36.地下10階からの刺客

【登場人物】  
ロイン 「ローラーレンジャーズ」リーダーの魔法使い。
三洲次 密航してきた日本男児の盗賊。発音は「みすじ」。
訓練所を首席で卒業した侍の少女。すぐ暴れる。
ロース こんな名前だが細身の美人僧侶。エルフだしね。
ランプ お金一筋のエルフの司教。自分の店を持つのが夢。
ブリスケット 日本オタクのエルフ。侍で、あだ名は「ブリ助」。

読了時間 (目安):約8分



──── 地下9階......


ロイン 「今日も地下9階を回り、経験値とアイテムを稼いでいこう」
ブリスケット 「では、突入していきやすぜ」

バンッ!     ← 扉を蹴破った音


レベル7メイジ 「ぐわああぁぁ!!」


レベル7メイジ 「うばばばぁばぁばぁああっっ!!!」

ロイン 「先制できたのはラッキーだな!」
三洲次 「お! 宝箱が出てきましたよ」


三洲次 「えぇと…、毒針ですね」
ロイン 「よし、開けてくれ」


三洲次 「うわああぁぁっっ!!
 間違えたああぁぁっ!!」
ロイン 「いきなりかよっ!!!」

ブウゥン....ブウゥン.........


……………………


…………



ブリスケット 「また、地下1階に戻されたんすか?」
ロース 「でも、雰囲気が少し違う気もするわ……」
ロイン 「確認しよう」


ロイン 「お! 地下9階のままだぞ!」
ランプ 「いきなり ふり出しに戻らなくて、良かったですね」
ロイン 「東に4、北に18……と、いうことは…?」
三洲次 「マップを見ると…、連続した小部屋を抜けた先ですね」
ロイン 「エレベーターまで続く通路の近くだな。
 一度エレベーターまで戻り、仕切り直すか」
ロース 「じゃ、戻りましょ」

長い通路を歩き、エレベーター前の玄室へ......。


もちろん玄室戦闘になるのですが......、


邪魔だあああぁぁっっ!!!
オーガロード ごゅばばばぁばぁばぁぁぁっっ!!


  ……うびょびょびょおおおぉぉっっ……
   
  ……ふぎぎぎぎゃぎゃぎゃぁぁぁっ……
   
ロイン 「相変わらず容赦無いな……」
三洲次 「お! 宝箱が出てきましたよ」


ランプ 「せっかく地下1階に戻るのは避けられたのに…」
ブリスケット 「結局戻ることになるんすかぁ?」
三洲次 「なんで失敗する前提なんだよっ!!」
ロイン 「いいから、開けてくれ」
三洲次 「地下1階になんか戻らないから、
 安心して下さいっ!!」




ロイン 「へ?」
三洲次 「罠…、間違えてた……」


ズゴオオオォォォンッッ!!!!



ロイン 「全員ダメージを喰らいやがった…」
ランプ 「……………(怒!」
ロース 「……………(怒!」
三洲次 「ほら? 地下1階には、戻らなかったでしょぉ?」
!!!
三洲次 「ごめんなさいぃぃっ!!」

 


ロース 「治癒呪文を大量に消費したから…」
ロイン 「地上に戻って、回復するか…」


戻るんじゃん......。




出直して、本日2度目の地下9階。

まぁ、淡々と戦闘をこなすだけなのですが....、



ブリスケット 「む…、1桁のダメージっすか…」
ロース 「意外と固いのよねぇ…」
死ねえええぇぇっっ!!!


ブリスケット 「………………」
ロース 「………………」

....カシナートの威力があるとは言え、桃だけやたら強んだよな。

しかも、カティノ(魔物を眠らせる魔法)のかかった敵ではあったが、とうとう......、


....今回プレイ初の3桁ダメージ!!

我がパーティー「ローラーレンジャーズ」も、強くなったものである。
主に、桃が

かくして....、


.... 圧倒的攻撃力をもって、片っ端から敵を倒していくのであった。

ロイン 「もはや敵無しだな」
三洲次 「出てくる敵を、根こそぎ倒していきますね」
ランプ 「懸賞金目当ての奴も、もう恐ろしくありませんね」



……………………


…………


──── 地下10階 上級魔術師協会 本部

アーチメイジ 「まだ ローラーレンジャーズを倒せないのか?」
ハイウィザード 「申し訳ありません。
 前回の奇襲でもそうでしたが、ゴロツキどもは
 ちまちまダメージは与えますが、
 それではまったくダメでして……」
アーチメイジ 「頼りにならない奴らめ…」
ハイウィザード 「奴らを殺すには、もう一撃必殺あるのみ!…です」
アーチメイジ 「つまり?」
ハイウィザード 「忍者どもに奇襲をさせます!」
アーチメイジ 「なるほど。
 例のやたら強い小娘も、それなら一発で殺せるな。
 よし! それでいけ!!」
ハイウィザード 「はっ!!」


…………


……………………

 


??? 「お命っ!!!」
??? 「頂戴っっ!!」
ロイン 「なにっ!?」


ブリスケット 「ぐはっ!!」


「ちっ!!」

うおおおぉぉおおぉぉぉ!?
久々の忍者の奇襲っっ!!

ニンジャA 「くそ!」
ニンジャB 「首を刎ねれなかったか……」

一瞬ドキリとしたけど、首が無事で良かった....。

無事と分かれば、後は......、


ザコがなめぇんじゃねえええぇぇっっ!!!
ニンジャB ぐぉほほほぉほぉほぉおおおぉぉっっ!!!

桃が やり返すだけだ。

ロイン 「本当に容赦ないな……」
三洲次 「お! こいつらも、宝箱を持ってましたよ!」




ロース 「アイテムが3個も入ってたわよ!!」
ロイン 「久しぶりの収穫だなっ!
 さっそく、鑑定を頼む!」
ランプ 「どれどれ…」


ランプ 「『守りの指輪』がありました!
 新しいアイテムですよ!」
ロイン 「今回は幸先がいいぞ!
 この調子で、ガンガン行こう!」


……………………


…………


──── 地下10階 上級魔術師協会 本部

ハイウィザード 「忍者の奇襲は失敗に終わったようです!!」
アーチメイジ 「くそ! しぶとい奴らめ!!」
ハイウィザード 「もう人間ではダメです!!
 悪魔を送り込みましょう!!」
アーチメイジ 「悪魔?」

…………


……………………



ブリスケット 「なんすか?! こいつ?!」
ランプ 「レッサーデーモンですね。
 以前に一度、後続で現れたことがありますよ」
ロース 「誰かさんの魔法が全然通用しなかった相手ね」
ロイン 「誰のことだろうなー(棒」
ニンジャC 「お前らっ!!
 よくも大切な仲間を殺してくれたなっ!!
 この悪魔が、お前らを地獄に落としてくれるわっ!!」
三洲次 「悪魔の後ろに、さっき倒した忍者の仲間がいますね…」
ニンジャC 「悪魔の手にかかれば、人間ごとき簡単に殺せるのだっっ!!」
ロース 「えいっ!!」


ニンジャC 「ぎゃあああぁぁぁっっ!!!」
ロース 「あら、簡単に殺せたわ」
男4人 ((( 悪魔だ…… )))
   
デーモン 「スウウゥゥゥ………ッ」
ロイン 「ん?」
デーモン マゥハァリィトオオォォッッ!!!
ロイン 「え?!」


ブリスケット 「ぐわあああぁぁっっ!!!」
三洲次 「や、やはり格が違うっ!!」
ロイン 「くそっ!!
 カティノだっっ!!」


ロイン 「………………」
三洲次 「ある意味、期待を裏切らない展開……」
ロース 「さすがね」
「あたいに任せなっ!!!」


デーモン 「ギシャアアアァァァッッ!!!」
三洲次 「悪魔さえも一撃か……」
ランプ 「どっちが化け物か、分かりませんね…」
「なんか言ったか?」


桃の活躍で、もはや向かうところ敵無しである。




しかし.......、
その一方で、ロクなアイテムが出てこない

ぶっちゃけ、前々回のカシナート以降、宝箱から出てくるアイテムは同じような物しか出てこない。

例えば....、


「良い短剣」が2本出てくるとか....、


「最強の短剣」が2本出てくるとか....、


「粉砕のメイス」が2本出てくるとか....、


「光る鎖帷子」が2個出てくるとか....、まぁ、そんな感じ。


特に、粉砕のメイス や 短剣 がやたら出てくるイメージです。

そこで、どの程度アイテムが出てくるか、最近の記録を遡ってみました。

結果は、下記の通り。
ここでの出現率とは、冒険に出た時の平均入手個数です。


第1位:粉砕のメイス
    出現率 : 1.12(個/回)

粉砕のメイスの出現率、高過ぎっ!!!
1回探索したら1本入手するペースである。
完全に「なんか同じようなアイテムばかり手に入る」という印象の元凶である。

第2位:幻滅の短剣
    出現率 : 0.75(個/回)

これも、ちょっと出過ぎだろ...。
ただ、呪われているアイテムの中では、4,000G.P.とそこそこの値段で売れるので、悪くはないが...。

第3位:切り裂きの剣、最強の短剣、鉄の杖
    出現率 : 0.63(個/回)

「切り裂きの剣」は、もう大量生産品のレベルに落ちた印象。
そして、「短剣がよく出るなぁ」という印象も、第2位とここの「最強の短剣」の2つが原因である。


....となった。


まぁ、読者の皆様には、すごくどうでもいい情報でしたが。




さて、次の日....。

シーフ 「懸賞金はオレのも…


シーフ もぉおおおわぉわぉわぉぼぼぉぉっっ!!

メイジ 「懸賞金はワシらがいただ…


メイジ だぅばばばばぁばぁばぁああぁぁっっ!!

プリースト 「貴様らの首はオレたちが…


プリースト がごごごごぉごぉごぉおおぉぉっっ!!

ランプ 「相変わらず、懸賞金狙いの奴らばかりですが…」
ロース 「根こそぎ返り討ちね」
三洲次 「桃が一人で………だけど」
ロイン 「もう 全部あいつ一人でいいんじゃないかな」

……………………


…………


──── 地下10階 上級魔術師協会 本部

レベル7メイジ 「会長おおぉぉっ!!」
アーチメイジ 「なんじゃ?!」
レベル7メイジ 「みんな返り討ちにされましたあああぁぁっっ!!」
アーチメイジ 「なんということだ…」
レベル7メイジ 「あいつらを倒せる奴なんてえぇぇ、
 もう居ないですよおぉぉおおぉっっ!!」
アーチメイジ 「泣くなっっ!!!」
ハイウィザード 「会長?」
アーチメイジ 「なんじゃ、副会長?」
ハイウィザード 「かくなる上は…、地下10階からモンスターを送り込みましょう」
アーチメイジ 「待て、待て」
ハイウィザード 「え?」
アーチメイジ 「地下9階と地下10階が、なぜシュートで一方通行なのか…、分かっておるのか?」
ハイウィザード 「………………」
アーチメイジ 「ワードナ様がおられるこの地下10階を守るモンスターだけは、
 強さの次元が違うのじゃぞ?」
レベル7メイジ 「………………」
アーチメイジ 「そんなモンスターを上の階へ上げては、パワーバランスが崩れ、コントロールがきかなくなる。
 だから、モンスターが勝手に上へ上がらないように、一方通行になっておるのじゃ」
ハイウィザード 「百も承知!!
 しかし、奴らを倒すためには、もはやそれだけ強力なモンスターが必要っ!!!」
アーチメイジ 「むぅ…………。
 よし! 分かった!!
 背に腹は代えられんっ!!
 この地下10階から、強力な魔物を連れていけ!!」
ハイウィザード 「はっ!
 レベル7メイジよ!
 ただちにこの階からモンスターを引き連れ、地下9階に配置するのじゃ!!」
レベル7メイジ 「承知致しました!!」
ハイウィザード 「頼んだぞ!!」
アーチメイジ 「ふっふっふっ……
 はぁーはっはっはっ!!
 地下10階に巣食う次元の違う強力なモンスターを前に、
 彼奴らがズタボロに殺戮されていく様を、この目で見てみたいものじゃなっ!!!」

…………


……………………


──── 地下9階......


ワイバーン キョギョギョギョギョオオオォォッ!!


ワイバーン グギャギャギャギャヤヤァァッッ!!
   
  ……ゲェゲャゲャゲャゲャアアァァッッ……
   
  ……ガバババァバァバァアアァァッッ……
   
ブリスケット 「相変わらず、一人でなぎ倒していきやすぜ……」
ランプ 「経験値が六等分なのが、申し訳ないですね……」
三洲次 「お!宝箱がありましたよ。
 開けますね」


ランプ 「また『粉砕のメイス』がありましたよ…」
三洲次 「またかよ…」
ロイン 「では、次へ行こう」


てくてくてく......

ロース 「今日は『守りの指輪』以外、ロクなアイテムが出ないわね…」
ロイン 「まぁ、こればかっりはしょうがないな…」
ブリスケット 「そろそろ次の玄室っすよ」

てくてくてく......

物陰から見てる
レベル7メイジ

(くくく…、来たな、バカどもめ!
 何が待ち受けているか も知らずに…!)


ブリスケット 「じゃ、蹴破りやすぜ」
ロイン 「うむ」

バンッ!


ブリスケット 「うわっっ!!!」
ロイン 「な…なんだ、このモンスターは?!」

物陰から見てる
レベル7メイジ

(くくく……。
 ワシが地下10階から連れてきたモンスターを見て、驚いておるぞっ!!)

三洲次 「どっから現れたんだよ、こんなの…?」
ロイン 「分からん」
ロース 「ねぇ? どうするのよ?」
ロイン 「どうする…って、……う~む……。
 なぁ?
 こいつら、強そうか?」
ブリスケット 「パッと見では…… 






ブリスケット 「すげぇ弱そうっす……」
ロイン 「う~ん………」
   
ブリーブ 「ゲロッ、ゲロッ!」
ブリーブ 「グワッ、グワッ!」
ブリーブ 「グエッ、グエッ!」
   
ロース 「なに? カエルなの?」
ロイン 「分からん……」
ランプ 「どう料理します?」
ロイン 「見た目、魔法とか使ってこなさそうだから、
 カティノを併用しつつ、打撃だけで戦ってみるか」
ブリスケット 「承知」


ブリスケット 「てりゃぁっ!!」
「でやあああぁぁぁっ!!」



三洲次 「ありゃ? でも一撃でダメなの?」
ロース 「なによ!この気持ち悪いのっ!!」


ブリーブ 「プゲッ!」
ランプ 「やっと1匹……」
   
ブリーブ 「グエッ?!」
ブリーブ 「ガエッ?!」
   
ロイン 「………………」
   
ブリーブ グゲェ!!グゲェッ!!
ブリーブ グガァ!!グガァッ!!



三洲次 「2匹増えたっ?!」
ランプ 「1ターン終わって、むしろ1匹増えましたね…」


2ターン目

「こしゃくなああぁぁっっ!!」


三洲次 「なんだ、こいつら?!
 桃でさえ、一撃で倒せないなんて!!」


ロース 「3人がかりで、やっとだわっ!!」
   
ブリーブ ゴワッ!ゴワッ!
ブリーブ グゥワッ!グゥワッ!



ブリスケット 「また2匹増えたっすっ!!!」



3ターン目

三洲次 「1匹倒すと、逆に次のターンには1匹増えてるんだけどっ?!」
ランプ 「減らすどころか、むしろどんどん増えていきますよっ!!」
ロース 「どういうことよっ?! これっ?!」

物陰から見てる
レベル7メイジ

(いいぞ!いいぞ!
 奴らが苦しんでおる!!)


ロース 「ねぇ!! 魔法で倒した方が早くない?!」
ブリーブ 「グゲェ!グゲェッ!」
ロイン 「いやぁ、なんとなく魔法とか抵抗がありそうな…」
ブリーブ 「グワァ!グワァッ!」
三洲次 「でも、このままじゃ増える一方ですよ?!」
ブリーブ 「ゴァワ!ゴァワッ!」

物陰から見てる
レベル7メイジ

(ふはははは!!!
 苦しめ! 苦しめ!!)

ブリーブ 「ガァワ!ガァワッ!」
ランプ 「どうするんですか?!」
ブリーブ 「ゲゴッ!ゲゴォッ!!」」
ロイン 「いや、どうするって……」
ブリーブ 「グェア!グェアッ!」
ブリーブ 「グワァ!グワァッ!!」
ブリーブ 「ゴガァ!ゴガッ!!」
だああああぁぁぁっっっ!!!!
 うるせえええぇぇぇっっ!!!!
ブリーブ 「グ…!?
ブリーブ 「ゲ…!?
ブリーブ 「ガ…!?
   
「……………………………」
   
ブリーブ 「……………………」
ブリーブ 「……………………」
ブリーブ 「……………………」






ブリーブ 「ガァガァガァ!(ピョン!ピョン!)」
ブリーブ 「グァグァグァ!(パタパタパタッ!)」
ブリーブ 「フゲフゲフゲ!(ビタビタビタッ!)」
三洲次 あーーーっ!?
 いっせいに逃げ出したあああぁぁ?!」
逃すかあああぁぁっっ!!!


ブリーブ 「プギュラッ!!!」





勝利。



物陰から見てる
レベル7メイジ

(……………………)



………………………


………………


………




──── 地下10階 上級魔術師協会 本部

アーチメイジ 『ブリーブ』なんかで勝てるかあああぁぁっっ!!!
レベル7メイジ 「まぁ……、そのぉ……」
ハイウィザード 「なんで、よりにもよって『ブリーブ』なんじゃ?!
 地下10階には、もっと強い魔物が大勢いるじゃろっ!?」
レベル7メイジ 「地下10階のモンスターって、ワシより強いのばかりでしょ…?
 ワシごときの言うことを聞くのが、あんなのしかいなくて……」
アーチメイジ 「ダメだ、こりゃ……」

 

「37.恐怖!エナジードレインの奇襲!」へ



名前 LV H.P. コメント
ロイン 13 77 17 18 12 18 17 15 0 ティルトウェイト習得を賭けて、経験値を稼ぎ中。
三洲次 14 53 18 16 9 14 18 17 3 結局、上階の時と開錠失敗率は変わらない気も。
12 94 18 18 18 18 17 17 0 今のレベルの限界なのかブリーブが実は強いのか?
ロース 13 104 17 18 18 18 18 14 2 大軍はマカニトで足りるし、マリクトの出番が…。
ランプ 13 46 14 18 18 14 16 10 3 こいつの次のレベルアップはいつなんだ??
ブリスケット 12 100 17 17 15 18 18 12 2 彼にもそろそろ新しい武器が欲しいなぁ…。

 


【更新履歴】
2021年 7月31日:読むのにかかる所要時間(目安)を掲載しました。
2019年 8月18日:全体的に文章と台詞を推敲。
2019年 8月11日:台詞と脱字を一部見直し。次ページへのリンクを設定。
2019年 8月 4日:新規公開。