111.激闘!vsグレーターデーモン!

【登場人物】  
サーロイン ローラーレンジャーズのリーダー。サーは敬称。
三洲次 元盗賊だった日本男児の侍。発音は「みすじ」。
元接近戦最強の少女。現在は盗賊。すぐキレる。
ロース こんな名前だが細身で美人なエルフの女魔法使い。
ランプ お金一筋のエルフの司教。パーティーの知恵袋。
ブリスケット 日本オタクのエルフの僧侶。あだ名は「ブリ助」。

読了時間 (目安):約10分
※ページが崩れる場合、本サイトのキャッシュをクリア願います。



いきなりですが、前回の冒険を終えて、ランプ(司教)レベルアップしました!


おおおおぉぉぉ!!!
待望の司教の呪文習得!!!

3レベルぶり......これは実に47話ぶりの呪文習得である!!



1年ぶりかよ!!!



(誤)司教って、どんだけ呪文の習得が遅いんだよ....
(正)俺って、どんだけ執筆が遅いんだよ....



まぁ、いいや。
久しぶりの呪文習得....、何を覚えたのかなぁ~?


ディアルマ

やったー(棒


いや......今やマディ(全快呪文)当たり前になって久しいのに、今頃ディアルマ(中級の治療呪文)って......。

他のゲームで言えば、ハーゴンの神殿とかゾーマの城に突入し、
治療もベホマを普通に使う頃に、やっとベホイミを覚えた、って感じ。

例えがあまりに古過ぎる気もしますが、こういうプレイ日記を読んでいる方の世代を考えると、
むしろこれぐらいの方が分かりやすいかと思いますが、どうでしょう?




さて、前回3種の神器で唯一未入手だった「手裏剣」をゲットし、
残す未入手アイテムは次の3種類となりました。

・守りの盾
・回復の指輪
・破邪の指輪

一番入手が困難な指輪2個がまだ残っているところを考えると、
この2つが最後の最後まで残りそうだなぁ......。



ま、悩んでいてもしょうがないので、今回も地下10階を回りましょう!!


──── 地下10階 第一玄室(1周目)


バンッ!        ← 扉を蹴破った音


??? 「待っておったぞ!!
 ローラーレンジャーズめっ!!」
サーロイン 「え?」


ハイウィザード 「わしこそは4代目上級魔術師協会5代目副会長、ハイウィザードだ!!
 我が協会のレベル10メイジたちを、そうとう見下してくれているようだなっ!!
 代わりに、このワシが相手にやってやる!!!」
三洲次 望み通り、相手をしてやるっっ!!
ハイウィザード 「え?!」


ハイウィザード ふぎゃああああぁぁぁっっ!!


ビショップ達 「「ひぃぎゃああああぁぁぁっ!!」」


ロース 「余裕ね!」
サーロイン 「あっさりだな……」
三洲次 「修行中に出遭ったハイウィザード達はやたら強かったけど、
 あれはたまたまだったのかなぁ……」



ランプ 「なんで魔術師協会が兜なんかを……」
ロース 「今となっては、ショボいわね」
サーロイン 「じゃ、第二玄室へ行こう」


──── 第二玄室(1周目)


バンッ!


パス!
「にげる」をポチッとな!


パス!
「にげる」をポチッとな!


パス!
「にげる」をポチッとな!


こんなので逃げ損なうなよっ! ! !

被害はほとんど無いから、いいけどさぁ......。


再度「にげる」をポチッとな!

で、今度は逃走成功。

次。


う~ん..........パス!
「にげる」をポチッとな!


どわあああああぁぁぁぁ!!!!

あ、あぶねええぇなああぁっっ!!!

1匹だからと油断したわ......まさか前回につづいて今回も逃げ損なうとは........。

でも、今回も呪文で助かった......



こうなると、もう「逃げる」を選択するのが怖くてしょうがない

1匹だが、全力で叩く!!


サーロイン! お見事!


サーロイン 「あいつが出てきた場合、今度からはもう逃げずに戦おう」
三洲次 「俺はどっちでもいいかな」
ロース 「手裏剣を手にしてから、コロッと態度が変わったわね」
ランプ 「アイテムが出てきましたよ」
サーロイン 「何だった?」


ランプ 「また『忍耐の兜』でした」
ブリスケット 「こんなん2個も要らねぇっすよ」
サーロイン 「そうだな。
 あぁ、ところで、桃?」
「うぃ?」


サーロイン 「お前、ガス爆弾の解除率、ちょっと悪くないか?」
「あ………悪ぃ………」
三洲次 「このやりとり、懐かしいな……」

さて、第二玄室まで来たので......


.....ここで城へ戻り、不要な兜2個を売っ払って来ました。




では、2周目です。

──── 地下10階 第一玄室(2周目)


バンッ!



よしよし! 勝機はこちらにあり!!

さっそく先制ターンで......


....ランプが1匹ディスペルし......、

三洲次 てやああああぁぁっっ!!!


....三洲次が1匹一刀両断し、サーロインが......

サーロイン とやああああぁぁっっ!!!


サーロイン 「…………………………」

..........外した。


ブリスケットの攻撃はハナから期待してないので省略。



通常ターン

こちらでも......

三洲次 いやああああぁぁっっ!!!


....三洲次がさらに1匹倒し、サーロインが......

サーロイン ちょやああああぁぁっっ!!!


......倒しちゃった
そこは外すとこだろ、空気読めよ


見事、ノーダメージ勝利!

ローラーレンジャーズネタにしにくく強くなったものだ。

サーロイン 「先制できたのは、大きかったな」
ランプ 「アイテムが出てきましたよ」
サーロイン 「何だった?」



ランプ 「『苦しみ』の巻物……」
ブリスケット 「それ、よく出てきやすね」
サーロイン 「仕方ない。
 次の玄室に期待を託し、進むぞ」




…………………………………………


………………………………


……………………


…………


……


──── 地下10階 某所......
     上級魔術師協会(4代目) 本部


LV10メイジ 「ハイウィザード様がやられました」
アーチメイジ 「またか………」
LV10メイジ 「もう第3暗殺チームの特訓が終わるまで、大人しくしていた方がよろしいのでは?」
アーチメイジ 「まだ特訓は終わらないのか?」
LV10メイジ 「えぇ。
 第2暗殺チームの失敗を研究し、特訓内容を見直しておりますので」
アーチメイジ 「そうか、それなら仕方ない。
 しかし奴らを放置しておくのも、ワードナ様から叱責されること必定。
 ただ手をこまねいている訳にもいかぬ……」
LV10メイジ 「では、先日、戦闘指導を専門とする者たちが営業に来ましたが、
 彼らを雇ってはいかがでしょうか?
 迅速に戦闘要員を育成する、と謳っておりましたし」
アーチメイジ 「ほぉ、そんなことが……。
 それは渡りに船だ。すぐに連絡を取れ」
LV10メイジ 「了解しました」

…………


……………………


………………………………


──── 第二玄室(2周目)


サーロイン 「では、入るぞ」

バンッ!



サーロイン 「なに?!」
   
??? シンニュウシャ ダアアアァァッッ!!
??? ナカマ ヲ アツメロオオォォッッ!!
   
サーロイン 「え?」


げえええぇぇ!!
グレーターデーモン!!!

でも2匹ならなんとか......って、すでに1匹増えてるが。

もう1匹は?


え?! もう1匹増えるの?!




ぬおおおお!!
グレーターデーモン4匹!!!

まぁ、奇襲されたけど攻撃が来なかったので、
実質グレーターデーモン4匹との通常戦に等しい状況だな。

ランプ 「どうしますか?」
サーロイン 「今の我々では、4匹はまだ厳しい気もするな」
三洲次 「この前の修行中、救助隊は3匹までなら勝ちましたよ」
サーロイン 「え? そうなの?
 なら俺たちは、4匹に挑戦しよう!!」
ブリスケット 「げ?! 戦うっすか?」
ロース 「そういうしょうもない意地の張り合いが、自滅の原因になるのよ……」
ランプ 「戦いきれますかね?」
サーロイン 「まぁ、戦況が厳しくなったら、マロール(瞬間移動の呪文)で逃げればいいだろ」
三洲次 「では……(スラッ!)」
   

■通常ターン:第1ターン


では、グレーターデーモン4匹挑戦しましょう

サーロイン 「作戦を言うから、全員よく聞いてくれ」
ブリスケット 「なんすか?」
サーロイン 「ひたすら攻撃する、以上だ」
三洲次 「なんだよ、その身も蓋もない作戦………」
サーロイン 「相手は魔法がほとんど効かないから、しょうがないだろ」
ロース 「じゃ、私たち後衛は見てればいいかしら?」
サーロイン 「一応、万が一に賭けて、モンティノ(魔法封じの呪文)を唱え続けてくれ。
 状況が厳しくなったら、治療呪文で回復してくれればいい」
ランプ 「了解です」
サーロイン 「いくぞ!!」

戦闘開始っ!!!

三洲次 てやああああぁぁぁっ!!!


デーモンA グワアアアアァァァァッッ!!

よし!!
いきなり1匹撃破!!

ブリスケット 「おぉ! さすが三洲次っち!」
三洲次 「レベル挽回の修行中に、何度か戦った経験が活きたぜ!!」
サーロイン 「修行は有益だったようだな!
 よ~し! リーダーとして、負けてられんっ!!」


サーロイン 「あれ?」
ロース 「全然負けてるじゃないっ!!」
サーロイン 「カシナートじゃダメなのかなぁ?」
ロース 「桃は一撃で倒してたわよっ!!
 あなたがヘボいだけでしょ!!」

つづいてモンティノが飛び交う!!!




しかし、モンティノ×3発が飛ぶも、1匹も呪文は効かず!!
さすがに厳しいか......。

そして1ターン目は、これにてこちらの攻撃は全て終了
つまりこの後は、グレーターデーモンの攻撃がひたすら飛んでくる


残ったグレーターデーモン3匹......、う......ちょっと厳しいか......?


デーモンB ギギィィ………ヒトリィィ………ヤラレタァァ………
デーモンC ナラバァ………ナカマヲォォ……ヒトリィィ……フヤスダケェェ………
   
三洲次 「あ……なんか……散々な結果だった以前のデジャブが………」


三洲次 「あぁ………やっぱり…………」
サーロイン 「三洲次!! 油断するなっ!!
 敵の攻撃がくるぞっっ!!!」
   
デーモンD マアァァダアァァルウゥゥトオオォォッッ!!


三洲次 ぐはあああぁぁっっ!!

く!
やはりマダルト(最強のグループ攻撃呪文)がきたかっ!!!

デーモンB ラアァァハアァァリイィィトオオォォッッ!!!


サーロイン ぬぉぉおおぉぉっっ!!!

次はラハリト(強力な火炎によるグループ攻撃)!!


■第2ターン


サーロイン 「全員、大丈夫かっ?!」
ランプ 「えぇ……」
ロース 「なんとか………」
サーロイン 「よし!
 もう1ターンぐらいなら、いけるだろっ!!」


戦闘続行っ!!

三洲次 くそおおおおぉぉっっ!!
 この化け物めえええぇぇっっ!!!


デーモンB グギャアアアアァァァァッッ!!

さらに1匹撃破!!!

三洲次 見たかあああぁぁっ!!!
ランプ 「さすがです!!」
サーロイン 「よーーし! 名誉挽回!!
 今度こそ!!!


サーロイン 「あ……あれ?」
ロース 「悪化してるじゃないっ!!
 なにやってんのよっ!!!」




ブリスケット 「やはりダメっすか」
ランプ 「今回はモンティノがまったく効きません!」
   
デーモンD マァァダァァルゥゥトオオオォォッッ!!!
サーロイン 「まだマダルト唱えてくるのかっ?!」
ロース 「え?! それって……」


サーロイン ぐおおおおぉぉ…っ!!






いや、ちょっと待て!!

三洲次のダメージがやば過ぎだろっ!!!!

ブリスケット 「三洲次っちが、死にかけてやすっ!!」
サーロイン 「え?! 一番頼りの?!」
ロース 「グレーターデーモンの攻撃が、まだ2匹も残ってるわっ!!」
ランプ 「これではラハリトどころか、モリト(最弱のグループ攻撃呪文)でも死んでしまいますっ!!」
サーロイン 「し……しまったっ!!


やばい!!
敵の攻撃を甘く見過ぎた!!!


つ........次の敵の攻撃は........?!




ランプ 「ぐほっ!」

ハリト(最弱の単発攻撃呪文)?!

これは僥倖!!!


サーロイン 「だが………まだ1匹残っている?!」


最後の1匹は..........?!




カティノ(催眠呪文)?!!

ブリスケット 「こ奴ら、こんな呪文も使ってきやすか?!」
サーロイン 「だが、助かったぞ!!
 これで三洲次はまだ戦えるっ!!!」


三洲次 「ZZzzz…………」
   
ランプ 「戦えなくなりました」
サーロイン 「ええええぇぇぇ??!」
ロース 「ちょっと、どうすんのよ?!」
サーロイン 桃おぉぉっ!!!
 三洲次を叩き起こせええええぇっっ!!!
おりゃああぁっ!!!三洲次ぃぃぃっっ!!!
 起きろおおおぉぉぉっっ!!!ドガアッ!!!
三洲次 ぐぅふおっっ!!!

■第3ターン


三洲次 「ぐぅ……ぉお……っ!!」
サーロイン 「よし!起きたな!」
三洲次 「じゅ……重傷者を相手に……もうちょっと……手加減ってものを……」
ランプ 「今の桃の一撃で死なず、良かったですよ」
三洲次 「いや、マジで……そう思う……ぐほっ……」
ブリスケット 「ロイン殿、三洲次っちをはじめ、さすがに何人かは治療が必要ですぜ」
サーロイン 「うむ、ブリ助、ロース! マディを頼むぞ!」
ロース 「2人までしか治せないわよ?」
ランプ 「では、私が覚えたばかりの回復呪文を、さっそく役立てる時が来ましたね」
サーロイン 「やはり司教が成長すると、戦術の幅が広がるな!
 ランプ、任せたぞ!!」
ランプ 「了解です!」


緊張の3ターン目!!!


おぉ!
さっそくブリスケットが
素晴らしい!!

三洲次 「助かったぜ、ブリ助!」
ブリスケット 「どういたしやして」
三洲次 よおおおぉぉしっ!!
 やり返してやるぜえええぇぇっっ!!!


デーモンC グボォォォオオォォォォッ!!
   
三洲次 「ちっ!一回しかヒットしなかった!」
ランプ 「倒せたのだから、結果オーライですよ!」
ロース 「あいつのH.P.が少なかったのが幸いしたわね!」
サーロイン 「三洲次っ!! 見事だっっ!!!
 俺もつづくぞっっ!!!


サーロイン 「………………………………」
ロース 「何につづくって?」
サーロイン 「…………え~と……………」
三洲次 「そう言えば、前回の戦いもこんな感じでしたね」
ブリスケット 「歴史は繰り返しやすな」
ロース ちょっと!
 あの戦い、ボロボロで逃走したじゃないっ!!!
 不吉なこと言わないでよっ!!!
ランプ 「あの………そんなことより、早く治療してくれません?
 私のH.P.もヤバイんで……」
   
デーモンD シャアアアアァァッッ!!!
   
ランプ 「え?」
ブリスケット 攻撃がくるっす!!
ランプ 「え?! ちょ、私のH.P.がまだ…!?」

し、しまった!!!
敵の方が先に攻撃してくる??!

ラ、ランプがああああぁぁぁっっ!!?


モリトッ!!?
なんとか1発は耐えたっ!!!


あぶねええぇぇぇ!!!
なんとか間に合ったあああぁぁぁ!!!!

ロース 「遅れてゴメンね」
ランプ 「ま…まぁ、結果オーライで」
ブリスケット 「あっしのH.P.もそろそろヤバイっす!!
 早く頼みますぜ!」
ランプ 「お! そうでした!」


ブリスケット え?!
 あっしだけ、たった14?!
ランプ 「我慢してくださいよ。
 私はまだディアルマまでしか使えないんですから」
ブリスケット 14って、ディアルと変わらねぇじゃねぇっすかっっ?!
ランプ 前回の倍も回復したんだから、いいじゃないですかっ!!
ブリスケット そういう問題じゃねぇっすよっ!!!
ランプ 生存率が少しでも上がったんだから、別に良いでしょっ!!
ロース ちょっと! そこ、うるさいわよっっ!!!
三洲次 「本当に………なんだよ………このデジャブだらけの戦い…………」
サーロイン もう一発、攻撃がくるぞっ!!!



あぶねええええぇぇぇ!!!
ディアルマが先に来てなかったら、ブリスケットがヤバかったわっ!!!

ギリギリの戦いだなぁ........。


■第4ターン


サーロイン 「なんとか全員無事か………」
ランプ 「しかし今度は、マディをかけてないメンバーが危ないです」
サーロイン 「そうだな。まず俺自身がヤバい」
ブリスケット 「あっしも、ディアルマじゃ焼け石に水っす……」
サーロイン 「あと危ないのは?」
ロース 「私もそろそろ限界が近いわ」
サーロイン 「そうか、ロースもまだ治療してなかったな。
 …ってことは、同じH.P.の桃も危ないか?」
「あたいか?
 あたいはまだ76あるぜ」
サーロイン へ?
「…………………………」
サーロイン 「ぼそぼそ…(なぁ、ロースがあんななのに、なんで桃はH.P.がまだあんなにあるんだ?)」
ランプ 「ぼそぼそ…(さぁ……桃って、緊迫した戦闘ほど、なぜか強いですよね……)」
三洲次 「ぼそぼそ…(なんでマディをかけてもらった俺よりH.P.が残ってるんだ……)」


いまだ緊迫した状況が続く第4ターンっ!!!

三洲次 てやあああぁぁぁっっ!!
サーロイン いやあああぁぁぁっっ!!



げ?!
1匹も倒せないっ!??

デーモンE ギイイィィ……ィィ……ッ!!
   
三洲次 「くそっ! こいつは強いぞっ!!」
サーロイン 「よし! やっと当てたぞ!!」
ロース 「『よし』じゃないわよっ!!
 全然効いてないじゃないっ!!!」

うーむ、これは敵が先に攻撃してきたら、死者が出るのでは?!

が......


....この後は回復呪文が......


....立て続けに飛び......、


.....ロースもなんとか17ポイント回復!
敵の攻撃前に回復できたのはデカい!


後は、敵の攻撃に耐えられるかどうか........


デーモンF マアァァハアァァリイィィトオォォッッ!!



サーロイン ぬぉぉおおっっ!!

1匹目はマハリト!!

もう1匹は......?!

デーモンE ヨォォシィィ、イマノ ウチニィィィ…


デーモンE ムゥ………

やった!!
1匹分もうけた!!!


■第5ターン


サーロイン 「状況は?!」
ランプ 「ディアルマ1回のロースが、いまだ厳しい状況です!」
サーロイン 「よし、次はロースにマディだ!」


サーロイン 残るは2匹!!
 第5ターンいくぞっ!!!
   
三洲次 うりゃああああぁぁっ!!


サーロイン よぉぉーーーしっ!!
 これで残るは1匹だあああぁぁっ!!!
   
デーモンE ソウハ イカンッッ!!


サーロイン 2匹に戻ったあああぁぁ!!


ロース 「サンキュ、ブリ助!」
ブリスケット 「どういたしやして!」
三洲次 「ロイン、早く攻撃を!」
サーロイン よおおぉぉしっ!!
 一撃のもとに倒してやるぞっ!!!


サーロイン 「…………………………」
三洲次 「一撃?」
サーロイン 「大丈夫! 調子は上がってきた!」
ロース 「今さらぁ?」



モンティノは、相変わらずまったく効かない......。


■第6ターン


サーロイン 「次、治療が必要なのは?!」
ランプ 私! 私! 今61です!
三洲次 いや、俺は54だから、俺が先だ!
ロース 「低さを競ってどうするのよ……」
ブリスケット 「マディでいいっすか?」
サーロイン 「いや、残り50~60あるなら、相手は2匹だし、ディアルマでも凌げるだろう」
ロース 「じゃ、大怪我アピールしていた2人にディアルマね」
三洲次 「一言多いよ………」


サーロイン いくぞっ!!!
三洲次 おりゃああああぁぁっ!!!


デーモンE グハアアアアァァァァッッ!!!

よし!頑張ってるな、三洲次!!

だが、次は珍しく、グレーターデーモンが早々に攻撃をしかけてくる!!!

デーモンF コイツラ メエエエェェッ!!!



モリト!!
よーし!!! これなら全然イケるぜ!!!


サーロイン よおおぉぉぉし!!
 俺も大分コツを掴んできたぞ!!




■第7ターン


三洲次 「残り1匹っ!!」
サーロイン 「これは……イケる!!!


サーロイン 最後は、この俺が決めてやるっ!!!


サーロイン 決まった!!!
   
デーモンF グギャアアアアアァァァ…ァァ…ッ!!!ズシャーンッ!!


サーロイン 「……勝ったな!」
三洲次 「勝ったぞ!!」

死者ゼロで勝利!!!

お見事、ローラーレンジャーズ、そして俺!!!


サーロイン 「とうとうグレーターデーモンに勝てたな!」
三洲次 「ふぅ……でも、今までで一番の激戦でしたね」
ブリスケット 「マディを使いまくりでしたぜ」
ロース 「こんなにマディを使った戦いって、過去に無かったわね」
ランプ 「えぇ、みんながマディを必要とし…………みんな…………みんな?」
   
「…………………………」
   
ランプ 「ボソボソ…(あの……誰か桃にマディをかけましたか?)」
ブリスケット 「ボソボソ…(マディどころか、ディオスさえかけてねぇっすぜ)」
三洲次 「ボソボソ…(いや、でも桃って、俺たちの中で一番H.P.あるし)」
ロース 「ボソボソ…(ちょっと!私だって桃と同じH.P.なのに、マディが必要だったわよ!)」
サーロイン 「ボソボソ…(マジか………)」
   
「…………………………」
   
 ← 桃の方を向く
   
   


……………………

…………



ブリスケット 「毒針っすな」
サーロイン 「桃の見立ては?」
「ん~~…………まぁ、そうっぽいな」
サーロイン 「では、毒針で開けてくれ」
「うぃ」
ランプ 「これだけの激戦を制しましたからね!
 いいアイテムが出てほしいですよねぇ!!」
サーロイン 「そうだな」
ランプ 「ねぇねぇ、皆さん、何が入ってると思います?!」
ブリスケット 「腐った皮鎧」
ロース 「錆びた鎖帷子」
三洲次 「また『苦しみ』の巻物」
ランプ 「………もうちょっと前向きになりましょうよ………」
「うっし!開いたぜ」

さあ!!!
これほどの激戦を制した見返りは何だ??!




金だけかよっっ!!!

 

「112.ファイアードラゴン・フィーバー」へ



名前 LV H.P. コメント
サーロイン 13 107 18 17 16 17 15 12 1 0 力が18あるんだし、もう少し安定してても…。
三洲次 13 107 18 18 18 18 18 18 5 4 力が18あるのに桃ほど安定しないのは、なぜ?
16 156 18 18 17 18 16 18 0 0 身を守ってただけで、あの存在感はさすが。
ロース 15 156 15 18 18 18 18 11 0 2 魔法が効かないと、途端に活躍の場が無くなる。
ランプ 20 93 18 18 18 16 18 14 0 9 とうとうレベル20台に到達した人が登場!
ブリスケット 14 113 15 17 18 16 17 13 3 4 魔法も攻撃もダメな場合、何してればいい?

 


【更新履歴】
2021年 8月21日:一部の表現を見直しました。
2021年 5月29日:読むのにかかる所要時間(目安)を掲載しました。
2021年 2月28日:上級魔術師協会本部の表記を見直し。
2021年 2月21日:次ページへのリンクを設定。
2021年 2月14日:新規公開。