37.恐怖!エナジードレインの奇襲!

【登場人物】  
ロイン 「ローラーレンジャーズ」リーダーの魔法使い。
三洲次 密航してきた日本男児の盗賊。発音は「みすじ」。
訓練所を首席で卒業した侍の少女。すぐ暴れる。
ロース こんな名前だが細身の美人僧侶。エルフだしね。
ランプ お金一筋のエルフの司教。自分の店を持つのが夢。
ブリスケット 日本オタクのエルフ。侍で、あだ名は「ブリ助」。

読了時間 (目安):約10分



今回も、地下9階で経験値とアイテムを稼ぎます。


ブリスケット 「じゃ、いつも通り反時計回りで」
ロイン 「うむ」
ブリスケット 「でやっ! (バンッ!)


ブリスケット 「む! レベル8プリーストっす!」
プリースト 「うわっ!ローラーレンジャーズっ?!」」
ロイン 「また懸賞金狙いか?! やってしまえ!!」
プリースト 「待って! 待って下さいっ!!」
ロイン 「へ?」


プリースト 「大丈夫です!襲いませんから、見逃して下さい!!」
ロイン 「………なんで?」
プリースト 「戦ったって、勝てっこないですから!!」
ロイン 「懸賞金は、欲しくないのか?」
プリースト 「命あっての物種です!!
 お願いですから、命だけはっ!!」
ロイン 「まぁ、いいけど」
ブリスケット 「じゃ、次へ行きやしょう」


ブリスケット 「む! また、レベル8プリーストっす!」
プリースト 「げ!ローラーレンジャーズっ!?」
ロイン 「今度こそ、懸賞金狙いだろ!?」
プリースト 「ひぃっ!!
 違う!違います!!」
ロイン 「へ?」


プリースト 「ただの通行人です!」
ロイン 「フレイルと盾を持った通行人なんて、見たことないぞ」
プリースト 「お願いですから、命だけはっ!!
 命だけは見逃してくださいいぃぃっっ!!」」
ロイン 「いや……まぁ、そこまで言うなら……」
ブリスケット 「じゃ、次へ行きやすか」


ブリスケット 「む!トロールっす!」
ロイン 「そいつらも懸賞金狙いかっ?!」
トロール 「ヒィッ!
 オレ、トモダチ、トモダチ!!」
ロイン 「へ?」


トロール 「オレ、トモダチ! ナカーマ!
 ダイジョブ、ダイジョブー!」
ロイン 「………はぁ」
ランプ 「まぁ、襲ってこないなら、無視しますか」
ロイン 「じゃぁ、次へ行くか」



シーフA 「獲物だああぁぁっ!!」
シーフB 「金目のモノは根こそぎ……ん?」
シーフC 「おいっ!
 こいつら、ローラーレンジャーズだっ!!」
シーフA 「やばい!!
 逃げろおおおぉぉっっ!!!」
ロイン 「へ?」



ブリスケット 「全員、逃げちまったっす……」
ロース 「ねぇ? なんか、おかしくない?」
ランプ 「どの敵も、こっちの正体を知った途端、戦うのを避けますね」
三洲次 「友好的な敵が3回連続って、
 ここ最近なかったですね」
ロイン 「………どうなってるんだ?」

……………………


…………


──── 地下10階 上級魔術師協会 本部

レベル7メイジ 「会長おおぉぉっっ!!」
アーチメイジ 「またか?! どうしたっ?!」
レベル7メイジ 「地下9階ですが、もう誰もローラーレンジャーズを襲おうとしませんんんっっ!!」
アーチメイジ 「なぜじゃ?!」
レベル7メイジ 「懸賞金目当てに襲っても、すぐ返り討ちにされるでしょぉ?!
 だから、『命が惜しかったら、襲わないことだ』という話しが、
 地下9階中に広まってるんですぅぅぅっっ!!」
アーチメイジ 「では?」
レベル7メイジ 「あのお布令なんて、もう誰も見向きもしてませんんんっっ!!」
アーチメイジ 「なんということだ……」
レベル7メイジ 「どうすればいいでしょおぉぉかあぁぁっっ??!」
アーチメイジ 「泣くなって!!!」
ハイウィザード 「まぁ、実際のところ……、ちょっと強すぎなんじゃよなぁ……」
アーチメイジ 「では、奴らを弱くすればよい」
ハイウィザード 「いや、ムチャクチャなこと言わんでください…」
アーチメイジ 「何を言っておる。
 奴らを弱くする方法があるじゃろう?」
ハイウィザード 「あ…!
 エナジードレインをするモンスターに奴らを襲わせ、
 奴らのレベルを下げるのですな?」
アーチメイジ 「そうじゃ。
 長い時間をかけて上げたレベルを一瞬で下げられると、
 戦闘能力はもちろん、精神的なモチベーションも大幅にダウンじゃ」
ハイウィザード 「承知致しました!
 よし、レベル7メイジよ!
 ただちにエナジードレインをするモンスターを集め、
 地下9階に配置するのじゃ!!」
レベル7メイジ 「はいっ!」

…………


……………………


──── 地下9階....




三洲次 「どんだけ皆さん友好的なんですか……」
ブリスケット 「まぁ、オーガロードとか、多少は襲ってきやしたが…」
ロース 「あんまり戦わずに、一周しちゃったわね」
ロイン 「しょうがない。
 もう一周しよう」


と、言う訳で、エレベーターでフロアをリセットして、2周目へ。




ブリスケット 「じゃ、2周目へ」
ロイン 「うむ」
ブリスケット 「でやっ! (バンッ!)


ブリスケット 「また、友好的なレベル8プリーストっすか?」
ロイン 「しょうがない、次へ行こう」



ブリスケット 「うおっ! こいつらはっ?!」
ロース 「エナジードレインをしてくる奴ね!」
三洲次 「6匹もいますよ?」
ランプ 「どうします?
 危険ですから、逃げますか?」
ロイン 「この数では、逃げるのに失敗すると、被害は尋常じゃない。
 攻撃こそ、最大の防御!
 戦うぞ!」


ロース 「作戦は?」
ロイン 「できる限り一気に殲滅することを狙おう。
 侍はカティノ(魔物を眠らせる魔法)で足を封じ、魔法職はグループ攻撃だ!!」

戦闘開始!


いきなり桃が動いて、敵を眠らせていくっ!!

いいぞ、桃!!
さすが最も頼りになるキャラだ!


が、何匹かは魔法を無効化してしまった....。


つづいて、ロインのマダルト(グループ攻撃の強力な凍結魔法)が飛ぶ!!

おぉ!
ノロマなロインらしからぬ素早さだが、こういう時は大歓迎だ!


が、こちらも何匹かは魔法を無効化してしまった....。


そして、こちらの攻撃が一通り終わったのですが....、

三洲次 「1匹だけ、全ての魔法を無効化して…」
ロース 「…ディスペルまで耐えた奴がいるわっ!!」
ロイン 「なにっ?!」

なんと、こちらの攻撃を、1匹だけ全て耐え抜いた奴がいる!!
そして、とうとうそいつが、直接攻撃をしかけてくるっ!!!

ナイトストーカー 「キィイイィィッッ!!」


ナイトストーカー は、桃を かじった


ロイン 「まずいぃっ!!!」



(さっ!!)
ナイトストーカー 「キィッ?!」

ぅほおぉぉおおぉぉぉ.....

さすが、桃!!
よくぞ、避けた!!!


そして、その残った1匹は、2ターン目で......、


....ディスペルが成功。


被害を出さずに、無事に勝利できた。

なかなかドキドキでした....。

ブリスケット 「緊張しやしたね……」
ロイン 「全員、よく頑張った。
 見事だ」
ランプ 「こいつら、『良い短剣』なんて持ってましたよ」
ロース 「その短剣、もう何本目よ?」
三洲次 「出てきても、これっぽっちも嬉しくないですね…」
ランプ 「これ、高く売れるんですよねぇ!」
三洲次 「嬉しいんだ……」

……………………


…………


──── 地下9階 上級魔術師協会 本部

レベル7メイジ 「ナイトストーカーは6匹ともやられました!!」
ハイウィザード 「くそっ!」
アーチメイジ 「奇襲をしたのか?」
レベル7メイジ 「え? いえ、してないです」
アーチメイジ 「エナジードレインは、奇襲でこそ脅威を発揮する。
 アンデッドに、奴らを奇襲させるのじゃ!!」
レベル7メイジ 「わ、分かりましたっ!!」


…………


……………………


──── 地下9階....







三洲次 「今、友好的なワイバーン3連続でした?」
ロイン 「こんなことあるのか……」
ランプ 「ちょっと皆さん、友好的過ぎですよ」
ブリスケット 「あっし……、顔が……、唾液で……、ベトベトっす……」
ロース 「自分のハンカチで拭いてね」

まぁ、そんなこともありりつつも、後は......



ビショップ 「死ねえええぇぇっっ!!!」
(ひょい!)


てめぇが死ねえええぇぇっっ!!!
ビショップ 「ぎょびょばびょびょびょおおぉぉっっ!!」

たまに出てくる好戦的なモンスターを相手に、戦っていくが....、


ブリスケット 「また、一周しちまいやしたぜ?」
ロース 「友好的な敵が多いから、すぐ一周しちゃうわね」
ロイン 「じゃ、もう一周してみるか」



3周目。


バンッ!      ← 扉を蹴破った音



ブリスケット 「うわっ! 奇襲っす!!」
ロイン 「え?! どいつが来たっ?!」
ブリスケット 「あ…あれはっ!!
 ライフスティーラーっすっっ!!」
ロイン 「なにいいぃぃっっ!?」


ライフスティーラー は、ロースを つきさした。


ロイン 「うわあああぁぁっっ!!」



ロース (さっ!!)
ロイン 「おおおぉぉ……」
ロース 「驚かせるわねっ!!」
ロイン 「心臓に悪いなぁ……」

あ、あぶねぇ......。

かなりドキリとしたわ。

まぁ、敵が1匹で良かった。
こんなのが大群で奇襲してきたら、1~2人は確実にレベルを下げられますからね....。

運が良い。


次のターンで、桃が見事に退ける。

とりあえず、勝利。


その後は、連続した小部屋のエリアへと進んでいきます......。


……………………


…………


──── 地下10階 上級魔術師協会 本部

レベル7メイジ 「ライフスティーラーの奇襲は、失敗に終わりました」
アーチメイジ 「生ぬるいわ」
レベル7メイジ 「へ?」
アーチメイジ 「ライフスティーラーでは、どうせ1匹で襲ったのじゃろ?」
レベル7メイジ 「えぇ…、まぁ…」
アーチメイジ 「1匹では、運が悪いと避けられて終わる可能性がある」
レベル7メイジ 「………………つまり……?」
アーチメイジ 「大群に奇襲をさせないと、意味がないと言っておるのじゃ!!」
レベル7メイジ 「そ……そんな……、無慈悲な……」
アーチメイジ 「敵に情けをかけてどうするっ?!」
レベル7メイジ 「そ…、そこまで残酷なこと、します??」
アーチメイジ 「情け容赦無用っっ!!!
 ナイトストーカーの大群に、奴らを奇襲させるのじゃっ!!!」
レベル7メイジ 「うわぁ……、マジですか……」


…………


……………………



──── 地下9階 連続した小部屋のエリア



ロイン 「なんか………」
ブリスケット 「見たことありやすね……」
ランプ 「この前、逃げた奴らですかね?」
ロース 「逃げた数以上にいない?」
三洲次 「まさか、ここで繁殖してないだろうな…」

戦闘開始!


三洲次 「いきなり1匹増えたっ?!」
ロース 「またなのぉ……」

とりあえず、カティノを使いつつ、倒していく....。

でやあああぁぁっっ!!


ブリーブ 「プゲロッ!」
ブリーブ !!……グワ!グワッ!!」


てやあああぁぁっっ!!


ブリーブ 「プグワッ!」
ブリーブ !!……ガア!ガアッ!!」


とぅわあああぁぁっっ!!


ブリーブ 「ピギィッ!」
ブリーブ !!……ゲゴ!ゲゴッ!!」


三洲次 「どうなってんだよ、こいつら……」
ロース 「魔法で倒した方が早いわよね……絶対」

それでも、ひたすら打撃だけで倒し続けて....、


....なんとか勝利。

現れた時は5匹だったのに、
最終的に、この一戦だけで13匹も倒してしまった......。

ランプ 「逃げた奴も含めますと、13匹以上いましたね……」
三洲次 「絶対にここで繁殖してるよ……、こいつら……」


まぁ、そんなこともある一方で......、


プリースト 「ふははははははっ!!!」


プリースト ふばばばぁばぁばぁああぁぁっっっ!!!
ロイン 「なんだよ、今の…?」
ロース 「懸賞金目当ての襲撃は無くなったと思っていたけど…」
ブリスケット 「たまにバカな奴が出てきやすね」
三洲次 「お! 宝箱が出てきましたよ!」


三洲次 「罠は……、テレポータですね」
ロイン 「慎重に頼むぞ…」
三洲次 「どれどれ……」



三洲次 「よし! 開きました!」
ロイン 「見事だ」
ロース 「あら? アイテムが2つも入ってるわ!」
三洲次 「バカな奴でしたが、イイ物は持ってそうですね」
ロース 「え~と……、『巻物』と『指輪』ね」
ロイン 「また指輪が出てきたか!」
三洲次 「また『守りの指輪』ですかね?」
ランプ 「どれ、見せてください…」


ランプ 「今回は『窒息の指輪』ですよ!」
ロイン 「おぉ! やっと新しいアイテムだな!」
ランプ 「使うと、マカニト(弱い敵を全て消す魔法)の効果があります」
ロース 「これは売らずに、持っていた方がいいんじゃない?
 いざという時に、役に立つわ!」
ロイン 「そうだな。
 よし、三洲次に持っててもらおう」
三洲次 「じゃ……」


ロース 「運が上向いて来たんじゃない?」
ロイン 「よし!この運気に乗って、最後の玄室へ行こう!」

が!

最後の玄室へ行こうとした、その途中で!!



ランダムエンカウントで、突然の奇襲っ!!!

ブリスケット 「奇襲っす!!」
ロイン 「誰だっ?!」
ブリスケット 「ナイトストーカーっす!!!!」
ロース 「えっ?!」
ブリスケット 「し……しかも、5匹もいるっすっっ!!!」
ロイン なにいいいぃぃっっ!!!

それも、なんとナイトストーカー5匹っ!!!


これは!!?
ローラーレンジャーズはじまって以来、最大のピンチっ!!!!

ロイン 「マズすぎるっっ!!!!」
ランプ 「これは……覚悟しなければっっ!!!」
三洲次 「とりあえず、桃が1匹避けましたよ!!」
ロイン 「し、しかしっ!!?」


2匹目!!


さすが、桃っ!!!

3匹目!!!


ロース、見事だ!!!

そして、4匹目!!!!


よくぞ避けた、ブリ助っ!!!

最後の5匹目は.....???!



........ 攻撃してこず.......。

 



...、
助かったあああぁぁ....!!!


良かった......。
キャラクターは全員無事だ......。

誰もレベルを下げられなかった........。


(プレイヤーは寿命を1ヶ月減らされた)



ブリスケット 「あ…あぶなかったっす……」
ロイン 「全員、見事だっ!!!
 よくぞ避けた!!」
ランプ 「どうします?
 せっかく無事だったし、逃げますか?」
ロイン 「この数では、逃げるのに失敗すると、また同じ恐怖を味わうことになる。
 攻撃こそ、最大の防御!
 戦うぞ!」


ランプ 「作戦は?」
ロイン 今回も一気に殲滅することを狙うぞ!
 カティノで足止めし、ディスペルで一網打尽だ!!
 それでも生き残る奴には、俺がダメ押しでマダルトを叩き込む!」
ロース 「自分が一番ノロいこと前提で作戦立てないでよ…」
ロイン 「せっかく奇襲を乗り切ったのだ!!!
 無傷で勝つぞ!!!」

戦闘開始!!


ブリスケット は、カティノを唱えた。


さすが!
いまや我がパーティー最速の男、ブリスケット!!!

が!!


なんと!!
寝たのはわずか1匹で、残りはことごとく呪文を邪魔しやがった!!

次は?!


あろうことか、ロースは1匹もディスペルできず!!!

いや、頑張れよ!!
もっと頑張ってよ!!ロースっ!!!!


つづくランプも、なんと1匹しかディスペルできず!

うわああぁぁぁ!!!
完全に作戦が失敗に向かってるううぅぅ!!!


次に動いた桃は、キッチリと仕事こなす。
桃だけは、やはり常に信頼できる頼もしいキャラだ。

しかし....、
ダメージ量から、倒したのはさっき寝た1匹の模様。

つまり、普通に動ける奴がまだ3匹もいる状態
この状態で、残る頼りはロインのマダルトだけとなった....が?!


なんとか、そのマダルトで敵を殲滅

さすが、リーダー!
よくやってくれた!


誰一人レベルダウンせずに、無事に勝利!

よくやった!
見事だった、ローラーレンジャーズ!!


そして、最後の玄室は....、


......アッサリとマカニトで勝利。


ランプ 「宝箱がありましたよ!」
三洲次 「えぇと…、石弓の矢だな」
ロイン 「よし!開けてくれ!」


三洲次 ふぉごっ!!
ロイン 「………………」


三洲次 (……ピクピク……ピクピクッ……)
ブリスケット 「ほぼほぼ瀕死でっせ…」
ランプ 「毎回ギリギリで死なずに踏みとどまってるのが、不幸中の幸いですね」
ロイン 「ロース、マディを頼む」
ロース 「しょうがないわねぇ」
ランプ 「で、アイテムは何でしょう…?」


ランプ 「おぉ!
 『真っ二つの剣』がありましたよ!!」
ロース 「新しい武器ねっ!!」
ロイン 「やっと、もう1本威力の高い剣を手に入れたな。
 では、こいつはブリ助に装備してもらおう」
ブリスケット 「ありがたき幸せ」


ロイン 「カシナートの方が良かったか?」
ブリスケット 「あっしは普通の剣でいいっす。
 変わりモノは、どうも…」
(ギロッ!)
ブリスケット 「その~…、え~…」

よし、まだ戦力に余裕があるし、経験値稼ぎもかねて、
真っ二つの剣」の威力を見せてもらおうか?!




う~む......

微妙......。

ただ、切り裂きの剣だと1桁台のダメージも多かったことを考えると、
充分な戦力アップと言ってイイでしょう!


と、いう訳で......、


....やっぱり1桁ダメージもあるのかよもう少しだけ戦ってから、地上へ帰還。


すると......、




.... 侍の2人がレベルアーーーップ!!!


まずはブリスケット。

力が最高の18に復活し、かつ
H.P.が一気に15もアップ!!!

さすがブリスケット!!
H.P.の伸びに関しては、やはりローラーレンジャーズの中では最高だ!!



そして、桃。

彼女は、「素早さ」と「運の良さ」を除き、能力値は全て18。
「素早さ」と「運の良さ」だって、最高値の18まであと1つの17。

つまり、オール18のパーフェクトまで、王手の状態です。


さぁ、パーフェクト達成なるか...、それとも次回に持ち越しか....?


個人的には、かなり緊張の一瞬です。


いざ........!




きたあああぁぁぁっっ!!!!



パーフェクトぉぉぉっっ!!!


レベル13で、見事能力値パーフェクトを達成っ!!!


さすが桃っ!!!!
やはり桃は、我がパーティーのエースだっ!!!

 

名前 LV H.P. コメント
ロイン 13 77 17 18 12 18 17 15 0 H.P.がダブルラッキー7なんだな、こいつ。
三洲次 14 53 18 16 9 14 18 17 3 こいつだけは、全然成長が見られない。
13 104 18 18 18 18 18 18 0 パーフェクト達成!一番若い14歳だけど一番優秀だ!
ロース 13 104 17 18 18 18 18 14 2 打撃、攻撃・回復魔法、解呪、全方位に活躍中!
ランプ 13 46 14 18 18 14 16 10 3 魔法使い呪文の品揃えが侍たちに追いつかれた。
ブリスケット 13 115 18 18 16 18 18 11 2 本記録でのH.P.最高値更新!いや、彼も優秀だよ。

 

「38.幸運に恵まれたパーティー」へ


【更新履歴】
2021年 7月24日:読むのにかかる所要時間(目安)を掲載しました。
2019年 8月18日:台詞の色の間違いを修正。全体的に文章と台詞を推敲。次ページへのリンクを設定。
2019年 8月11日:新規公開。