでしょう？」

美濃	「あら、お一人だけ？」

え？！　　え？！　　え？？！

ま.....まぁ、後は素早さ１８のハチノスが攻撃して......、

え？！　　え？！　　え？！！

一撃で殺せないの？！

な....、なんか雲行きが、おかしくなってきてないか........？

どわああああぁぁぁぁぁっっ！！！！

マジっすかっ？！

マジっすか、これ？！！

え？　なに？　これ？！！

先制してたのに！！！

なに？！　この状態？？！

これ......グレイブミストが先に動いたら......ヘタすりゃアウト（全滅）だよ......。

１対１のタイマン勝負。

先に動いた方が勝つ。

これは.....気分は、完全にアメリカ西部劇の早打ち勝負だよ。

ミストＤ	「フォオオオォォォ………」
美濃	「あらあら……、お目の高いお客様ですこと。 　そのようなお客様には、美濃旅行代理店とっておきのツアー、 　『閻魔大王のディナーショー付きスペシャルツアー（片道）』へ、必ずお連れしてみせますわ！！」

......いざ！！！

勝負っ！！！

美濃！！！　先に動く！！！

見事、勝利！！！

美濃	「本日も美濃旅行代理店をご利用下さり、誠にありがとうございました」

危っぶねぇ........

先制できたのに、まさかこんなことになるとは、思わなかった。

さて、今回は僧侶を後衛に配置していることもあり......、

....全員無事に麻痺から回復。

よしよし、まだ戦えるぜ！

美濃	「あら！　いらっしゃいませっ！ 　本日のオススメは『新春！グレーターデーモン狩りツアー！（片道）』で……」

美濃	「まぁ！ひどいですわ、ギアラ！！ 　先に全部倒してしまわれるなんてっ！！」
ギアラ	「ディスペルすると経験値が入らないから、 　こっちの方がイイんですっ！！」
ハチノス	「ってか、今サラリとトンデモねぇツアーを紹介してなかったか…？」
センマイ	「苺狩りみてぇに紹介しねえで欲しいな……」

なんてこともありつつ、その後も順調に戦闘をこなしていくと......、

....またもやこちらの先制！

センマイ	「おりゃああああぁぁ！！！ 　切り刻んで、千枚に下してやるぜええぇぇ！！」

ハチノス	「よっしゃああぁっ！！ 　突きまくって、蜂の巣にしてやるぜええぇぇ！！」

ギアラ	「えいっ！」

........................。

とりあえず、先制中に２匹ほど片づける。

ま、後はダルト(グループ攻撃呪文)あたりを唱えて終わ......

どぅっわあああああぁぁぁっっっ！！！！！

マジっすかっ？！

マジっすか、これ？！！

え？　なに？　これ？！！

先制してたのに！！！

なに？！　この展開？？！！

と、とりあえず......、

....戦闘を終わらせ......

....って、１人耐えやがったあぁぁっ！！！

ハチノス	「兄者の仇いいいぃぃっっ！！！」

おぉ！　ハチノスが漏らした１人を倒したぞ！

ってか、見事に兄貴の仇を討ったぜ！！

いや、ハチノスって、兄貴を殺されたら、いつもキッチリと仇を討つな！

さすが弟者！！

なんて感心してないで、急いで退却っ！！退却っっ！！！

…………

……………………

………………………………

──── カント寺院

ふぅ....とりあえず一安心......。

なんか、久しぶりのクリティカルヒットでビビッたわ！！

これだからウィザードリィは、油断ならねぇぜ！！！

しかし........

....レベルアップは遠いなぁ........。

 

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名前	職	LV	H.P.	力	知	信	生	早	運	吸	死	コメント
美濃	僧	13	99	11	13	18	18	18	16	0	2	よく見ると、こいつらの素早さってスゲェ高い。
センマイ	戦	13	110	18	13	18	18	17	11	0	5	まさかレベル13なのに地下4階で死ぬとは……
ハチノス	戦	13	105	18	14	18	18	18	14	0	3	兄者が殺されると、いつも仇を討つ。
ギアラ	魔	13	72	11	18	17	18	18	15	0	2	ちょっとは前衛にも慣れてきたのかな？

 

──── ギルガメッシュの酒場　夕食時....

ランプ	「お疲れ様です、ロイン」
ブリスケット	「ロイン殿、お疲れっす」
サーロイン	「おぉ、待っていたぞ。 　状況を聞かせてくれ」
ランプ	「まだ整理できていませんが、この調子なら、 　数日中にもアイテムの情報は網羅できると思います」
ブリスケット	「あっしの方も、名だたるパーティーとは、おおむね話しができやした」
サーロイン	「順調そうだな」
ブリスケット	「いえ、あっしの方は、ちょいと問題が……」
サーロイン	「なんだ？ 　もう痴話喧嘩か修羅場でも？」
ブリスケット	「いや、真面目な話しっす。 　実は２つほど、名前だけで確認が取れねぇアイテムがありやして、困ってやす」
サーロイン	「２つも？」
ブリスケット	「えぇ。 　で、その２つは人脈が広いランプはんの情報網を頼った方が良いかと」
ランプ	「じゃぁ、その２つは私が確認をしましょう」
ブリスケット	「頼み申す」
サーロイン	「あと少し、ってところか。 　では、引き続き頼むぞ」
ランプ	「了解です」
ブリスケット	「お任せ下され」

「87.分け前は誰に？」へ