137.風雲!!上級魔術師協会本部!!

【登場人物】  
サーロイン ローラーレンジャーズのリーダー。サーは敬称。
三洲次 元盗賊だった日本男児の侍。発音は「みすじ」。
接近戦最強のくノ一(忍者)。すぐキレる。
ロース こんな名前だが細身で美人なエルフの女魔法使い。
ランプ お金一筋のエルフの司教。パーティーの知恵袋。
ブリスケット 日本オタクのエルフの僧侶。あだ名は「ブリ助」。

読了時間 (目安):約8分(動画無)約14分(動画込)
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現在、地下10階のマップを確認中です。

そして前回までで、第四玄室のワープ先まで調べました。

今回は第五玄室までのマップと、第五玄室からのワープ先を調べます。



【目次】

1周目:風雲!!上級魔術師協会本部!!




■風雲!!上級魔術師協会本部!!



では本日も、はりきって地下10階を進みましょう!


──── 地下10階 第一玄室


第一玄室は......



....ハイプリーストを相手に、こちらの先制!!

サーロイン 「よし!!
 先制中に、一気に敵の数を減らすぞ!!」
三洲次 「桃、いくぜ!」
「おぅ!!」



三洲次 「よーし!!(ハイタッチ!)
「うぃーっ!(ハイタッチ!)
ブリスケット 「あっさりと首を刎ねやしたね……」
「気付いてなきゃ、動かない的(まと)だからな!!
 狙い放題だぜ!!」
ブリスケット 「そうなんすか………」
サーロイン 「よし!!
 あとはハイプリーストを減らして……」


サーロイン 「………………………………」
ロース 「何を減らすって? ねぇ、何を?」
サーロイン 「…………誰かの小言も減らないかなぁ……」


通常ターンへ。


三洲次 桃、もういっちょ、いくぞっ!!
おぅ!!



三洲次 「おーし!!(ハイタッチ!)
「ぅいーっ!(ハイタッチ!)
サーロイン 「よし!!
 今度こそ倒すぞ!!」


サーロイン 「うむ、我ながら見事だ」
ロース 「2ターンもかけて、何言ってるのよ……」


ハイプリースト 「ごほっ………くそっ……!!」
サーロイン 「え?」
ハイプリースト 「く………こんな奴らに………」
ブリスケット 「また、死に際にご託を述べる奴っすか……」
ハイプリースト 「だが………俺の弟が……きっと無念を晴らしてくれる……きっと………ごほっ!」
三洲次 「これって………」
ロース 「次の玄室もハイプリーストね、きっと」


「うっし、開いたぜ」
ブリスケット 「お、『杖』が入ってやしたぜ」


ランプ 「『力のメイス』です」
サーロイン 「ま、そんなものだろう。
 では、次の玄室へ行こう」



第二玄室へ........


──── 第二玄室


ハイプリースト 兄の仇!! 覚悟しろっ!!
   
三洲次 「ほら……」
ロース 「やっぱり………」
ランプ 「しかし、大勢引き連れてきましたね」
ブリスケット 「まぁ、仇討とはそういうもんでっしゃろ」
サーロイン 「戦闘で重要なのは量じゃない、質だ!」
三洲次 「桃、いくぜっ!」
「おぅ!!」



三洲次 「うぇーい!(ハイタッチ!)
「うぃーす!(ハイタッチ!)
ロース 「息が合ってるわね」
サーロイン 「では後は、この俺みずからが、戦闘は量より質ということを教えてやろう!」




サーロイン 「理解できたか!?」
ランプ 「もう死んでますよ」


ブリスケット 「お、『鎧』が出てきやしたぜ」


ランプ 「『豪華な皮鎧』でした」
ロース 「アイテムの調子が良くないわね」
サーロイン 「ま、次の玄室に期待しよう」



第三玄室へ......。


──── 第三玄室



ここでは、シーフを相手にこちらの先制!!

サーロイン 「よし!!
 先制中に、一気に敵の数を減らすぞ!!」
三洲次 「桃、いくぜっ!」
「おぅ!!」



三洲次 「ぅえーい!!(ハイタッチ!)
「ぅいーす!!(ハイタッチ!)
ブリスケット 「また首刎ねっすか……」
「気付いてなきゃ、動かない的(まと)だからな!!
 狙い放題だぜ!!」
ブリスケット 「そうっすか……」
サーロイン 「よし!!
 残ったシーフは任せろ!!」
ロース 「どうせ、また………」


ロース 「……空気の読めない人ってイヤね」
サーロイン 俺にどうしろと言うんだっっ!!?


ランプ 「とりあえず、お宝はいただいちゃいましょう」
ロース 「あら、そう言えば毎回お騒がせな第三玄室の宝箱ね」
三洲次 「もうシャレになってないから、勘弁してくれよ」
ブリスケット 「とりあえず、カルフォしやす」


三洲次 なんで第三玄室の宝箱って、まともに開かないんだよっっ!!!
サーロイン 「まぁ、しょうがないだろ。
 次へ行くぞ」


第三玄室のワープを通り......


....第四玄室へと向かう。


………………………………


……………………


…………


……


──── 地下10階 某所......
     上級魔術師協会(4代目) 本部

レベル10メイジ 「会長? 会長ぉ?」
ハイウィザード 「どうした?
 会長は今、夏休み中じゃぞ」
レベル10メイジ 「え? このような時に、そんな………」
ハイウィザード 「今は副会長のわしが代理で代表じゃ」
レベル10メイジ 「はぁ……」
ハイウィザード 「それで、どうしたんじゃ?」
レベル10メイジ 「ローラーレンジャーズが第四玄室も通り抜けて、さらに奥へと向かってますぞ」
ハイウィザード なにぃ?!
 あいつら、やっぱり地下10階を探索する方針に変わったのか?!」
レベル10メイジ 「このまま奴らを放置しておくと、この本部が見つかるのも時間の問題かと」
ハイウィザード 「そ…そんなことになっては、ワードナ様からの叱責は避けられん!」
レベル10メイジ 「どうなさいます?」
ハイウィザード 「すぐに迎撃隊を送り込むんじゃっ!!!」
レベル10メイジ 「しかし、もう我々だけで止められないのは、分かり切っておりますぞ」
ハイウィザード 「じゃ、じゃぁ、誰か刺客でも雇って、一緒に連れていけっ!!」
レベル10メイジ 「すぐに雇える奴がいるかどうか……まぁ、探しますが」
ハイウィザード 「いいかっ!?
 どんな手段を使ってでも、奴らを奥に行かせるんじゃないぞっ!!!」

……


…………


……………………


………………………………


──── 第四玄室


サーロイン 「第四玄室まで来たな」
三洲次 「前回はゴーゴンだっけ?」
ブリスケット 「そうっすね。
 今回は何が出てきやすかな?」

バンッ!        ← 扉を蹴破った音


??? 「奴らが来たぞっ!!
 殺ってしまえっ!!!」
サーロイン 「なにっ?!」
ランプ 「待ち伏せ!?」


三洲次 「いたたっ!!」


「いたたっ!!」


サーロイン 「いたたっ!!」


ロース 「なに三人して噛まれてるのよ」
サーロイン 「いや……その………」
ブリスケット 「ってか、待ち伏せてて、やることが噛み付きっすか……」
「ちっ、油断したぜ。
 もう二度と噛まれねぇからな!」
ランプ 「それ、また噛まれるパターンですよ……」
三洲次 「とにかく、返り討ちにしてやる!」


ハタモト ぐわあああぁぁっ!!!
   
三洲次 「借りは返したぜっ!!」
ロース 「メイジどもは任せて!!
 あっさりと消してやるわ!!」


ロース 「…………………………」
サーロイン 「何を消してやるって? なぁ、何を?」
ロース 「ここぞとやり返すような根暗な男も消えないかしら……」


メイジA 今回もダメだったかあぁっ!!?

予想外なことに、メイジごときがマダルトで生き残ったが、
敵の反撃が来る前にサーロインが一刀両断し、ことなきを得る。


サーロイン 「どうやら上級魔術師協会の差し金だったっぽいな」
三洲次 「相変わらず大したことない奴らですね」
ブリスケット 「相変わらず経験値が少ねぇ奴らっすな」
ランプ 「では、宝箱を開けましょう!」



「うっし、開いたぜ」
三洲次 「第三玄室以外のガス爆弾は、本当に安定しているな、おまえ……」
ランプ 「とりあえずお宝をゲットしましたが……」


ランプ 「…『隠れ身』の薬だけでした」
サーロイン 「仕方ないな。
 じゃ、次へ行くために、キャンプを閉じるか」

......と、キャンプを閉じた途端!


サーロイン 「ん?」


??? 死ねえええぇぇっ!!!
サーロイン 「え?!」


「いててっ!」
ランプ 「ほら、言ったじゃないですか……」
ロース 「って言うか、なんでこいつら噛んでばかりなのよ……」


メイジA 「ワシらが送り込んだ刺客を、よくも倒しおって!!」
   
サーロイン 「さっきのは、やっぱりお前らの差し金だったのか」
   
メイジA 「絶対にお前らを奥には行かせぬっ!!!」
   
ランプ 「だとしても、たった1人って無謀にもほどがありますよ……」
三洲次 「なぁ、ロイン?
 こいつも返り討ちにしてやる?」
サーロイン 「そうだな、相手は1人だが、こいつなら遠慮なく全員で……」
手ぇ出すなっ!!!
サーロイン 「へ?」
やられたのはあたいだっ!!!
 こいつは、あたいが殺るっ!!!
サーロイン 「分かった、分かった。
 じゃ、桃以外は、全員武器を収めてくれ」

......というやりとりが頭の中に流れたので、レベル10メイジタイマン勝負をすることにした。


サーロイン 「桃、お前に任せるから、敵より早く動けよ」
あったりめぇだっっ!!!
   
メイジA 「まさか1人で挑んでくるとは………くくく、勝機はこちらにあり!!」

モンティノ(魔法封じの呪文)さえ自ら封じたので、もしメイジの方が先に動いたら、
全員がそれなりにダメージを喰らってしまうだろう。

しかし、桃ならやってくれると信じている!!



いざっ!!!
勝負っ!!!




メイジA ぐぎゃあああぁぁっ!!!
   
ザコがあっ!!!

先制!!

さすがである!!!


「けっ!!」
サーロイン 「少しはストレス解消したか?」
ランプ 「では、ワープして先に進みましょう」








──── 第四玄室から先へ......


それでは、第四玄室ワープポイントから......


....ワープして......、


....今回はそのまま通路を進んでいきます。


今回の通路は第三玄室~第四玄室と違い、次の玄室までかなりの距離がある模様。


なので、時々敵とランダム・エンカウントするが......、


....とりあえず無視して先へ進んでいく。

そして........、


....長い通路の先に、やっと第五玄室を発見した。


──── 第五玄室


ロース 「第四玄室からここまで、大分距離があったわね」
ブリスケット 「では、中に入りやすか?」
サーロイン 「もちろんだ」
ランプ 「さて、何が待ち受けているのか?」

突入っ!!

バンッ!!



サーロイン 「お?
 これはラッキーだ!」


サーロイン 「………ラッキーか?」
ランプ 「まぁ、2匹なら問題ないかと」
三洲次 「よし!
 桃、いくぜっ!!
おぅ!!



デーモンA グガアアアァァッ!!!(ズシャーン!)
デーモンB グギィイアアァ……ァァ…ッ!!(ズシャーン!)

三洲次 「いっえーいっ!!(ハイタッチ!)
「おっしゃーっ!!(ハイタッチ!)
サーロイン 「お前ら、本当に息が合ってるな」
ランプ 「しかし、グレーターデーモンほどの敵でさえ、あっさり首を刎ねますか……」
「気付いてなきゃ、動かない的(まと)だからな!!
 狙い放題だぜ!!」
ブリスケット 「この敵だけは、そういう次元じゃねぇ気もしやすが………」
ロース 「本当に桃って、なにかいろいろ超越してるわね……」

なんとグレーターデーモンを相手に、先制中に無傷であっさり勝利!!!

強い前衛がいると、本当に大助かりである!!



ブリスケット 「カルフォ!………毒針っすね」
「楽勝だな」



「開いたぜ」
ブリスケット 「えぇと………お、また『鎧』っすね」
三洲次 「もう1個は薬かぁ……」


ランプ 「鎧は『錆びた鎖帷子』です」
ロース 「大ハズレだったわね」
サーロイン 「では、宝箱も調べ終わったところで、ここ第五玄室のワープ地点を探すとするとか」


サーロイン 「……と思ったが、探すまでも無く、目の前がワープ地点っぽいな、これ」
ランプ 「一応、部屋の構造も調べませんか?」
サーロイン 「そうだな」


ブリスケット 「とは言え、2x3の単純な形で、調べるほどでもねぇっすな」
サーロイン 「そうか」


サーロイン 「じゃ、もう目の前のワープに飛び込むか」

......と、ワープ地点に飛び込もうとした途端!!


サーロイン 「なに?! このタイミングで!?」


サーロイン 「え?!」
三洲次 うわああぁぁっ!!
ブリスケット 何が来たっすかああぁっ!!?


ブリーブA グワッ!?グワッ?!


ブリーブB ガアッ!ガアッ!!


ブリーブ達 「「グエッ!グエッ!!」」
   
ブリスケット 「ふぅ………驚かせやがるっす………」
ロース 「むしろ、敵の方が驚き慌てふためいてたわ」
サーロイン 「こいつらなら、無視しよう」

ブリーブたちをやり過ごしたら......


....いよいよワープ地点から......、


....次の通路ワープ!!
そして、そのまま......


....真上ワープ!!!


ブゥゥウウウゥゥゥ......ン!



地下1階同じ座標へ到着!

そしてデュマピック(現在位置調査の呪文)で......


....ワープ先の座標を確認。

サーロイン 「よし、座標は確認できたな」
三洲次 「じゃ、今日はもう地上へ戻りましょう」
サーロイン 「うむ」



今回は、ここで地上へ帰還しました。



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………………………………………


………………………………


………………………


………………


………



──── 地下10階
     第六玄室へ続く通路......

そこには、通路の陰からローラーレンジャーズの動向を偵察していた
上級魔術師協会のメンバーの姿があった......。

レベル10メイジA 「奴ら、地上に戻ったようじゃな……」
レベル10メイジB 「奥までは来なかったか………良かったのぉ」
レベル10メイジA 「しかし奴らは、潜る度に到達する部屋を一部屋ずつ増やしておるな」
レベル10メイジ 「と、言うことは……」
レベル10メイジA 「次来るときは、第六玄室まで来るということじゃ」
レベル10メイジB 「いや………第六玄室は、我が協会の………」
レベル10メイジA 「そうじゃ、このままではマズイことになる」
レベル10メイジB 「こ、これは……すぐに報告しに行かねば!!」

 

「138.突入!!上級魔術師協会本部!!」へ



名前 LV H.P. コメント
サーロイン 16 140 18 18 16 18 16 14 1 0 あのさぁ!
三洲次 16 149 18 18 17 18 18 18 5 4 最近さぁ!
21 161 18 18 18 18 18 18 0 0 誰一人さぁ!
ロース 19 160 17 18 18 17 18 14 0 2 レベルアップしないけどさぁ!
ランプ 23 124 17 18 18 17 18 17 0 9 いったいさぁ!
ブリスケット 18 133 18 18 18 18 17 15 3 5 どうなってるんだよっ!?

 


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