130.爆誕!!くノ一 桃!!

【登場人物】  
サーロイン ローラーレンジャーズのリーダー。サーは敬称。
三洲次 元盗賊だった日本男児の侍。発音は「みすじ」。
接近戦最強の少女。今回盗賊から前衛職へ復帰。
ロース こんな名前だが細身で美人なエルフの女魔法使い。
ランプ お金一筋のエルフの司教。パーティーの知恵袋。
ブリスケット 日本オタクのエルフの僧侶。あだ名は「ブリ助」。

読了時間 (目安):約15分(動画無)約20分(動画込)
※画面撮影アプリの影響で動画にノイズ音があります。申し訳ありません。
※ページが崩れる場合、本サイトのキャッシュをクリア願います。


【目次】

前準備:爆誕!!くノ一 桃!!

前準備:どうやって?

1周目:桃が戻って来た!!




■前準備:爆誕!!くノ一 桃!!


前回、(盗賊)レベル21に到達しました。

ここまでレベルアップすれば、十分でしょう。


来るべき時が、いよいよ来たのです!!


それは........


ロース 「『盗賊の短刀』?」
ランプ 「あぁ、そう言えば……」
三洲次 「知ってるのか、ランプ?」
ランプ 「うむ。
 『盗賊の短刀』には力(スペシャルパワー)が秘められていて、
 その力を解放すると、解放した者は『忍び』に必要な能力が飛躍的に発達し、
 『忍者』に成ることが出来ます」
ブリスケット 「マジっすか!」
ランプ 「能力の向上度合いは本人の資質に依存しますが、
 元々資質が高い桃なら、一流の忍者に成れるでしょう」
ロース 「スゴイわ……」
サーロイン 「では、桃……


サーロイン  ……力を使ってくれ」
「うぃっす」

「盗賊の短刀」スペシャルパワーを使い、忍者クラスチェンジ!!!







(※) クラス名が「NIN」に変化!!

くノ一 桃、ここに爆誕! ! !


三洲次 「俺たち"善"の戒律のパーティーに、忍者が加わった、ってこと?!」


(解説)
忍者は、通常「悪」の戒律でしか転職できません。
まぁ、「悪」で転職して、その後「善」に転向する手もありますが....。

ロース 「桃が、とうとう前衛に復帰するのね!!」
三洲次 「でも、なんでレベル21まで待ったんです?
 『盗賊の短刀』の力を使えば、最初から忍者に成れた、ってことですよね?」
サーロイン 「うむ、それはな……」


忍者は、一度に複数回の攻撃をすることができる。
その回数は、((レベル数)÷5)+2(* 小数点以下切り捨て) である。

(参考)
 レベル10の場合 … (10÷5)+2 = 4.00 → 4回
 レベル19の場合 … (19÷5)+2 = 5.80 → 5回
 レベル20の場合 … (20÷5)+2 = 6.00 → 6回
 レベル21の場合 … (21÷5)+2 = 6.20 → 6回
  (*) 小数点以下は切り捨て

つまり、レベルが上がれば上がるほど、攻撃回数が増えるのである。

しかし、忍者は全職業の中で最もレベルが上がり難いため、
攻撃回数アップの恩恵を受けるまで、ものすごい時間がかかってしまう。

そこで、逆に最もレベルが上がりやすい「盗賊」レベルを上げてから転職すれば、
成長が遅い欠点を回避しつつ、攻撃回数アップの恩恵を受けることができるのである!


三洲次 「なるほどね……」
ロース 「でも、レベル20でもレベル21でも攻撃回数が同じなら、
 レベル20で転職すれば良かったんじゃないの?」
サーロイン 「ただ、このやり方にも欠点があるんだ」


「盗賊の短刀」スペシャルパワーで転職すると、「経験値はそのまま」という仕様が存在する。
これがどのように問題となるかは、2つの職業の必要経験値を見ると分かる。

  盗賊 忍者 差分
レベル20 2,184,404 4,410,535 2,226,131
レベル21 2,445,043 4,940,292 2,495,249
レベル22 2,705,682 5,470,049 2,764,367

(単位) E.P.

例えばレベル21で忍者に転職すると、経験値は 2,445,043(E.P.) のままなので、
次のレベル22以降へ育てるためには、3,025,006(E.P.) 以上の経験値が必要となる。
つまり、それまで稼いだ以上の経験値が必要になるのである。
これが、この転職方法が持つ欠点である。


サーロイン 「しかし、この欠点を解決する方法が1つだけある」


それは「エナジードレインを受ける」という方法である。

エナジードレインを受けるとレベルは1つ下がるが、
併せて「経験値は下がった後のレベルの必要経験値に補正される」という仕様が存在する。

つまり今回の場合、経験値が 2,445,043(E.P.)4,410,535(E.P.)増えるのである!!

そう!!
自動的に経験値の問題が解決するのだ!!


サーロイン 「それを踏まえ、先ほどの攻撃回数の件もセットで考えると……」


レベル20(攻撃回数6回)で転職してエナジードレインを喰らうと、レベル19=攻撃階数5回になるが、
レベル21(攻撃回数6回)で転職してエナジードレインを喰らっても、レベル20=攻撃回数は6回のままなのだ!!


......解説が長くなって申し訳なかったですが、今回の桃の転職は、
これだけの理論に基づいて行いました。


サーロイン 「……なので、レベル20ではなく、レベル21まで待ったんだ」
ロース 「なるほどねぇ………」
ブリスケット 「するってぇと、これから桃っちにエナジードレインを受けてもらいに行くんすか?」
サーロイン 「うむ。
 そうすれば、この転職も本当の意味で完了する」
三洲次 「じゃぁ、早速行きますか?」
サーロイン 「まぁ、その前に装備を見直そう」

………………………………

では、桃の装備を見直しましょう。

まず一番重要な武器ですが、「盗賊の短刀」は先ほどのスペシャルパワーの解放で壊れてしまったため、
別の武器を装備してもらいます。

三洲次 「なるほど、ここで桃の愛用の『カシナートの剣』が復帰するんですね」
(参考) 第105話「奇襲、悲喜こもごも」
サーロイン 「うむ」


(出典) WizardryIV

「あたいには、やっぱコレが馴染むぜ!!」
ロース 「良かったわね、桃」
三洲次 「でも、忍者と言えば首刎ね攻撃だけど、カシナートだとやり難そうだな…」
サーロイン 「そこは心配いらない。
 ランプ、見つけだしたんだよな?」
ランプ 「えぇ、苦労しましたよ」
三洲次 「…?」
ランプ 「桃、みんなに見せてあげて下さい」
「ほい!(ポチッ!)」

     シャキーーーンッ!

三洲次 おぉ!!
 真ん中の刃が伸びやがった!」
ロース 「え? なんで伸びるの?!」
ランプ 「別にそんな驚くことじゃないですよ。
 普段は刃の一部が柄の中に収まってるんです。
 そこからボタン1つで、柄の中から出てきて伸びたり、収まったりするんです。
 で、伸びた部分は日本刀のように使えるので、これで首刎ねを狙うことができます」
ブリスケット 「すげぇっすね!!
 カシナートにこんな機能があったとはぁ、驚きですぜ!」
ランプ 「無いですよ、こんな機能」
ブリスケット へ?
 ………じゃ、今のは……なして?」
ランプ 「名匠と謳われたカシナートの子孫も鍛冶をやってましてね、
 私が人脈を活用してその子孫を探し出し、改造してもらったんです」
三洲次 「じゃ、この機能を持ったカシナートって……」
ランプ 「桃のカシナートだけの特別仕様です!」
「へへ~ん!(ガシャッ!)」← 仕舞った
ブリスケット 「カッコええっすねぇ…」
三洲次 「あれ……?」
ロース 「じゃぁ……」
ブリスケット 「…………………………」← ロインの
三洲次 「…………………………」← 方を
ロース 「…………………………」← 見て...
サーロイン 「?」
サーロイン 「へ?」

まぁ、サーロインはいろいろな必殺技をパクる使えるので、
ケース・バイ・ケースってことで。(テキトー)

そんなことより、装備の見直しを進めましょう!

サーロイン 「次に、桃には前衛に立ってもらうから、奇襲に備えて回復アイテムを持ってもらおう」
ブリスケット 「あっしが後衛に回るんで、あっしの『聖なる鎧』を渡しやすか?」
サーロイン 「まぁ、それでも良いけど………どうせ同じ効果なら、女性には指輪の方が良いだろ」
三洲次 「それって、俺が装備している『回復の指輪』のこと?
 まぁ、別にあげても良いですけど……」
サーロイン 「じゃ、三洲次、それを桃に渡してくれ」



三洲次 「ほら、桃、指を出せ。
 付けてやるよ」
「サンキュ」
三洲次 「(きゅっ…)」
ロース 「あらぁ~、なんかプロポーズされてるみたーーい
!?
三洲次 「…ん? どうした?」
 ボカボカボカボカボカッッ!!!
三洲次 いだだだだだっっ!!!
 なんで?! なんでぇっ??!

サーロイン 「もしかして………」
ランプ 「照れ隠しですかね………」
ブリスケット 「桃っちが照れてるとこ、はじめて見たっす………」
ロース 「殺伐なことばかり続いてたから、たまにはこういうのも良いわねぇ~」
サーロイン 「お前………けしかけた張本人が……、何を………」
ランプ 「美濃が近くに居なくて良かったですね。
 もし居たら、修羅場になってましたよ」
ブリスケット 「そいつぁそいつで、見てる分には面白いっすが……」

三洲次が装備していた「回復の指輪」は桃に渡したので、三洲次には代わりに......


....ブリスケットの持っていた「聖なる鎧」を渡す。
これで、前衛全員が回復アイテムを持った状態は維持できた。

その他には......、


....新しく「転移の兜」を買ってや......


....あれ? そうなんだ。

まぁ、を買ってやり、その他に......


....ずーっと大事に持っていた「氷の鎖帷子」を装備させました。

「氷の鎖帷子」には冷気系攻撃(マダルトとか)への耐性があるし、
何より鎖帷子ってところが忍者っぽいしね!

え?
忍者は何も装備しないとACが自動で良くなるから、その方が良いのでは?....だって?

いやいや。
ファミコン版はACが機能していないから、それ、まったく意味無いですから!

残念(ギ○ー侍風)


トレボー・サックス....斬り



まぁ....それ以外にも、強力な武器装備した方が攻撃力が大幅にアップしますしね!!

なので......、


....くノ一(忍者)フル装備です!!!

 



装備の見直しが終わったら、次はのレベルと経験値を適正にするため、
とりあえずエナジードレインを受けに行きましょう。

レベルダウンは1レベルで良いので、
地下9階にいるナイトストーカーでレベルドレインしますか。


…………………………

■前準備:どうやって?

(※) 前準備の動画はありません

ってな訳で......、


....マロールで......、


....地下9階までワープします。


──── 地下9階......


まずはナイトストーカーを探さないとな。


........なんて思っていたら......、


....なんと、いきなりナイトストーカーが現れやがった!!!

これはラッキー!!!






はぁ..........そうですか................。




とりあえず、次!!






三洲次 「友好的な敵が多過ぎじゃね?」
サーロイン 「まぁ、ナイトストーカー以外に用はないので、別に構わないけどな」
ブリスケット 「とりあえず、次に行きやしょう」

で、6回目のエンカウントで......、



....やっと通常の戦闘に。

サーロイン 「そうそう、こんな感じでナイトストーカーと遭遇したら、
 桃だけエナジードレインを喰らえばいいんだよ」
ランプ 「桃だけ?」
ロース 「どうやって?」
サーロイン 「それは……………」
ランプ 「……………………………………」
サーロイン 「……………………………………」
ロース 「……………………………………」
サーロイン 「……………………………………」
「……………………………………」
サーロイン え?!
 どうやって?!
ランプ 「言い出したのはロインですよ?」
ロース 「相変わらず考えの浅い人ね」
ブリスケット 「前衛は必ず3名なんで、3名ともエナジードレインを喰らう可能性がありやすぜ」
三洲次 「俺はエナジードレインを防ぐ『手裏剣』があるから、攻撃を喰らってもレベルダウンしないけど……」
サーロイン 「もしも敵が俺を攻撃してきたら………俺のレベルが下がっちゃうじゃないかっ!!
サーロイン おおぉいっ!!!

いや、マジでちょっと待って!

本当に、特定の一人だけ攻撃してもらうなんて、どうやるんだ???
(※) マイルールで、エナジードレインを喰らった時のマロール逃げは禁止です。



サーロイン バック!! バック!!
 一旦、バックだっ!!!

バタンッ!!    ← 逃走して扉を閉めた音


ファイターA 「なんだ………今の………?」
ファイターB 「さぁ………」





え?

このエナジードレインを喰らって経験値を戻す方法はネットで知ったけど、
......みんな、どうやって特定キャラクターだけレベルドレインしているの?


いや、マジで


.....もしかして、他の機種はACちゃんと機能しているから、
対象キャラクターだけACを上げてやってるの???


........それとも、成功するまでリセット???
(※) マイルールで、リセットは禁止。


ランプ 「これ、『手裏剣』が2個ないと、話しにならないですよ?」
サーロイン 「そうだなぁ………。
 レベルドレインは一旦保留にして、
 先に2個目の『手裏剣』を狙って、また地下10階でアイテムを探そうか……」


とりあえず城に戻り、改めて態勢を整えてから出直しますか......やれやれ。

 



■1周目:桃が戻って来た!!



では、ローラーレンジャーズ最終構成になり、いよいよ最初の本格的な探索です!!!



マロールで、いざ地下10階へ!!


………………………………


……………………


…………



──── 地下10階


さぁ!! いってみよう!!

まずは第一玄室です!!


──── 第一玄室(1周目)


バンッ!        ← 扉を蹴破った音


??? 待ッテイタゾオオオォォッッ!!!
??? クソガキドモ ガアアァァッッ!!!
   
サーロイン 「なに?!」


デーモンA 今度トイウ 今度ハアッ!!!
デーモンB 絶対ニ ブッ潰シテヤルウウゥゥゥッッ!!!
デーモンC オマエラ ノ 冒険モッ!!!
デーモンD ココデ 終ワリダアアアァァッッ!!!

三洲次 「ま、またグレーターデーモン?!」
ブリスケット 「マジでこやつら、あっしらを潰しにきてやすぜ?!!」
ランプ 「桃が前衛に復帰して最初の戦闘から、いきなりこいつらですか……」
「いいじゃねぇか。
 ウォーミングアップなら、これぐらいだろ」
ランプ 「え?」
三洲次 「マジかよ……」
サーロイン よし! 戦うぞ!!!


ローラーレンジャーズ最終構成になり、最初の敵はグレーターデーモンに!!!

果たして戦闘はどう変化するのか?!!

いざ、戦闘開始っ!!!


デーモンA グハアアアァァッッ!!(ズシャーン!)

三洲次 まず1匹っ!!
じゃ、あいたいも!!


デーモンB グギャアアアアァァッッ!!!(ズシャーン!)

うっしゃあああぁぁぁっ!!!
 この感覚、久しぶりだぜえええぇぇ!!!

三洲次 「ご、5回ヒットぉ!!?」
ロース 「いきなり一撃ね!!」
ブリスケット 「さすが桃っち!!」



続いてロースティルトウェイト(最強の全体攻撃呪文)が来て、
さすがにグレーターデーモンには効かなかったが、これで後続の忍者どもは全滅!!

ロース 「後続は片付けたわ!!
 後は任せたわよ!!」
サーロイン 任せろ!!
 俺も一撃でやってやるぞ!!


サーロイン 「あれ……?」
ロース 一撃で何をやるって? ねぇ、何を?
サーロイン 「いやぁ……そのぉ………」

その後、グレーターデーモンから......、



....ダルトラハリトがくるが、今さらこの程度なら問題無い


2ターン目へ!


サーロイン 汚名返上!!
 今度こそ、一撃で倒してやるぞ!!


サーロイン 「あれ……?」
ロース あなた、わざとやってないっ?!!
サーロイン 「い、いや……そんなことは………」
   
デーモンC オノレエエエェェッッ!!!
デーモンD ブッ殺シテ ヤルウウウウゥゥッ!!!
   
三洲次 「うわぁあ!!
 メッチャ怒り出したっ!!」
け! ぶっ殺されるのは
 てめぇらの方だぜっ!!!
  シャキーーンッ
三洲次 「へ?」


Σ(;ж):∴!!!

デーモンC ギィギャアアアァ…ァ…ッッ!!!(ズシャーン!!)

楽勝ぉっ!!!!

ブリスケット 「グ……グ……グレーターデーモンの……首ってぇ………」
三洲次 「……刎ねれた……の………?」
ランプ 「だ………だとしても………いきなり初戦から……って………」


これだ........


これだよ......!!


この戦闘センスだよ!!!


ロース 「……………………………」
サーロイン 「…………………………」
ロース 「ロイン………………」
サーロイン 「………………え?」
ロース 桃が………………」
サーロイン 「…………………………」
ロース 桃が戻って来たわ
サーロイン あぁ!!

ぉぉぉっ! ! !
前衛への復帰
お待ちしておりましたぁぁぁっ! ! ! !


デーモンD ギィ………ッ?!
 ………ヒィ………ッ!?
   
ランプ 「グ、グレーターデーモンが、ひるんでますよ!!」
サーロイン 「よぉーーーしっ!!!
 諸君っ!!!
 もはやグレーターデーモンなど恐れるに足らずっ!!
 自信をもって立ち向かうんだっ!!!
三洲次 「よぉーしっ!!
 残り1匹、俺がやってやるっ!!!」
   
デーモンD ヒィ…ッ、ガァ…ッ?!


デーモンD フィギャアアアァァッッ!!!(ズシャーン!)
   
三洲次 勝負あり!!


近距離戦最強の少女・前衛復帰第一戦
見事に勝利!!!

サーロイン 「見事な勝利だ!」
ロース 「桃は久しぶりの前衛だったけど、全然問題無しね!」
ブリスケット 「問題無ぇどころか、むしろパワーアップしてやすぜ!」
「(コキコキ…)ま、こんなもんだろ」
三洲次 「マジか………」
ランプ 「では、宝箱を開けましょう!!」
ロース 「あ………それで気付いたけど、誰が開けるの?」
ブリスケット 「そういや、そうっすね。
 あっしらのパーティーにゃぁ、もう盗賊がいねぇですぜ?」
「ち、ち、ち……、あたいが天才盗賊だったのを、忘れたか?」
三洲次 「誰が天才だ、おい?」
ランプ 「そうですね、忍者には盗賊と同じスキルがありますからね」
ロース 「へぇ……じゃぁ、そこは心配要らないのね」
サーロイン 「うむ。
 では、ブリ助、まずはカルフォだ」
ブリスケット 「御意に」



ブリスケット 「メイジブラスターっすね」
サーロイン 「では、これまで通り、桃にも調べてもらおう」
「うぃっす」



サーロイン 「よし、同じ結果だな」


転職後最初の宝箱なんだから、ネタ提供しろよ!
(解説) 忍者は盗賊ほど正確じゃないんだから!

サーロイン 「じゃ、桃、開けてくれ」
「任せな」




ちっ......ネタにならねぇ.......
転職後の初挑戦は、見事に解除成功!

「へ! 簡単だぜ!!」
サーロイン 「よし、忍者になっても、腕は衰えてないな」


・真っ二つの剣

ランプ 「手に入ったアイテムは、微妙でしたが」
サーロイン 「とりあえず桃が前衛に復帰しての第一戦は、
 大した問題無く勝てたな!」
ロース 「え~?
 誰かさんは問題を抱えたままだったけどぉ?」
サーロイン 「……何か言った?」

では、第一玄室を終えたところで、第二玄室へ向かいましょう

......と、歩き出したら、いきなり......



....第一玄室内でランダム・エンカウント!

ウィスプA  …ヒョロ……ヒョロ………
   
サーロイン 「まぁ、弱いし、経験値目当てに戦うか。
 てやっ!」
ウィスプA  …シュルル!


ウィスプA  …ルルルッ……、ヒョロ…ヒョロ……
   
サーロイン 「う~ん……相変わらず倒しにくい相手だな……」
ロース 「あなた、誰だったら一撃で倒せるのよ?」
「あたいに任せな!」


「へ! 楽勝だぜ!」
ランプ 「さすがですね!」
ウィスプB  …ヒョロ…ヒョロ……シュルルッ!


ほぉごっ!!
三洲次 「…………………………」
ロース 「桃って、強い相手にはトコトン強いけど……」
ブリスケット 「……弱い相手にゃぁ、すぐ油断しやすよな」
ランプ 「両極端ですよね」

とりあえず残った1匹は......、


....三洲次が片付けて、大量経験値ゲット


では、今度こそ......、


....第二玄室へ行きましょう。



──── 第二玄室(1周目)


バンッ!


??? 待てぇーーいっ!!
サーロイン 「まさか……」


ハイマスター 灰マスター!!(シャキーン!)
ハタモト 幸福の黄色いハタモト!!(シャキーン!)
メイジA ソーサラー!!(シャキーン!)
メイジB 緑メイド!!(シャキーン!)
メイジC 碧メイジ!!(シャキーン!)
メイジD 緑のおじさん!!(シャキーン!)
ハイマスター 6人揃って!!
敵全員 「「シックスマスター!!」」

(参考) ハタモトの参考画像

(参考) レベル10メイジの参考画像

サーロイン 座れぇっ!!!
敵6人 「「……………………」」
サーロイン 座れえぇぇっ!!
敵6人 「「……………………………」」
サーロイン 座れえぇーーっ!!!
敵6人 「「……………………………………」」
サーロイン 座れっ!座れっ!!!
灰マスター (…………ちょこん)
ハタモト (……ちょこん)
サーロイン 今日と言う今日は…
メイジ達 「「……………………」」
サーロイン 座れっ!!
メイジ達 ((…ちょこん、ちょこん…))
サーロイン (……ちょこん)
敵6人 「「………………………………」」
サーロイン よぉ~~~し!
 見てみよう!!
碧メイジ 「…………………………」
サーロイン 「お前、何だよ?」
碧メイジ 「碧メイジ」
サーロイン 緑と違うじゃん!!
 『碧』は緑か?!
碧メイジ 「碧(みどり)……碧(あお)……あお…?」
サーロイン 「(ボカッ!)」
碧メイジ 「……………………」
サーロイン 「おい、ハタモト!
 お前、なんでそんな名前なんだ?」
幸福の黄色いハタモト 「…………………
 ………………………」
サーロイン 「なあ?」
幸福の黄色いハタモト 「…………おしゃ………おしゃ………お洒落、
 ……お、お、お洒落」
サーロイン 「アホか、お前!」
緑メイド 「…………………………」
サーロイン 「おい!」
緑メイド 「はい?」
サーロイン 「お前なんだよ?」
緑メイド 「緑メイド(はあと」
サーロイン 「なんで、お前、女になるんだよ!」
緑メイド 「お帰りなさいませ、ご主人様(はあと」
サーロイン 「……………………」
緑メイド 「…………………………」
サーロイン 「おい、お前」
ソーサラー 「…………」
サーロイン 「全然違う」
ソーサラー 「…………………………」
サーロイン 「お前、問題外!」
ソーサラー 「いや、あのね……」
サーロイン 「お前、他の迷宮へ行け!」
ソーサラー 「聞いて下さいよ。
 ま、確かに、このなりはドルアーガ○塔のソーサラー(緑色のマジシャン)ですけど、
 気持ちはやっぱりレベル10メイジなんですよ、気持ちはね」
サーロイン 「…………………………」
緑のおじさん 「…………………………」
サーロイン 「おい!」
緑のおじさん 「…………………………」
サーロイン 「おじさん!」
緑のおじさん 「…………………………」
サーロイン 「お前!」
緑のおじさん 「…………………………」
サーロイン 「………ふ………ふっ………普通の人じゃん……」
緑のおじさん 「…………………………」
サーロイン 「魔法使いでもなんでもないじゃん…」
緑のおじさん 「いや、でも……、緑……緑で…いこう、ってことで………」
サーロイン 「うん」
緑のおじさん 「一番緑っぽくしたら……」
サーロイン 「………………………………」
緑のおじさん 「どうぞ、お通り下さい」
サーロイン 違ぁうっ!!
緑のおじさん 「…………………………」
サーロイン なんだよ、お前!
 全然違うじゃん!!
 いや、お前、普通の人じゃん!!
緑のおじさん 「いや、でも、ほんまに…」
↑と言いながら、カシナートを取る
サーロイン 「なに取ってんだよ!」
↑カシナートを奪い返す
ハタモト 「いや、でもですね…」
↑と言いながら、カシナートを取る
サーロイン 「なんでお前も取るんだよ!」
↑カシナートを奪い返す
灰マスター 「いや、、ほんとうに…」
↑と言いながら、カシナートを取る
サーロイン だから、取るなって!
↑カシナートを奪い返す

ブリスケット 「アイテムを取られそうになってやすぜ……」
ランプ 「そこだけは新しいタイプの敵ですね」
ロース 「もう、早く片付けてきて!」
三洲次 「へいへいへい…(スラッ!)」


ハタモト ほらああぁぁあれええぇぇっっ!!!


メイジ達 「「えめらるどおおおぉぉっっ!!!」」


サーロイン そんなにカシナートが欲しけりゃ、
 たっぷり味わせてやるっ!!
灰マスター またらいしゅううぅぅううぅっっ!!


とりあえず、ノーダメージで勝利!

ランプ 「では、宝箱を開けましょう!!」


ブリスケット 「警報っすね」
サーロイン 「じゃ、桃、頼むぞ」
「うぃーす」


「うっし!」
サーロイン 「うむ、依然問題無し、だな」
ブリスケット 「すげぇっすね」
ロース 「盗賊の技能を備えつつ、直接攻撃も威力がある……忍者って、盗賊の上位互換みたいな感じね」
サーロイン 「上級職だからな」
「ま、あたいが天才盗賊だったことが大きいけどな」
三洲次 「だから、誰が天才だって?」
ランプ 「それより中身ですが、『つえ』が1本だけですか……」


・力のメイス

第二玄室も、今さら....なモノだった......。

 

──── 第三玄室(1周目)


三洲次 うわあっ!?
サーロイン 敵の奇襲だっ!!


サーロイン ぐおぅっっ!!


三洲次 いでぇっ!!

ハタモトの集団に奇襲を喰らう......。



サーロイン 「ぐほっ…!
 やりやがったな……!!」
三洲次 「いてて………、大した敵じゃなくて、良かったけど……」
ブリスケット 「敵は、桃っちには目もくれなかったすね」
ロース 「弱い奴って、すぐに分かるものなのね」
ロイン&三洲次 「「何か言った?」」
ランプ 「まぁ、まぁ。
 さっきの敵の弱い版みたいなものですし、サッサと片付けましょう」
サーロイン 「よし!
 やられた分、やり返…」
「なぁ」
サーロイン 「へ?」
「さっき、あたい何もしなかったから、今度はあたいに戦わせてくれよ」
サーロイン 「え?  まぁ、いいけど…」
「よっし!」


戦闘開始!!


ランプ 「早っ!!!」
三洲次 「また5回ヒット!?」
「余裕だぜ!!」
サーロイン 「さすがだな」


残ったメイジは、ロースがマダルトで一掃!

ロース 「余裕ね!」
   
ブリスケット 「やっぱ女性陣は頼りになるっすね」
三洲次 「まるで男性陣が頼りないみたいじゃん…」
ランプ 「それでは、宝箱を開けましょう!」
サーロイン 「うむ。
 よし、ブリ助」


サーロイン 「では、桃も調べてくれ」
「うぃ。
 ま、天才盗賊だったあたいに任せれば、なんの不安もねぇぜ!」


三洲次 「不安ありまくりじゃねぇか」
「ち、ち、ち、天才盗賊を信じなって」
ブリスケット 「どうしやすか?」
サーロイン 「しょうがない、ランプも頼むよ」
ランプ 「では……」



三洲次 桃ぉお?
 これは、どういうことだぃい?!」
「うっせぇなぁ……どっちも4文字じゃねぇか」
三洲次 だから何だよっ!?
サーロイン 「ま、多数決で、毒針で解除だな」


ちっ、失敗しなかった......オチねぇじゃん......

解除は成功
とは言え........

「なんでぇ…、毒針かよ……」
三洲次 「この先、大丈夫かなぁ……」

ウィザードリィ#1 での罠の識別成功率って......、

盗賊 ..... 素早さ×6(%) ※ ただし上限95%
忍者 ..... 素早さ×4(%)

....なんですよね。

なので、忍者は盗賊よりも罠の識別能力が低いんですよ......。


この先、大丈夫かなぁ..........


 

> 1周目の動画に戻るにはここをクリック


「131.得手不得手」へ



名前 LV H.P. コメント
サーロイン 16 140 18 18 16 18 16 14 1 0 なんで敵を一撃で倒せないの?
三洲次 15 148 18 18 18 18 17 18 5 4 村正の腕前も大分マシになってきたな。
21 161 18 18 18 18 18 18 0 0 接近戦最強の少女・桃、完全復活!!!
ロース 18 159 17 18 18 18 18 13 0 2 今回、怒ってただけかも。
ランプ 22 100 18 18 18 16 18 16 0 9 そういや、近頃はロクなアイテムが出ないな。
ブリスケット 18 133 18 18 18 18 17 15 3 5 最近、モンティノとカルフォ唱えてるだけかも。

 


【更新履歴】
2021年 8月21日:一部の表現を見直しました。
2021年 8月14日:誤字を修正しあました。
2021年 7月 10日:ステータス欄のコメントを一部見直しました。次ページへのリンクを設定。
2021年 7月 3日:新規公開。