127.沈黙のグレーターデーモン
【登場人物】 | |
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サーロイン | ローラーレンジャーズのリーダー。サーは敬称。 |
三洲次 | 元盗賊だった日本男児の侍。発音は「みすじ」。 |
桃 | 元接近戦最強の少女。現在は盗賊。すぐキレる。 |
ロース | こんな名前だが細身で美人なエルフの女魔法使い。 |
ランプ | お金一筋のエルフの司教。パーティーの知恵袋。 |
ブリスケット | 日本オタクのエルフの僧侶。あだ名は「ブリ助」。 |
読了時間 (目安):約18分(動画無)、約30分(動画込)
※画面撮影アプリの影響で動画にノイズ音があります。申し訳ありません。
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今回も地下10階第三玄室までを周回し、アイテム全種類ゲットを目指します。
残る未入手のアイテムは、全っ然出て来ない下記2種類です!
・守りの盾
・破邪の指輪
ってか、いい加減出て来いや!!!
【目次】
■1周目:沈黙のグレーターデーモン
では、本日も張り切って行きましょう!!
──── 地下10階 第一玄室(1周目)
バンッ! ← 扉を蹴破った音
デーモンA | 「侵入者ダアァァッ!!」 |
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デーモンB | 「叩キ 潰セエエェェッ!!」 |
サーロイン | 「なに?!」 |
三洲次 | 「前回とまったく同じこの台詞は……」 |
デーモン達 | 「「オマエラ ハ ココデ死ヌノダアアアァァッ!!!」」 |
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三洲次 | 「くそっ! やっぱり!!」 |
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ブリスケット | 「前回から2連戦ですぜ…」 |
サーロイン | 「だが、今回も挑戦するか! 3匹ならば十分勝てるだろうから!」 |
ロース | 「そうね。 1ターンで1匹ずつで、3ターンってところね」 |
サーロイン | 「…………………………」 |
ロース | 「あら? 何か言いたいことある?」 |
サーロイン | 「…………頼りにしてるよ、ロース」 |
ロース | 「やっと素直になったわね」 |
ランプ | 「素直?」 |
三洲次 | 「とりあえず、いくぜっ!!(スラッ!)」 |
戦闘開始!!!
デーモンA | 「グワアアアァァッ!!!(ズシャーン!)」 |
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三洲次 | 「まず1匹!!」 |
サーロイン | 「さすがだ!!」 |
ロース | 「じゃ、私も!」 |
ロース | 「いかがかしら?!」 |
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ブリスケット | 「おぉ! グレーターデーモン1匹の呪文を封じ込めやしたぜ!!」 |
三洲次 | 「すげえ!!! 2戦連続でグレーターデーモンに呪文を効かせるなんて、さすがロースだ!!」 |
サーロイン | 「え………またなの……?」 |
その後、ランプのモンティノ(魔法封じの呪文)、ブリスケットの攻撃と続くが、
ランプのモンティはまったく効かず、ブリスケットの攻撃もかすり傷ていどで終わる。
ま、ここら辺は想定内だ。
そして......、
デーモンB | 「マアァァダアァァルウゥゥトオォォッッ!!」 |
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デーモンB | 「ギィ……ィ??」 |
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よーし!!
ロースのモンティノの効果は、バッチリだぜ!!
デーモンB | 「???」 |
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デーモンC | 「呪文ヲォォ、封ジラレタカァァ……! ナラバァァ、仲間ヲォォ、増ヤスダケェェ!!」 |
三洲次 | 「おぉ~い!! またかよぉ~!!」 |
三洲次 | 「マジで勘弁してくれってぇ~~!!」 |
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サーロイン | 「大丈夫だ、三洲次!! もう1匹減らせばいいだけの話しだっ!! てやあああぁぁぁっ!!」 |
サーロイン | 「………えぇと……………」 |
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ロース | 「ちゃんと身の丈にあったセリフを言った方がいいわよ」 |
サーロイン | 「………………………………」 |
1ターン目が終了!
ロースのおかげで、1ターン目は無傷で過ごせたが、
敵には増援が来たので、結局ふりだし状態。
サーロイン | 「ならば……」 |
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サーロイン | 「…同じ戦術でいくまで!!」 |
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2ターン目、開始っ!!
かつての最速の男・ブリスケットが、トップバッターで攻撃をする!!
いまだ素早さは健在!!
......結果はともかく。
サーロイン | 「相変わらず、ブリ助は素早さはあるな」 |
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三洲次 | 「彼、頑張ってる方だと思いますよ」 |
ロース | 「次は私ね!」 |
ロース | 「はい!! もう1匹っ!!」 |
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三洲次 | 「えぇ?! マジで!?」 |
ブリスケット | 「3連続で、グレーターデーモンに呪文を効かせやしたぜ!?」 |
サーロイン | 「……あ…………あり得なくね………?」 |
すげぇ!!
ロース、すげぇよ!!!
さすがローラーレンジャーズが誇るエリート魔法使い!!
デーモンB | 「グホオオオォォッ!!!(ズシャーン!」 |
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三洲次 | 「ほい、もう1匹片付けたぜっ!!」 |
サーロイン | 「…………………………」 |
ロース | 「ロイン? あなた、何しに来てるのかしら?」 |
サーロイン | 「く……! メンバーが活躍する中、リーダーたる俺が成果を出さない訳にはいかない!!! くらえええぇぇぇっ!! 全力乱れ突きいいいぃぃぃっっ!!!!」 |
サーロイン | 「………………………………」 |
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ロース | 「あなた、そっちで休んでて」 |
サーロイン | 「………………グスン…………」 |
デーモンD | 「グウゥゥ……、ヒトリ ヤラレタァァ……ッ!!」 |
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デーモンC | 「ナラバァァ、仲間ヲォォ、増ヤスダケェェ!!」 |
三洲次 | 「本当に、それ、もういいってぇ………」 |
デーモンC | 「ムゥゥ………?」 |
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デーモンD | 「クソォォ……ッ!」 |
三洲次 | 「最近、ちょいちょい来ないこと、増えたな………」 |
ランプ | 「ここら辺のグレーターデーモンも、数が減ってきたのかも知れませんね……」 |
なお、1匹呪文を封じていたので......、
....そいつのラハリト(火焔によるグループ攻撃呪文)は不発に終わりました。
つまり.....
ランプ | 「2ターン目もノーダメージでしたよ!」 |
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ブリスケット | 「こやつら相手に、奇跡でっせ………」 |
三洲次 | 「ロース様々だな」 |
サーロイン | 「…………ん? ちょっと待て」 |
三洲次 | 「え?」 |
サーロイン | 「さっきモンティノが効いた奴って………一番最後尾のグレーターデーモンだったな?」 |
ロース | 「それが?」 |
..........って、ことは............!
ちょっと敵の倒し方を調整する。
三洲次なら一撃で1匹倒してくれるだろうから、ここで2匹の内1匹だけ倒し、
1匹残すことにする。
三洲次 | 「とりあえず、1匹倒せばいいですか?」 |
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サーロイン | 「うむ、頼む」 |
三洲次 | 「じゃ、いくぜ!!」 |
デーモンC | 「ギィワアアアァァッ!!!(ズシャーン!」 |
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三洲次 | 「よし!!」 |
デーモンD | 「ギィイッ!? コノ ガキイイィィッッ!!!」 |
三洲次 | 「ぎゃあああぁぁっ!!」 |
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サーロイン | 「うむ、さすが三洲次だ。 見事に期待に応えてくれた」 |
ランプ | 「敵の怒りに触れて、やり返されてますけど……?」 |
ブリスケット | 「まさか、それ込みで期待してたんすか……?」 |
前衛の攻撃は、敵グループの前の方から順番に当たるので、
これで残ったのは、最後尾にいるモンティノが効いたグレーターデーモンのみとなった。
そして......、
....4ターン目へ。
ただ、4ターン目を始める前に、「グレーターデーモン養殖」の解説をしましょう。
■グレーターデーモン養殖
それは、高い経験値を持つグレーターデーモンに仲間を呼ばせ続け、
次々と増えていくグレーターデーモンを片っ端から倒していき、
最終的に膨大な経験値を手に入れるテクニックである。
しかしこのやり方には、1つだけ問題がある。
それは、グレーターデーモンは強力な攻撃呪文を連発するので、
長い間敵を呼ばせ続けると、その内パーティーの回復呪文などのリソースが枯渇し、
最終的に呪文攻撃に耐えられなくなる.....というものだ。
つまりこの方法には、「グレーターデーモンの呪文を封じる」という前提が必要となる。
そこで呪文を封じるために、一般的には「ハマン」「マハマン」という呪文が使われる。
呪文の詳細は割愛するが、これらの呪文を使えば、
グレーターデーモンの呪文を100%封じることが可能だからである。
だが!!
今回はロースの活躍のおかげで、グレーターデーモンにモンティノ(呪文封じの魔法)が効いたので、
ハマン・マハマン無しで「呪文が封じられた」グレーターデーモンを残すことができてしまったのだ!
実は、呼び出す側のグレーターデーモンの呪文が封じられていると、
呼ばれた側のグレーターデーモンも呪文が封じられた状態で現れる、という仕様がある.
つまり、今の状態なら......なんと「養殖」が可能なのである!!
これは、千載一遇のチャンス!!
......なんて書いたけど、俺的ルールで、グレーターデーモン養殖は禁止しているので、やらないんだけどね。
でも......こんなチャンス、もう二度と無いかも知れないし......、
ちょっと養殖の鱗片だけでも体験しても良いかな?
「呼ばれたグレーターデーモンも呪文を封じ込まれている」という現象だけ見て、
それ以上はやらないから。
ね!
ちょっとだけだから、許して下さい!
ってな訳で、養殖の鱗片だけでも体験してみます!!
さぁ!!グレーターデーモンよ!!!
仲間を呼ぶがよい!!!
ソピック好きか?!
ソピック、大好きか!?
いやさ、サッサと仲間呼んでくれよ!!!
きたーーーーーっ!!!
さぁ、呼ばれたグレーターデーモンも、本当に呪文が封じられた状態になっているのだろうか?!
おーーーー!!!
呼ばれた奴も、本当に呪文が使えない状態になっているんだ!!
なるほど、こうやって養殖ができるのね。
じゃ、養殖の片燐は楽しめたので、後は始末してしまおう。
呪文の封じられたグレーターデーモンなんて......、
....もはやザコだぜ!!
前衛が確実にダメージを与えていき......、
....見事、勝利!!!
が........宝箱の中はお金だけだった........。
三洲次 | 「グレーターデーモンって、ちょいちょいお金だけのこと、ありますよね」 |
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ランプ | 「おぉ! ゾロ目ですね! これはラッキーですよ!」 |
ロース | 「あなた、幸せのしきいが低いわね……」 |
サーロイン | 「次に行くか……」 |
と、第二玄室へ続くワープポイントへ行こうとした途端......
サーロイン | 「お? 部屋の隅っこに誰がいるぞ?」 |
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ランプ | 「え? またですか?」 |
三洲次 | 「まさか、またシーフですか?」 |
サーロイン | 「またシーフだ………」 |
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ロース | 「えぇ~……またなのぉ………」 |
サーロイン | 「何を喋ってる?」 |
ブリスケット | 「えぇと…………」 |
シーフA | 「腹減ったなぁ……」 |
シーフB | 「たまにはロールキャベツとか食いたいよなぁ……」 |
シーフA | 「なぁ、この前食ったジャージャー麺、美味くなかったか?」 |
シーフB | 「あぁ………じゃ、今晩もそれにするか?」 |
ブリスケット | 「単なる雑談っす」 |
サーロイン | 「なんだ……また悪企みかと思ったよ。 じゃ、無視して行くか」 |
で、逃走して、また一歩進んだら......
??? | 「おい! お前ら!!」 |
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サーロイン | 「え?」 |
メイジA | 「ここら辺で、ゴーゴンを見なかったか?」 |
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サーロイン | 「え? あ~~………別に~………」 |
メイジB | 「協会のゴーゴンがここら辺で逃げたんだが、 まったく姿を見かけなくなって……」 |
ブリスケット | 「はぁ………」 |
メイジC | 「じゃ、もし見かけたら、教えてくれ」 |
ランプ | 「まぁ………じゃぁ、見かけたら………」 |
メイジA | 「頼んだぞ」 |
三洲次 | 「行っちゃいましたね……」 |
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ブリスケット | 「ゴーゴンって、以前見かけた奴っすかね…?」 |
(参考) 第125話「ジャッカル盗賊隊」 | |
ロース | 「まだ探してるって、暇な連中ねぇ……」 |
サーロイン | 「どんくさい奴らだな。 ま、気にせずに次へ行こう」 |
なんてこともありつつ......、
....第二玄室へ向かう。
が........、
ロース | 「ねぇ……?」 |
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サーロイン | 「ん?」 |
ロース | 「今日って……このフロア、何か微妙に揺れてない?」 |
サーロイン | 「え?」 |
三洲次 | 「あ~~………確かに、ちょっと揺れてるかも」 |
ランプ | 「何ですかね?」 |
ブリスケット | 「地震じゃねぇっすか?」 |
サーロイン | 「この地方で地震は珍しいな」 |
ロース | 「でも……なにか不気味な感じがするわ……」 |
サーロイン | 「まぁ、地震ならその内 止むだろう。 とりあえず次の玄室へ向かうぞ」 |
──── 第二玄室(1周目)
目当ての敵が出てくるまで、出入りを繰り返していると......、
ビショップA | 「む? なんだ、お前ら?」 |
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ビショップB | 「ちょうどいい。 おい、ここら辺でゴーゴンを見なかったか?」 |
サーロイン | 「ゴーゴンなら、すぐ後ろに居るじゃないか」 |
ビショップC | 「え? あぁ、こいつとは別の奴だ」 |
三洲次 | 「見分けがつかねぇ……」 |
ブリスケット | 「って言うか、もしかして協会総出で捜してやすか?」 |
ビショップD | 「もし1匹で徘徊しているゴーゴンを見かけたら、教えてくれ」 |
サーロイン | 「あぁ、見かけたら……な。 じゃ……」 |
ビショップE | 「ん? おい!! お前ら!? ローラーレンジャーズじゃないのか?!」 |
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サーロイン | 「え?」 |
三洲次 | 「やべ!! 今度はバレた!!」 |
ビショップF | 「これは千載一遇のチャンスっ!! ぶっ殺してやるっ!!」 |
ブリスケット | 「うわっ!!」 |
サーロイン | 「ふぉおおおおぉおっっ!!」 |
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サーロイン | 「ぬぉおおおぉぉっっ!!」 |
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ブリスケット | 「うぎゃあっ!!」 |
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サーロイン | 「撤退!! 撤退っ!!」 |
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バタンッ!! ← 扉を閉めた音
サーロイン | 「やれやれ………ヒドい目に遭った……」 |
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で、改めて........、
....出入りを繰り返すと........
・
・
・
・
ゴーゴン | 「ぶも~~~っ!!」 |
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サーロイン | 「………………………………」 |
三洲次 | 「ゴーゴンですね………」 |
ランプ | 「こいつですかね……? 協会が探しているゴーゴンって………?」 |
ロース | 「でも、お供を大勢連れてるわよ……?」 |
ブリスケット | 「この迷宮でサバイバルしている間に、仲間を増やしたんでは?」 |
三洲次 | 「たくましく生きてるなぁ………」 |
ランプ | 「まぁ、これ位たくましくないと、ここではやっていけないと思いますが………」 |
サーロイン | 「アイテムが期待できないし、とりあえず入り直そう」 |
サーロイン | 「じゃぁな、頑張って生きろよ……」 |
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ゴーゴン | 「ぶも~~~!」 |
バタンッ!
....ってな訳で、一度玄室を出て、すぐに入り直すと......
バンッ!
??? | 「見つけたぞおおおぉぉぉっっ!!!」 |
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サーロイン | 「え?!」 |
サーロイン | 「うぉおっ?!(ひょい!)」 |
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ビショップA | 「あれ?」 |
ハイウィザード | 「ゴーゴンめっ!! そこにおったかあああぁぁっ!!!」 |
三洲次 | 「え? え?!」 |
三洲次 | 「あぶねぇっ!!(さっ!)」 |
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ハイウィザード | 「あれ?」 |
ブリスケット | 「何すか?! こやつら?!」 |
ビショップB | 「今だああぁぁっ!!」 |
ビショップC | 「捕まえろおおぉぉっっ!!」 |
ブリスケット | 「いでぇっ!!」 |
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ビショップB | 「あれ??」 |
三洲次 | 「ぐほぉおっ!! な、何すんだぁっ!!」 |
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ビショップC | 「ぇえ?! 人間…??」 |
サーロイン | 「……人……間?」 |
奇襲ターン終了........
ハイウィザード | 「なんじゃ、ゴーゴンかと思ったわ」 |
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ブリスケット | 「どこをどう見たら、あっしがゴーゴンに見えるんすかっ?!」 |
三洲次 | 「ってか、お前、噛み付いてきただろっ!!? 本当にゴーゴンを捕まえる気、あるのかっ?!!」 |
ビショップB | 「いや、ここら辺薄暗いし………」 |
ビショップC | 「それっぽいのを見かけたばかりだったから………」 |
ハイウィザード | 「なぁ、わしらが飼ってるゴーゴンをここら辺で見かけなかったか? すぐ近くまで追い詰めてるはずなんじゃが……」 |
ロース | 「じゃぁ、さっきのゴーゴンって……」 |
ランプ | 「やっぱりこの前見た奴だったんですね………」 |
ブリスケット | 「タフに生き抜いてやしたね………」 |
ハイウィザード | 「ん………?」 |
サーロイン | 「……………………………………」 |
ハイウィザード | 「……………………………………」 |
サーロイン | 「………?」 |
ハイウィザード | 「あーーーーっ!!! お前ら、ローラーレンジャーズっっ!!!」 |
三洲次 | 「ちっ………気付かなくていいところに気付きやがった………」 |
ハイウィザード | 「これは思いがけぬ好機っ!!! 4代目上級魔術師協会8代目副会長の名に賭けて、 今ここでお前らを成敗してやる!!!」 |
サーロイン | 「しょうがない………相手になってやるか」 |
戦闘開始!!
いきなりランプのモンティノが飛び、ビショップ共の呪文を封じる!!
これでビショップは木偶の坊だ!!
ビショップA | 「(ふが……ふが………)」 |
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ビショップB | 「(もが……もが………)」 |
ハイウィザード | 「何やっとんじゃ、おまえらはっ!!」 |
サーロイン | 「相変わらず大したことない奴らだな……」 |
ハイウィザード | 「ほざけっ!!! 我が魔術を喰らうがよいっ!!!」 |
サーロイン | 「ぬおおおぉぉぉっ!!!」 |
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ランプ | 「まさか?! 何て早さですか?!」 |
ハイウィザード | 「ふはははは!! ダテに副会長は務めておらんわっ!!」 |
ロース | 「ちょっと、前衛!! 何やってるのよ!?」 |
とりあえず、ロースのマダルトでビショップ2人を倒し......、
ハイウィザード | 「うぎゃああああぁぁっ!!」 |
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三洲次 | 「マダルト一発程度で、いい気になるなってんだ!!」 |
サーロイン | 「ふぅ……ここまでくれば、勝負はあったな」 |
ブリスケット | 「片付いたっす」 |
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サーロイン | 「ご苦労」 |
ロース | 「相変わらず誰かさんは、居ても居なくても一緒だったわね」 |
サーロイン | 「………………………………」 |
宝箱の中からは、指輪が1個しか出てこなかった。
なので、案の定......、
....「宝石の指輪」だった。
相変わらずこいつらからは、大したアイテムがほとんど出ないな。
さて、ダメージも小さかったから、第三玄室に向かって歩きながら治療していると......
三洲次 | 「バンパイア・ハンターの俺の、見事なフィニッシュを見たか?!」 |
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ロース | 「ま、大した相手じゃなかったわね」 |
ブリスケット | 「では、とっと次へ行きやしょう!」 |
サーロイン | 「……………なぁ?」 |
ランプ | 「はい?」 |
サーロイン | 「久しぶりに俺が一番で動いた上に一撃で倒したんだから、もうちょっと話題にし……」 |
ロース | 「さぁ!!第三玄室よ!!」 |
サーロイン | 「…………ひどいなぁ……………」 |
──── 第三玄室(1周目)
デーモンA | 「グルルルゥゥ………ッ!!」 |
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三洲次 | 「またかよ……」 |
ブリスケット | 「最近、グレーターデーモンの出現率が高過ぎねぇっすか?」 |
ランプ | 「でも、出現数は低下傾向に見えますね。 やはり数が減ってきているのでは?」 |
サーロイン | 「数が少ないのは歓迎だっ!! 軽く倒すぞ!!」 |
まずロースが動く!
さすがに今回はグレーターデーモンにティルトウェイトは効かなかったが、
きっちり後続の忍者を全員吹き飛ばす!!
そして、続く三洲次もきっちりと一撃でグレーターデーモンを倒して......、
....見事、ノーダメージで勝利!!
・エルフの鎖帷子
・切り裂きの短刀
今回の宝箱の中からはアイテムが2個出てきたが、
まぁ、あまり大したアイテムじゃなかったな。
第三玄室まで来たので、ここで城に戻ります。
サーロイン | 「では、地上に戻るか」 |
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ロース | 「ねぇ……」 |
サーロイン | 「ん?」 |
ロース | 「やっぱり………ここ、振動が続いてるわよ」 |
サーロイン | 「そう言われると………確かに………」 |
ブリスケット | 「地震にしちゃあ、長ぇっすね」 |
ランプ | 「それどころか、さっきよりも振動が大きくなってませんか?」 |
三洲次 | 「ん? どうした、桃?」 |
桃は床に手を付けると、振動から何かを感じ取りだした......
桃 | 「これは………何か巨大な奴らが………奥の方からこっちに向かって来る振動だ」 |
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サーロイン | 「巨大な奴ら……?」 |
ロース | 「ちょっと、恐いこと言わないでよ……」 |
ブリスケット | 「巨大な奴ら……って、ポイゾンジャイアントとかっすか?」 |
桃 | 「いや………、こいつは…………グレーターデーモンだな。 しかも、一番早い奴は………まだ数は少ねぇが、近くまで来てるぜ」 |
ランプ | 「そんなことまで分かるんですか?!」 |
ロース | 「すごいわね………」 |
三洲次 | 「でも、迷宮が振動するほどって………全体では相当な数ってことですよね? 何が起きてるんだろう……?」 |
サーロイン | 「分からんが………ま、我々は一旦地上へ帰還しよう」 |
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■2周目:追撃のグレーターデーモン
では、2周目に行きます。
いつも通り、まずは第一玄室へ........
....行く途中で、いきなりグレーターデーモンと遭遇!!
デーモンA | 「見ツケタゾオオオォォッッ!!!」 |
---|---|
デーモンB | 「コイツラ ガ ソウダナアアアァァッッ!!!」 |
三洲次 | 「え?! 見つけた??」 |
ロース | 「ちょっと! もしかして、こいつらが振動の正体のグレーターデーモンたちじゃないの?!」 |
ランプ | 「つまり……グレーターデーモンが奥から続々と来てるのは……」 |
ブリスケット | 「あっしらが狙い……ってぇことですぜ!!」 |
ロース | 「私たち……今度はグレーターデーモンに狙われた、ってことなの?!」 |
三洲次 | 「すげぇ面倒なことになったな………」 |
ランプ | 「ロイン、どうしますか?」 |
サーロイン | 「まぁ、とりあえず、こいつらだが………、 4匹ていどなら勝てるだろうけど………いきなり消耗するのもなぁ………。 しかも俺たちが目当て、ってことは、何か策があるのかも知れないし………」 |
ブリスケット | 「1回だけ、逃げるのに挑戦しやすか?」 |
サーロイン | 「うむ………そうだな」 |
サーロイン | 「逃げろおおおぉぉぉっ!!!」 |
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デーモンC | 「ウオオオォォ………逃ゲルカアアアァァッ?!」 |
デーモンD | 「オロカナァァァ………!! ワレラ カラ 逃ゲラレルトデモオオォォッッ!!」 |
ま、逃走成功ですけどね。
………………
………
──── 第一玄室(2周目)
三洲次 | 「はぁ…はぁ……、なんとか第一玄室まで逃げれましたね」 |
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サーロイン | 「うむ、では玄室に入るか」 |
ランプ | 「なぁ、ロイン? 逃げる前に、グレーターデーモン達が気になること叫んでましたよ?」 |
ブリスケット | 「『逃げられるとでも?』……ってぇことは、また玄室に回り込んでんじゃねぇかい?」 |
ロース | 「以前もあったわね、そんなこと」 |
サーロイン | 「あいつらの狙いが俺たちってことは…………十分あり得るな」 |
三洲次 | 「一旦、出直しますか?」 |
サーロイン | 「まぁ、腹を括って、突入しよう!!」 |
ブリスケット | 「入りやすかぁ………」 |
サーロイン | 「全員、覚悟はいいなっ!? いくぞっ!!」 |
三洲次 | 「ごく…っ!」 |
バンッ!! ← 扉を蹴破った音
・
・
・
・
ブリーブ | 「ゲロッ、ゲロッ……ゲロッ、ゲロッ……」 |
---|
サーロイン | 「………………………………」 |
---|---|
三洲次 | 「ひょ………拍子抜け…………」 |
サーロイン | 「この感じだと、あいつらには回り込まれていないようだな」 |
ランプ | 「杞憂でしたね」 |
サーロイン | 「じゃ、入り直そう!」 |
バタンッ!
....ってな訳で、一度「逃げる」して、再度入り直す。
バンッ!
??? | 「オロカ者ドモ ガアアアアァァッッ!!!」 |
---|---|
サーロイン | 「え?!」 |
??? | 「殺シテ シマエエエェェェッッ!!!」 |
---|---|
三洲次 | 「えぇっ?! まさか!?」 |
サーロイン | 「ぐほぉおっ!!」 |
---|---|
三洲次 | 「やっぱり回り込んでんじゃねぇかあぁぁっ!!」 |
三洲次 | 「ぎゃぁあっ!!」 |
---|---|
デーモンA | 「他ヲ 探シニイッタ ヤツラヲオォォ、 呼ビ戻セエエエェェェッ!!!」 |
………………
………
奇襲ターン、終了........
デーモンB | 「ザコドモ ガアアアァァァッ!!!」 |
---|---|
デーモンC | 「逃ゲラレントォォ、言ッタダロオオォォッッ!!!」 |
三洲次 | 「ま、またかよ!?」 |
ブリスケット | 「ロイン殿、どうしやすか?!」 |
サーロイン | 「分散して探しに行ったからか、幸い数は減ったようだな………。 よし!! 今の内に倒すぞっ!!!」 |
戦闘開始!!!
デーモンA | 「グィギャアアアァァァッ!!!(ズシャーン!」 |
---|---|
三洲次 | 「まず1匹っ!!!」 |
サーロイン | 「さすが、三洲次!!」 |
ブリスケット | 「後続の忍者は片付けたっすぜ!!」 |
---|---|
サーロイン | 「よくやった、ブリ助!!」 |
ランプ | 「しかし、相変わらずグレーターデーモンには呪文が効かないですね」 |
サーロイン | 「まぁ、仕方あるまい」 |
ロース | 「私に任せて!!!」 |
サーロイン | 「え? いや、だからグレーターデーモン相手に呪文は効き難いから……」 |
サーロイン | 「………そう何度もは………」 |
---|
デーモンC | 「グワアアアアアァァァッ!!!」 |
---|---|
サーロイン | Σ (;◎ж◎):∴!!! |
ロース | 「もう1匹片付けたわっ!!」 |
---|---|
三洲次 | 「マジかよ!!」 |
ランプ | 「なんでそんなにグレーターデーモンに呪文が通用するんですっ?!」 |
ブリスケット | 「ロースはん、ほんまにすげぇっすぜ!!!」 |
サーロイン | (;゜□゜) …………………… |
デーモンB | 「オノレエエェェ…ッ!!」 |
---|
デーモンB | 「ラアアァハアアァリイイィトオオォッッ!!!」 |
---|---|
サーロイン | 「ぐわあああぁぁぁ!!!」 |
三洲次 | 「くそっ!! だが、ラハリト一発程度なら、なんとか……!」 |
サーロイン | 「く……っ! メンバーが活躍する中、リーダーたる俺が成果を出さない訳にはいかない!!! 今度こそ、俺の真の実力を見せてやる!!! くらえええぇぇぇっ!!! 本日2回目の全力乱れ突きいいいぃぃぃっっ!!!!」 |
サーロイン | 「……………………………………」 |
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ロース | 「あなた、本当にそこらで休んでていいから」 |
サーロイン | 「……………………グスン…………」 |
......やっぱりサーロインって、戦士の素質は無いのかも........。
2ターン目!!!
サーロイン | 「こ、今度こそ、俺の真の実力を見せてやる!!」 |
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ロース | 「ギロッ!!」 |
サーロイン | 「だ、大丈夫だ!! 今度は真面目にやる!!」 |
ブリスケット | 「………これまで真面目にやってなかったんすか?」 |
サーロイン | 「ほら!! 当てたよ!! 斬れたよ!!!」 |
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ランプ | 「喜ぶしきいが低過ぎですよ………」 |
三洲次 | 「それが"真の実力"って理解でいいですか……?」 |
ロース | 「どうして一回で倒さないのよっっ!! 反撃を喰らったら、どうするのよ!?」 |
サーロイン | 「いや………そう言われても………カシナートじゃぁ………」 |
ロース | 「桃は、カシナートでも一撃で倒してたわっっ!!!」 |
ブリスケット | 「次!! あっしがいきやす!!」 |
ブリスケット | 「あ………やっぱり………ダメっすか………?」 |
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デーモンB | 「ギロッ!!!」 |
ブリスケット | 「あ………やっぱり………怒りを買っただけっすか………?」 |
デーモンB | 「ギシュアアアァァッ!!!」 |
ブリスケット | 「ふぎゃああぁぁっ!!!」 |
---|---|
ロース | 「ほら、見なさい!!! 一撃で倒さないから、反撃を喰らうんじゃない!!!」 |
サーロイン | 「……………………………………」 |
三洲次 | 「やれやれ、俺がやらないとダメだな」 |
デーモンB | 「グギィヤアアアァァァッ!!!(ズシャーン!」 |
---|---|
三洲次 | 「こんなもんで、いかがでしょう?」 |
ロース | 「あなたもねぇ、もうちょっと早く動けないの?!」 |
前衛3人 | 「「おまえ、文句多過ぎだろ!!!」」 |
とりあえず戦闘には勝利!!
宝箱の罠は「毒針」。
桃が無事に解除し、中から「鎧」が出てきたが......
....もう散々手にしている「極上の鎧」だった。
とりあえず、第二玄室へ進みますか。
──── 第二玄室(2周目)
ポイゾンジャイアントの集団が出てきたが、
ロースが一番手でマカニト(Lv7以下の魔物を倒す呪文)を唱えたので、
あっさりと勝利できた。
ってか、やっぱりロースが強過ぎる。
ロースがエリート過ぎる。
マジで。
ロース | 「楽勝ね!」 |
---|---|
ブリスケット | 「期待する結果を出してるだけに………」 |
三洲次 | 「期待するスピードで動いてるだけに………」 |
サーロイン | 「文句を言う資格があるから………」 |
前衛3人 | 「「癪(しゃく)に障るよな………」」 |
宝箱の罠はメイジブラスターで......
今回も桃がキッチリ解除。
そして中から短刀が1本出てきた。
1個だけか......こりゃ「切り裂きの短刀」あたりかな......?
ランプ | 「おぉ!『盗賊の短刀』ですよ!!」 |
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三洲次 | 「ちょっと意外だったな」 |
サーロイン | 「もう何本も手に入れているけど、なかなかなモノが入っていたな」 |
ブリスケット | 「じゃ、第三玄室へ行きやすか」 |
......その第三玄室へ行く途中........、
ブリスケット | 「お? 曲がり角から誰か来やすぜ」 |
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サーロイン | 「なに?! じゃ……えぇと……そっち、そっちに隠れろ!」 |
シーフA | 「ふぅ~……食った、食った」 |
---|---|
シーフB | 「やっぱ、あそこのジャージャー麺は美味ぇな」 |
シーフC | 「また今度来ようぜ」 |
三洲次 | 「さっき見たシーフ達ですね」 |
---|---|
ランプ | 「食後だけあって、気が緩んで歩いてますね」 |
サーロイン | 「このままやり過ごそう」 |
ブリスケット | 「ロイン殿?」 |
サーロイン | 「ん?」 |
ブリスケット | 「どこでジャージャー麺食えるんすか? あっし、食ってみてぇっす」 |
サーロイン | 「いや、知らないよ」 |
ロース | 「やっぱりここって、私たちの知り得ない道とかあるのよ、きっと……」 |
三洲次 | 「なんて喋ってる内に、あいつら行っちゃいましたよ?」 |
サーロイン | 「じゃ、このまま立ち去ろう」 |
………………………………
……………………
…………
なんてこともありつつ、本日最後の玄室です。
──── 第三玄室(2周目)
バンッ!
??? | 「待てぇーーいっ!!」 |
---|---|
サーロイン | 「え?」 |
ハイマスター | 「灰マスター!!」(シャキーン!) |
---|---|
ハタモト | 「黄マスター!!」(シャキーン!) |
メイジA | 「緑マスター!!」(シャキーン!) |
メイジB | 「メイジマスター!!」(シャキーン!) |
メイジC | 「メイジ!!」(シャキーン!) |
ハイマスター | 「5人揃って!!」 |
敵全員 | 「「ゴマスター!!」」 |
サーロイン | 「………………違う」 |
---|---|
敵全員 | 「「…………………………」」 |
サーロイン | 「おかしい! 分かってないだろ、お前ら。 お前、何だよ?」 |
メイジ | 「メイジ」 |
サーロイン | 「…………………………」 |
メイジ | 「…………………………」 |
サーロイン | 「お前は?」 |
メイジマスター | 「メイジマスター!!」 |
サーロイン | 「………ま………まっ……、まだ『マスター』があるからいいよ。 君、『メイジ』って………」 |
メイジ | 「はい……」 |
サーロイン | 「"はい"じゃないよ(ポカッ!」 |
メイジ | 「えぇぇ~…………」 |
サーロイン | 「"えぇぇ~"って、"えぇぇ~"じゃないだろ。 灰と黄ときて、緑で君はいいよ。ここまではいいじゃないか。 なんだよ、お前らのそれ?」 |
メイジ | 「だから………変えた方がいいって……、先代の灰マスターから遺言があって………」 |
サーロイン | 「なんだよ、遺言って! 座れ!!」 |
敵全員 | 「「…………………………」」 |
サーロイン | 「座れ!!」 |
灰マスター | (ちょこん……) |
黄マスター | (ちょこん……) |
メイジ達 | ((ちょこん、ちょこん……)) |
サーロイン | 「本当に、ちゃんとやろうよ(ちょこん……)。 全然戦えないよ」 |
メイジ | 「でも、5人バラバラにした方が、遺言で、良いって………」 |
サーロイン | 「あぁ、そう。 そうかい」 |
メイジ | 「で、一応……」 |
サーロイン | 「バラバラになってないじゃん、なってないじゃん。 メイジが2人いるじゃん」 |
メイジマスター | 「メイジと…、メイジマスター」 |
サーロイン | 「まぁ、いいよ、メイジマスター、まぁ、いいよ、泣いておいてあげるよ。 君、なんだよ?」 |
メイジ | 「…………………………」 |
黄マスター | 「僕がメイジをやったら良かったですか?」 |
サーロイン | 「そんなこと言ってないっ!(ボカッ! お前はいいんだよ、それで」 |
灰マスター | 「いや、もう、分からないですよ、本当に……」 |
サーロイン | 「バラバラにしろって言われてるんだろ? おい! ……おい!」 |
灰マスター | 「あの、だから、あれですか………、メイジマスターが1番目に出て、 5番目にメイジが出たら良かったですか?」 |
サーロイン | 「そんな問題じゃないから! そんなことしたら、ロクなアイテムが出ないだろ!! ダメだって!」 |
灰マスター | 「……でも……そんなこと、遺言じゃ、お前、言ってなかったし…」 |
サーロイン | 「"お前"って、誰に言ってるんだっ!!(ボカッ!」 |
灰マスター | 「えぇぇ~………………このボケェ~」 |
サーロイン | 「なんだと、この野郎!!(ボカボカボカッ!」 |
黄マスター | 「止めろ!止めろっ!!」 |
緑マスター | 「灰マスター、灰マスター苦しがってる!!苦しがってるっ!!」 |
ブリスケット | 「何すか……? あれ………?」 |
ロース | 「……………………アホらし……」 |
ランプ | 「もしかして………戦闘始まってます?」 |
三洲次 | 「じゃぁ、もう倒しちゃいましょう!!」 |
黄マスター | 「いえええぇぇぇろっ!!!」 |
---|
メイジ達 | 「「ぐりいいいぃぃぃんっっ!!!」」 |
---|
三洲次 | 「楽勝だな」 |
---|---|
ブリスケット | 「まぁ、ここまではいいっすよ……」 |
ロース | 「問題は………」 |
ランプ | 「あそこの2人ですね…………」 |
灰マスター | 「このボケェっ!!(ガブゥッ!」 |
---|---|
サーロイン | 「いでっ!!いでででっ!!」 |
サーロイン | 「ふざけんなぁっ!!(ボコ!スカッ!」 |
---|---|
灰マスター | 「いだっ!!いだあぁっ!!」 |
ランプ | 「子供の喧嘩ですか……?」 |
---|---|
ブリスケット | 「ガキの喧嘩やあらへんで」 |
三洲次 | 「なんで関西弁?」 |
2ターン目......
サーロイン | 「てめぇ!!こんにゃろおっ!!」 |
---|---|
灰マスター | 「ひぃえぇっ!(ひょい!)」 |
サーロイン | 「お前ぇっ!!避けんなあぁっ!!」 |
灰マスター | 「避けて、なにが悪いっ?!!」 |
ランプ | 「まだやってますよ………?」 |
---|---|
三洲次 | 「あれが………マスターレベル以上の君主と、忍者系最高峰の上忍との戦いなの……??」 |
ロース | 「ねぇ、ブリ助? あの人全然頼りにならないから、あなたが片付けてきて」 |
ブリスケット | 「へい…………」 |
サーロイン | 「次の一撃で勝負を決めてやるから、絶対に動くなよっ!!」 |
---|---|
灰マスター | 「敵に向かって"動くな"って、どういう了見じゃあっっ!!!」 |
ブリスケット | 「てやっ!!」 |
サーロイン | ( ゜_ ゜)………………………… |
---|
ブリスケット | 「片付けたっす」 |
---|---|
ロース | 「ご苦労さま、さすがね」 |
サーロイン | (゜o ゜ )「え? なんで?」 |
---|
ロース | 「なんでじゃないわよっ!!!」 |
---|---|
サーロイン | ( > _ < ) |
ロース | 「あなたの戦い方がヘボいからじゃないっ!!」 |
サーロイン | 「いや、あのハイマスターと対等に渡り合ってたじゃん?」 |
ランプ&三洲次 | ((低いレベルで……)) |
ロース | 「そもそも、あなた今日何もしてないでしょっ!!!」 |
サーロイン | 「いや!バンパイア倒したって!!」 |
ロース | 「たった1匹だけじゃない!! 他のメンバーが戦闘でどれだけ貢献してると思ってるの?!」 |
サーロイン | 「いや、ほら、調子の良い日とそうじゃない日って、誰にでもあるじゃない?」 |
ロース | 「いい訳しないでっっ!!! 生死がかかってるのに、調子が悪いからって相手が手加減するとでも言うのっ!?」 |
三洲次 | 「………もう、うるせぇなぁ………」 |
---|---|
ブリスケット | 「………うるせぇっすね…………」 |
ランプ | 「とりあえず、宝箱を開けましょう!! ハイマスターでしたからね!! また、『武器』が出て来るかも知れませんよ!!」 |
三洲次 | 「お、そうだったな! よし! ブリ助、カルフォだ!!」 |
ブリスケット | 「御意!! カルフォッ!!」 |
三洲次 | 「……………………………………」 |
---|---|
ランプ | 「……………………………………」 |
ブリスケット | 「……………………………………」 |
三洲次 | 「帰るか……」 |
ランプ | 「えええぇぇ!!?」 |
桃 | 「開けるぜ!!」 |
三洲次 | 「桃、止めろって。 ほら、帰るぞ(ずるずる....)」 |
桃 | 「うー!開けるぅー!!(ずるずる....)」 |
ランプ | 「そ……そんなぁぁぁ………」 |
ブリスケット | 「ランプはんも、諦めて帰るっすよ(ズルズル....)」 |
ランプ | 「ア……アイテムがぁぁ……(ズルズル....)」 |
サーロイン | 「グレーターデーモンも1匹倒しただろっっ!!!」 |
---|---|
ロース | 「ブリ助と2人がかりでじゃない!!! あなたの攻撃は全然頼りにならないのよっっ!!!」 |
ブリスケット | 「まだやってるっすよ…(ズルズル....)」 |
---|---|
三洲次 | 「ほっとけって…(ずるずる....)」 |
ランプ | 「ぶ、武器があぁぁ………(ズルズル....)」 |
---|---|
桃 | 「開けるぅー!(ずるずる....)」 |
ブリスケット | 「まだ言ってるっすよ…(ズルズル....)」 |
---|---|
三洲次 | 「ほっとけって…(ずるずる....)」 |
最後はグデグデになったけど、本日はここまで。
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名前 | 職 | LV | H.P. | 力 | 知 | 信 | 生 | 早 | 運 | 吸 | 死 | コメント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
サーロイン | 君 | 15 | 128 | 18 | 17 | 16 | 17 | 15 | 13 | 1 | 0 | 戦士としての素質が無いのでは…? |
三洲次 | 侍 | 15 | 148 | 18 | 18 | 18 | 18 | 17 | 18 | 5 | 4 | たった1人でも前衛に頼れる奴がいて、良かったよ。 |
桃 | 盗 | 20 | 160 | 18 | 18 | 18 | 18 | 18 | 18 | 0 | 0 | お前、罠の解除に成功してると、出番無くなるよ? |
ロース | 魔 | 18 | 159 | 17 | 18 | 18 | 18 | 18 | 13 | 0 | 2 | グレーターデーモンも倒せる魔法使い。すげぇ。 |
ランプ | 司 | 22 | 100 | 18 | 18 | 18 | 16 | 18 | 16 | 0 | 9 | よく考えると、最近お前も戦闘で出番が無いぞ。 |
ブリスケット | 僧 | 17 | 116 | 18 | 18 | 18 | 17 | 16 | 15 | 3 | 5 | たま~に戦闘でフィニッシュを決めるよね。 |
【更新履歴】
2021年 8月21日:一部の表現を見直しました。
2021年 6月19日:ハイウィザードの代数の間違いを訂正。
2021年 6月12日:次ページへのリンクを設定。
2021年 6月 5日:新規公開。