105.奇襲、悲喜こもごも

【登場人物】  
三洲次 元盗賊だった日本男児の侍。発音は「みすじ」。
美濃 いろいろミステリアスな日本人の巫女(僧侶)。
ハチノス ドワーフの戦士(弟)。敵を蜂の巣に突く名手。
ギアラ 救助隊リーダーを務める病弱なエルフの魔法使い。

読了時間 (目安):約10分
※ページが崩れる場合、本サイトのキャッシュをクリア願います。



新年あけましておめでとうございます

丑(うし)年らしく、本サイトも牛の写真でお祝いです!

さぁ牛だ!



「このネタ、SNSでたくさん見たぞ!」という読者のツッコミをガン無視して、さっそく本編にいきます!
執筆と公開の時期がズレてるから、許して下さい…

 

【前回までのあらすじ】

三洲次(侍)を含む救助隊4名のパーティーが地下10階壊滅したが、
メインパーティー・ローラーレンジャーズを使って、無事に救出完了!!


レベル挽回メンバーも復活したので、再び地下10階での経験値稼ぎを再開します!

それでは、今年も頑張っていきましょう!




──── 地下10階 第一玄室(1周目)


ギアラ 「本当に、こんなこと続けるんですか?」
三洲次 「一度や二度の失敗がなんだ!
 むしろ失敗を繰り返して、成長していくんだ!」
美濃 「命と引き換えてまで失敗していると、寿命が縮みそうですわ」
三洲次 「いや、実際に縮んでるって……」
ハチノス 「で、本当に行くっすか?」
三洲次 「もちろん!」

バンッ!        ← 扉を蹴破った音



ドラゴンゾンビA ギシュアアアァァッッ!!
ドラゴンゾンビB シュアアアアァァッッ!!
   
三洲次 「えええぇぇ?!
 復帰して、いきなり最初の敵がこいつらなのぉっ!?」
ハチノス 「ご丁寧に、数まで一緒かよっ!」
ギアラ 「え? た……戦いますか?」
三洲次 もちろん!!
 トラウマを払拭するには、むしろ願ってもない敵だっ!!!

いきなりリベンジの時!!!

....って、ここは第一玄室だし、第二玄室のドラゴンゾンビ4匹ローラーレンジャーズが倒したので、
正確にはリベンジではないかも知れないけど。

まぁ、今回は奇襲も無いし、ギアラがティルトウェイト(最強の全体攻撃呪文)を使えるので、
問題無く勝てるはず!!


いざっ!!


三洲次 「あ……れ………?」
ハチノス 「ちょっ!? 嫌な予感が…っ!?」

しかし!!


すぐ次に、ギアラティルトウェイトがさく裂!!
しかも全て無効化されず、見事的中!!!

ただ......


....1匹だけ攻撃を耐えやがった。

そして、その耐えた1匹から攻撃がっっ!!!

三洲次 「うわあああ……っ!!」



三洲次 「あ?」

は?


ソピック?!
(*) 自分の防御力強化呪文


......なんでそんなクソ呪文..........。


そんな呪文唱えることがあるなら、壊滅した戦闘の時にも使ってほしかったなぁ......。
そうすりゃ、被害を抑えられたのにぃぃ......。



ま、今回は勝てるでしょう。

三洲次 「よーし!!
 一撃で倒して、トラウマ払拭っ!!」


三洲次 「…………………………」
ギアラ 「三洲次さん、まだどこか怯えがあるのでは……?」
三洲次 「ぇぇぇ…………」
ハチノス 「こいつは、オレに任せなっっ!!
 突きまくって、蜂の巣にしてやるぜええぇぇっっ!!


ハチノス 「…………………………」
三洲次 「うん……まぁ………あいつソピック唱えてたしな………」
美濃 「私が攻撃のお手本をお見せ致しますわ!!」
三洲次 「え? 僧侶のお前が?」


三洲次 「…………………………」
美濃 「おほほほ! 余裕ですわ!」
三洲次 「ダメージはショボイけど………」
ハチノス 「ヒットさせただけ、オレたちより偉いか……?」
ギアラ 「怖いもの知らずですよね、彼女……」


ハチノス 「あいつ、ソピック大好きか…?」
三洲次 「この前の時も、こいつが居てくれたらなぁ……」
ギアラ 「あの……早く倒してくれませんか……?」



なんとか次のターンで三洲次がきっちり攻撃を当て、無事に勝利

三洲次 「一応勝てたから、トラウマ払拭……ってことで……」
ハチノス 「かなりグデグデだったけどな………」

とりあえず宝箱にいきましょう。


美濃 「カルフォ! …ガス爆弾ですわ」
三洲次 「念のため、もう一度カルフォだ」
美濃 「そんな……!
 まだ私をお疑いになられるのですかっ?!」
三洲次 念のため、って言ってるだろ!!
 いいから、もう一度カルフォだ!!


三洲次 「よし、これならガス爆弾で間違いないだろう」
   
美濃 (……そろそろそろ………) ← 離れていく
   
三洲次 「じゃぁ、罠を外…」

    ボンッ!!


いきなり失敗しやがった!!!


三洲次 ぐはぁっ!! ごはぁっ!!
   
ハチノス 「三洲次さんって、あれで元盗賊だったのかな……?」
ギアラ 「腕が落ち過ぎですよね……」
美濃 「いいえ、それは違いますわ」
ギアラ 「え?」
美濃 「むしろ 以前にも増して腕が上がっておりますわ
 お笑いの」
ハチノス 「盗賊の仕事を何だと思ってんだ?」

それはいいとして、宝箱の中から......、


....なんと2本も出てきた。

2本か......これは期待していいかな?


──── 第二玄室(1周目)


さて、第二玄室は......?


あ、余裕ですね!


余裕でした!



こいつらは宝箱を持っていないので、お金だけもらって......


....ここでへ戻る。


………


………………


………………………


──── ボルタック商店

さて、リベンジ戦でゲットした剣2本は、何かな?


三洲次 「ランプとブリ助が作ったリストによると………えぇと………、
 5,000G.P.の剣はたくさんあるなぁ……」
美濃 「もう1本は、いかがですか?」
三洲次 「7,500G.P.の剣は………え~~と………、
 1本しかないのか………って、ええぇっ!?
美濃 「どうかされましたか?」
三洲次 こ、これはああぁぁっっ!!!



カシナートの剣3本目きたあぁぁぁーーーーっっ!!!

これはウィザードリィからの新年のお年玉なのかぁぁーーっ??!
(*) プレイ自体はもっと前です。



ハチノス 「おおっ!
 またカシナートの剣が見つかったのか!!」
ギアラ 「確か善の戒律の戦士と君主にとって、最高の剣でしたよね」
三洲次 「あぁ」
美濃 「では、これはどうされますか?」
三洲次 「そりゃあ、今回の全滅回避の立役者であるハチノスこそ、これを受け取るのに相応しいだろ!
 兄弟揃って同じ武器になるしな!」
ハチノス 「何言ってんだい、三洲次さん!!
 もっと相応しい人が居るだろ?!」
ギアラ 「えぇ!そうですよ!!」
三洲次 「え? ………誰?」
ギアラ 「僕たちを2度も救助して下さった君主のロインさんへ、これは最高のお礼になるじゃないですかっ!!」
三洲次 「あ……なるほど!
 そういやロインって………

(参考)

三洲次  ……グレーターデーモンから手に入れた『真っ二つの剣』をまだ使って………
 ……え?!
美濃 「どうされたのですか、急に?」
三洲次 「………いや、ちょっと待てよ…………」
ギアラ 「?」
三洲次 「じゃあ、アレはどこにいったんだ?」
ハチノス 「アレって、なんだ?」
三洲次 「………………………………」
美濃 「とりあえず、ロインさんにお礼を渡しに参りませんか?」
ギアラ 「そうですね!」



──── ギルガメッシュの酒場


美濃 「…と、言う訳で、これまで2度も救助して下さったお礼を、是非させて下さい」
サーロイン 「困った時はお互い様だから、気を遣わなくてもいいんだけどな」


美濃 「では、私たち救助チームからの感謝のしるしとして、
 この菓子納豆の剣をお贈り致します」
三洲次 「カシナート! カシナートっ!」
サーロイン 「カ、カシナートね………で、いいのか?」
美濃 「はい、私たちからの感謝の気持ちですから、是非」
サーロイン 「そうか、では、ありがたく受け取らせてもらおう。
 で、俺が装備していいんだな?」
ランプ 「まぁ、私たちのパーティーで装備するとしたら、もうロインしか居ないですし。
 それに、やっぱり君主とくれば、カシナートの剣ですからね」
サーロイン 「思わぬ見返りがあったな」
美濃 「その剣で、是非ワードナを倒してくださいませ。
 期待しておりますわ」
サーロイン 「はは、美濃さん、ありがとう」
美濃 「まぁ、その剣を持ったロインさんは、本当に一級の聖戦士のようで、
 実に素晴らしい出で立ちですわ!」
サーロイン 「はは、そんなことを言われると、照れるな。
 おい、三洲次、お前なんかいろいろ言っていたけど、礼儀正しく、なかなか良い娘じゃないか」
三洲次 騙されてる…………ロイン、絶対に騙されてる………
サーロイン 「美濃さん、三洲次の修行をよろしく頼みますよ」
美濃 「はい、もちろんですわ。
 何がありましても、私たちが三洲次殿のレベルを、立派に挽回してみせますから」
サーロイン 「おい、三洲次、こんな良い娘を放っておく手はないんじゃないか?」
ギロッ!
美濃 「うふふ……もう、ロインさんったら」
三洲次 こいつ………ここまで表裏のある奴だったとは………



サーロイン 「うむ………すぐにでも冒険に出て、こいつを試したいものだな」
三洲次 「なぁ、ロイン、それで気付いたんだけどさぁ…」
サーロイン 「ん? なんだ?」
三洲次 「俺たちってさぁ、カシナートの剣、持ってたよね?
 ロインが装備してなかったのなら、あれ、どこにやったんです?」
サーロイン 「桃が使ってたやつか?」
三洲次 「そう」
サーロイン 「桃が持ったままだ」
三洲次 はぁあ??


三洲次 「え?! なんで?!」
このカシナートは、あたいんだ!
三洲次 「は………?
 いや、盗賊のお前が持ってたって、装備できないから、意味無いじゃん」
あたいのだっ!!
三洲次 いやいやいや、お前が持ってたって、宝の持ち腐れだろ?!
これはあたいのっ!!
三洲次 ロインがそれを装備してたら、パーティーの戦力の底上げになってたじゃん!!
 なんでそうしないんだよ?!
あたいが使ってたこれは、あたいのお気に入りだっ!!!
 絶対ぇ渡さねぇっ!!!
三洲次 「え? ……意味が分からない………」


え~~と......ちょっとだけ解説を。


いや、俺の頭の中で......キャラがそう喋って拒否するから........ってだけで........。


キャラに愛着が沸くと、キャラのそういうところもプレイの中で再現したくなり........えぇと........。


いいです........サラッと流して下さい。



三洲次 「ロイン! こんな横暴、許していいの?!」
サーロイン 「まぁまぁ、桃については俺に考えがあるから、許してやってくれ」
三洲次 「ええぇぇぇ………」
サーロイン 「それに、今回で俺もカシナートを持てたから、もういいじゃないか」
三洲次 「桃………お前、自分勝手過ぎだろ……」
あたいのっ!!!
三洲次 「…………分かったよ………もう、いいって…………」




さてさて、ドラゴンゾンビにリベンジを果たした上に、
救助したローラーレンジャーズへのお礼の装備までゲットできて、
今回の壊滅劇考えられる最高のケリのつけ方で終えることができたようだ。

そして、前回の周回で、ギアラ(魔法使い)レベルアップを果たす。


おぉ!
H.P.が10もアップしたぞ!!


これでポイゾンジャイアント2匹の奇襲ブレスまでは、一応耐えられるようになったな。
登場時に、たっただった頃が懐かしい。





では引き続き、三洲次のレベルを挽回する修行を続けましょう!


──── 第一玄室(2周目)


うわあああぁぁ!!!
いきなり奇襲されたあああぁぁ!!!




うわあああぁぁ!!!
いきなり終わったあああぁぁ!!!


いや......俺、経験値稼ぎに来てるんだけど......。



ハチノス 「しゃーない、シーフごときじゃ期待できねぇかも知れないが、
 罠もかかってないようだから、アイテムだけでももらっておこうぜ」
三洲次 「……………おい?」
美濃 「どうぞ信用して、お開け下さい」
三洲次 お前、前科があるって、分かってるのか?!

まぁ、結果としてカルフォ通り罠は無く......



....普通に開けることができ、中からは「つえ」と「けん」が出てきた。

ギアラ 「また2つ出てきましたね」
三洲次 「これは、またまた良いアイテムを期待していいかな?」


──── 第二玄室(2周目)

では、第二玄室へ。


ハチノス 「今度こそ敵をぶっ倒して、経験値をゲットしようぜ!!」
三洲次 「おぉ!!
 さぁ! 死ぬのは、どいつだ?!」

バンッ!


三洲次 俺が死にそうだっっ!!!
ギアラ 「な…なんですか、この魔物?」
三洲次 グレーターデーモンっっ!!
ハチノス 「えっ?! こいつらが、あの有名なっ!?」
   
デーモンA シンニュウシャ メエエェェッ!!
デーモンB ハイジョ シロオオォォッッ!!
デーモンC ブッコロセェェェッッ!!
   
三洲次 うわあああぁぁぁ!!
 俺たちじゃ、まだ無理だっ!!
ハチノス 「な?! そ、そんな強いのかっ?!」
三洲次 「ギアラ!!
 マロール! マロールだっ!!」
ギアラ 「え?」


デーモンA マァァハァァリィィトォォォッッ!!
ハチノス 「ぐおおおぉぉっっっ!!」
三洲次 「ギアラ!
 早く!! 早くっ!!」
ギアラ 「は、はいっ!!」



………


………………


………………………


………………………………



とりあえず助かったが........結局、今回は1ポイントも経験値が入らなかった......ガックシ



しょうがない......せめてシーフたちから手に入れたアイテムだけでも、見てみるか。


──── ボルタック商店


うん、まぁ、『真っ二つの剣』とか、悪くはないんだろうけど、
こうも長くプレイしていると大量に手に入っているから、今さらなぁ......。






では、3周目です。


──── 第一玄室(3周目)


バンッ!


三洲次 うわあああぁぁっ!!
 奇襲だあああぁぁっ!!!


げ?!


ちょ......?!



......と、焦ったが、幸いなことにブレスは吐いてこなかった

良かったぁぁぁ........


まぁ、2匹なら、ちょうど先のH.P.アップでギアラでも耐えられただろうけど、
これはこれでラッキーだ。



無事に撃破!


では、宝箱です。

三洲次 「メイジブラスターか……。
 よし、挑戦するか!」

まぁ........


....6回目失敗したけど。


美濃 「まぁ! 自分は麻痺だけで済ませ、ギアラを石にするなんて!
 さすが三洲次殿! 極悪非道ですわ!!」
三洲次 「てめ………ざけ……んな………っ」

さて、麻痺と石化を治療して、次へ行こうとしたら、
玄室内でいきなり!!



三洲次 また奇襲ぅぅっ??!


ハチノス ぐほおっ!!

あぶねぇ........ま、こいつらなら問題無い

ハチノス てめえええぇぇっっ!!
 よくもやってくれたなあああぁぁっっ!!



ハチノスの反撃に始まり、アッサリと撃退したので.....、


....第二玄室へ。


──── 第二玄室(3周目)


戦闘は楽勝だったので、割愛。

宝箱の罠は......


....「警報」

三洲次 「せめて一度くらいは解除に成功したいなぁ……」

と、一応挑戦したが......


....3回目失敗

三洲次 「…………~~っ!!


ジリリリリリリリリリリ……ッ!!!



三洲次 「ほら、隠れて! 隠れて!!」
ハチノス 「ミスっといて、そんな……」
三洲次 「もう奇襲されたくないし、いいから、いいから!!」



メイジA 「こっちの方で音がしたぞっ!!」
メイジB 「もしかしたらローラーレンジャーズかも知れん!!」
メイジC 「探せ!まだ遠くには行っていないはずじゃ!!」
   
ハチノス 「ひそひそ…(こっちに気付いてないぜ)」
三洲次 「ひそひそ…(今の内に、扉からそ~っと出ろ)」
ギアラ (コソコソ………)


............パタン!


三洲次 「ふぅ………」
??? 「ウケケケケケケッ!!!」
三洲次 !?



フラック へ~~い!
 そこのかわいい彼女と、カッコイイお兄さんたちぃっ!!
 オレっちと一緒にヘル(地獄)へ……」
三洲次 魔法が弱点だあっっ!!
マーフィーA 「あ~……オレたちのぉ………」
マーフィーB 「セリフをぉ………」
マーフィーC 「とりやがったぁ……」
フラック 「え?!
 おい、人が一生懸命考えたフレーズぐらい、最後まで……」
美濃 「マニフォ~~!!」


フラック 「い…………ぎ……………」
美濃 「あらあら、本当によく効きますこと」
三洲次 やっぱ楽勝っ!!


三洲次 なんか言っていたようだけど、気にしない!
   
マーフィーA 「あ~~……寝る間も惜しんで考えた名セリフをぉ………」
マーフィーB 「それを披露する一生に一度の晴れの舞台をぉ………」
マーフィーC 「まさか一瞬で台無しにされるなんてぇ………」
マーフィーA 「あのピエロも死んでも死にきれまいにぃ………」
マーフィーB 「死んでも死にきれてないのはぁ、むしろ俺らだけどなぁ……」
マーフィーC 「誰がぁ、うまいこと言えとぉ……」
三洲次 お前ら、何しに来たあああぁぁっっ!!!


マーフィー達 「「げひいいいぃぃぃっっ!!!」」

余裕っ!!!


そして、この直後に......



....「けん」「よろい」ゲット!

よしよし!


では、城に戻って、戦果を確認しよう!


…………


……………………


………………………………


──── ボルタック商店


おいおい、剣や鎧もそれなりに高いのに、
それより高い指輪って、何だよ?!




「戒めの指輪」


なんだ........。


これ、もう何個も取ってるよ。残念






今回は、もう1周

って言うか、レベル挽回プレイ本題じゃないのに、もう6話も使ってるんだ。
いい加減早く終わらせましょう。


──── 第一玄室(4周目)


バンッ!


三洲次 またまた奇襲なのっ?!


ハチノス ぐはあっ!!


三洲次 「こいつらじゃ、経験値もアイテムも期待できない!!
 撤退! 撤退っ!!

バタンッ!


三洲次 ええぇぇ?!


三洲次 奇襲、多すぎだろっ!!


ハチノス うぎゃあっ!!

ハチノス、奇襲に弱すぎだろ........。


ハチノス 「ちっ!………なぁ、三洲次さん?
 やり返さねぇのか?」
三洲次 「通路の敵なら、プラスアルファの経験値になる!
 倒すぞ!!
ハチノス そうこなくっちゃなっ!!
 突きまくってぇぇ、蜂の巣にしてやるぜええぇぇっっ!!


ジャイアントA ウグォワアアアァァッッ!!
ハチノス 「ざまぁねぇなっ!!」

ちょっとゴタゴタしたが......、


....あらためて第二玄室に挑戦!

三洲次 「大量経験値の魔物、来いっ!!!」

 

バンッ!



三洲次 「よしっ!
 久々に先制できたぞっ!!
 大量経験値を持つ敵だったら、速攻でぶっ倒してやるぜっ!!!



三洲次 「戻って!! 戻ってっ!!」

バタンッ!


三洲次 「やれやれ………」
美濃 「せっかくの先制でしたのに……」
ハチノス 「グレーターデーモンって、倒しても経験値少ないんか?」
三洲次 「いや、経験値は多いけど………今の俺たちでは、4匹はまだ無理じゃないかと……」
ギアラ 「そんなに強いのですか? グレーターデーモンって?」
三洲次 「まぁな……」

まぁ、仕方ない。
次こそ(簡単に倒せる)大量経験値の敵、来い!!

バンッ!



来たけど............1匹かぁ........。


う~~ん..........ちょっと悩んだけど、今回はパス




三洲次もやっと2レベル挽回あと少しなんだ!

ここらでババンッ大量経験値ゲットし、一気にレベル13へ戻すぞっっ!!


いくぜっ!!!


バンッ!





え~?  またぁ…?








やってられるかあっ!!!!
こんなゲーム!!!!


 

「106.三洲次、怒りの地下迷宮」へ



名前 LV H.P. コメント
三洲次 10 79 17 15 17 16 18 18 5 4 新年早々なんじゃこりゃあああぁぁぁっっ!!!
美濃 15 122 11 13 18 18 18 16 0 3 くそっ…おまえがやられりゃ面白かったのに…!
ハチノス 14 125 18 14 18 18 18 15 0 3 頑張って4回攻撃できるようになろうな…
ギアラ 15 87 13 18 18 18 18 17 0 3 リトフェイト覚えろやっ!おりゃあ!!

 


【更新履歴】
2021年 5月29日:読むのにかかる所要時間(目安)を掲載しました。
2021年 1月10日:次ページへのリンクを設定。
2021年 1月 3日:新規公開。