20.名探偵サーロイン・ホームズ(後編)
【登場人物】 | |
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サーロイン | ロイヤルレンジャーズのリーダー。サーは敬称。 |
三洲次 | 元盗賊だった日本男児の侍。発音は「みすじ」。 |
桃 | 接近戦最強のくノ一。でも細かい事は大嫌い。 |
ロース | こんな名前だが細身で美人なエルフの女魔法使い。 |
ランプ | 財宝一筋なエルフの司教。パーティーの知恵袋。 |
ブリスケット | 日本オタクのエルフの僧侶。あだ名は「ブリ助」。 |
読了時間 (目安):約10分(動画無)、約12分(動画込)
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━━━ 前回までのあらすじ
迷宮1階を探索中のとある冒険パーティーが突如襲撃を受けた。
運良く凶行を逃れたエレンという名の魔法使いは、仲間が死に際に発した「まだらの紐」という言葉を胸に、ただ1人だけ地上へと生還する。
そしてロイヤルレンジャーズに仲間の救助を要請して来たのであった。
さっそく調査に乗り出したパーティーは、フロアの南側のエリアで扉の前に垂れ下がる紐を発見。
その紐を見たサーロインは、海賊が冒険者たちの力量を調べるために、紐を通してアナコンダに奇襲をさせていることを見抜く。
はたして、その推理通り現れたアナコンダを返り討ちにすると、ロイヤルレンジャーズはエレンたちの仇を取ったのであった。
だが、アナコンダを送り込んで来たのは、海賊の中でも一番下っ端のガリアンレイダー。
襲撃の指揮を執っていた発案者は他にいると踏んだサーロインたちは、
全てを白日の下にさらすべく、再び現場へ向かうのであった......。
【目次】
1.鷲の眼
━━━━ エレンの仇を取ったその日の夜
迷宮1階の通路.....

酒場で夜になるのを待ったパーティーは、再び凶行のあった部屋へと向かって出発した。

フロア南側のエリアにある東西に長い通路を進んで行くと......、

...その途中で!!
サーロイン | 「む!?」 |
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ブリスケット | 「この音は…?!」 |
突如、通路に低い笛の音が響いた!!
ロース | 「あの時と同じ笛の音だわ!!」 |
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三洲次 | 「近くに海賊達が居るぞっ!!」 |
ランプ | 「あ、すいません、私です」 |
5人 | 「「は??」」 |
ランプ | 「いや、前回ガリアンレイダーの死体から取って来た笛を試しに吹いてみただけで……」 |
ブリスケット | 「なしてこんな所で吹くんすか…?」 |
ランプ | 「いえ、どうしても吹いてみたくて、ちょっと……」 |
三洲次 | 「なんだ、そりゃ?」 |
サーロイン | 「それ、アナコンダに聞こえる笛だろ? そんなの吹いたら……」 |


サーロイン | 「……ほら、集まって来た」 |
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三洲次 | 「なんだ、そりゃ?」 |
ブリスケット | 「お! ってぇことは、これで魔物をおびき寄せ放題じゃねぇっすか! 経験値とお金を稼ぎ放題でっせ!」 |
サーロイン | 「なるほど!! そういう発想があったか!!」 |
ランプ | 「それは無理です」 |
サーロイン | 「なんで?」 |
ランプ | 「破損率が高いらしく、今使ったら『壊れたアイテム』になっちゃいました」 |
三洲次 | 「なんだ、そりゃ?」 |
ブリスケット | 「使う前に売りゃぁ良かったすね……」 |
ロース | 「ねぇ、それよりこいつら、どうするのよ?」 |

アナコンダ達 | 「「シャァーーーッ!!」」 |
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サーロイン | 「しょうがない。 こいつらに罪は無いけど、こちらを襲おうとしているなら、倒すか」 |
三洲次 | 「やれやれ……」 |
サーロイン | 「ランプ、お前の責任だ。 寝かせてくれ」 |
ランプ | 「はい……」 |






三洲次 | 「なんだったんだ……」 |
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とりあえず通路を進み......、

...前回入った部屋の前へ。
ガチャッ... ← 扉を開けた音

サーロイン | 「おや?」 |
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ロース | 「どうしたの?」 |
サーロイン | 「ガリアンレイダーの死体が無くなっている」 |
部屋の中には昼間と同じ木製のテーブルとイスがあったが、
イスの上に放置していたガリアンレイダーの死体は姿形も無く消えていた。
三洲次 | 「魔物に喰われたのか……」 |
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ランプ | 「あるいは海賊達が戻って来て、死体を埋葬する為に移動したのか……」 |
サーロイン | 「ランプの方が正しいだろうな」 |
ブリスケット | 「なぜっすか?」 |
サーロイン | 「代わりに、奴らの手土産が置いてある。 人が来た証拠だ」 |
サーロインがテーブルの奥の方を指差すと、そこには宝箱が置かれており、その宝箱の周囲には......


...アナコンダが巻き付いていた。
ブリスケット | 「アナコンダに縁のある1日っすね」 |
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三洲次 | 「あれも罠かな?」 |
ランプ | 「罠の割には堂々と置いてありません?」 |
ロース | 「アナコンダも中に入れとけば罠っぽいのに、なんで外に巻いてあるのかしら?」 |
サーロイン | 「中に入れたら窒息するか、その前に罠を誤って動かすだろ」 |
ロース | 「そうかも知れないけど……」 |
ランプ | 「ま、せっかくなので、お宝は頂いちゃいましょう!」 |
三洲次 | 「じゃ、アナコンダを倒すから、奴らを寝かせてもらえます」 |
ロース | 「分かったわ」 |
ロースがカティノを唱え始めるのを確認し、三洲次は敵が寝ると同時に倒すため、
宝箱に巻き付いているアナコンダにゆっくりと近付いてく......。

ロース | 「あら……」 |
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三洲次 | 「へ…?」 |

アナコンダA | 「シャアアアァァァッ!!」 |
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三洲次 | 「ひゃあぁあっ?!」 |
ロース | 「あら、あら、あらぁ~~」 |
サーロイン | 「おい、コラ」 |
桃 | 「しょうがねぇ…(スラッ!)」 |



サーロイン | 「とりあえず片付いたな」 |
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ランプ | 「では、宝箱を開けましょう!! 桃、出番です!!」 |
桃 | 「うぃ~す」 |


桃 | 「あ~~、こりゃ罠は無いぜ」 |
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サーロイン | 「…………どう思う?」 |
三洲次 | 「どう思うって?」 |
サーロイン | 「罠は無いと思うか?」 |
三洲次 | 「どう考えても海賊たちの罠でしょ。 なんで『無い』なんて結論になるんだ?」 |
桃 | 「ぁああ?! あたいの判定に文句があんのかっ!?」 |
サーロイン | 「しょうがない、ブリ助、カルフォを頼む」 |
ブリスケット | 「承知!」 |


サーロイン | 「…………どう思う?」 |
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三洲次 | 「どう思うって?」 |
サーロイン | 「メイジブラスターだと思うか?」 |
三洲次 | 「いやぁ~、ワードナの迷宮の時を考えると、 こんな高度な罠がこんなフロアにあるとは思えないですけど」 |
ロース | 「ねぇ、宝箱の方が本命の罠なんじゃないの?」 |
サーロイン | 「識別し難い罠を仕掛けてある、ってこと? 海賊どもにそんな技術があるかなぁ?」 |
ブリスケット | 「で、どうしやすか?」 |
サーロイン | 「もう1度カルフォをしてみるか?」 |
ブリスケット | 「レベル2の呪文ってぇ、あっしらはまだ贅沢に使えるほどの回数は無ぇですぜ?」 |
サーロイン | 「まぁ、そうだよなぁ……。 よし! メイジブラスターでの解除に挑戦するか! 仮にカルフォが違っていても、桃が正しい可能性もあるからな!!」 |
三洲次 | 「桃がカルフォより正しい? それは……」 |


桃 | 「ふごおぉっ!!」 |
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三洲次 | 「…絶対無いでしょ」 |
サーロイン | 「やっぱり?」 |
おいおい........「しらべる」と「カルフォ」の両方とも間違いだったのかよ......。

桃 | 「いちちち……」 |
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三洲次 | 「2ダメージ程度で良かったな」 |
サーロイン | 「ブリ助、桃を治療してくれ」 |
ブリスケット | 「へい」 |
これ、罠が「石弓の矢」だったから良かったものの、
「ガス爆弾」とかだったら目も当てられない事態になっていたぞ......。
桃の「調べる」が頼りにならないのはもう仕方ないんだけど、
カルフォもあてにならないって、どうすりゃいいんだ??
ってかさぁ、カルフォの成功率95%って、
だいたい70%ぐらいじゃね?
(支離滅裂な思考・発言)
なお、宝箱の中は「だんびら」でした。
さて......、

...治療と鑑定が済んだら、とりあえず先に進みましょう。
まずは、前回到達した部屋に再度入ります。
サーロイン | 「海賊どもが時間潰しに使っていた部屋をもう一度見てみよう」 |
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ガチャッ...!

6人は扉を開けて中に入ったが、そこには誰も居なかった。
三洲次 | 「誰も居ないですね」 |
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ブリスケット | 「空振りやしたか」 |
ランプ | 「やっぱり海賊たちは引き揚げたのでは…?」 |
ロース | 「でも、それならさっきの宝箱は何だったの?」 |
サーロイン | 「ま、また戻って来る可能性もある。 しばらくここで待機していよう」 |
と、その時だった!
入って来たばかりの扉がものすごい勢いで開けられた!!
サーロイン | 「む…!?」 |
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三洲次 | 「なんだ?!」 |


そこには金色に輝くフェイスベールを付けて紫色のローブを身に纏った男が2人、
その後ろには緑色の海賊服を着て、手に持ったカットラス(海賊刀)をぶらぶら振ってる6人の男たちが居た。
前列に立っている2人のガリアンメイジを見ると、フェイスベールの奥から邪念に満ちた瞳が覗いていた。
その目でロイヤルレンジャーズの6人を品定めしている様子は、狩りに慣れた凶暴な鷲(わし)の様でもあった。
メイジA | 「誰だおまえらは?!」 |
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6人 | 「「…………………………………」」 |
メイジB | 「さては貴様ら、『ロイヤルレンジャーズ』とか言う奴らか!?」 |
サーロイン | 「だとすれば、何ですかね?」 |
メイジA | 「隣の部屋に居た我らの仲間を殺したのは、おまえらだな!?」 |
サーロイン | 「天災のせいか、今年は少し寒いですな」 |
メイジB | 「我々が育てたアナコンダを殺したのも、おまえらだろ?!」 |
サーロイン | 「しかし幸い麦は豊作だそうです」 |
メイジA | 「そうか! 我々を愚弄する気だな?! だが、その答え方は『Yes』と言っているのと同じだ!!」 |
ガリアンメイジの1人がサーロインの眼前まで近寄ると、獰猛な鷲を思わせる目で睨みつけながら言った。
メイジA | 「我々はおまえらを知っておる。 人の宝を盗むコソ泥どもだ!!」 |
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サーロインは微笑んだ。
メイジA | 「このチンケな盗っ人が!!」 |
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サーロインさらに微笑んだ。
メイジA | 「王国に尻尾を振る浅ましい飼い犬め!!」 |
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サーロインは大声で笑った。
サーロイン | 「なかなかうまいことを仰るお方だ。 さて、お帰りの際は忘れずに扉を閉めていってもらえますか? 他の魔物が入って来ると邪魔なので」 |
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メイジA | 「よく聞け!! 私が作った罠を次々と破っていい気になってるようだが、我々を甘く見るなよ!! おい!! こいつに見せてやれ!!」 |
声を掛けられたガリアンレイダーは部屋の隅に行くと、木箱に立てかけてある鉄製の火掻き棒を両手で掴み......、
レイダーA | 「ふぬうぅんんっ!!」 |
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...それをU字に折り曲げた!!
メイジA | 「どうだ?! 我々の力を見たか!?」 |
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ガリアンレイダーは捻じ曲げた火搔き棒を放り投げると、
それは甲高い金属音を部屋に響かせてサーロインの足元に転がった。
その間、サーロインは何の感情も示さない表情で......、
サーロイン | 「……………………………………」 |
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...それを見届けていた。
メイジA | 「おまえらなど簡単に捻り潰すことが出来るのだ!! 分かったか!?」 |
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サーロイン | 「1つだけ分からないことがある」 |
メイジA | 「なに?!」 |
サーロイン | 「昨晩罠に嵌めたパーティーの死体は、どこにやった?」 |
メイジA | 「そうか、おまえらはあいつらの死体を回収しに来た救助パーティーだったのか。 だが、残念だったな!! あいつらは今頃ジャイアントスラグの腹の中だろうよ!!」 |
サーロイン | 「ジャイアントスラグ……? ふむ、となると………このエリアの端にある牢屋か……。 そうなんだな?」 |
メイジA | 「天災のせいか、今年は少し寒いな!」 |
サーロイン | 「あそこは、おまえらが反逆者などを閉じ込めておく場所なんだろ?」 |
メイジA | 「だが麦は豊作だそうだ!」 |
サーロイン | 「その答え方は『Yes』と言ってるのと同じだよ」 |
メイジA | 「なんとでも言え!! どの道、貴様らもそこへ行くのだからなっ!!」 |
サーロイン | 「ま、これだけ分かれば十分だ」 |
メイジA | 「冥途の土産が出来て嬉しいか?!」 |
サーロイン | 「なんとでも言え、 どの道、そこへ行くのは……」 |


メイジ達 | 「「ひぃぎゃあああぁぁぁっ!!」」 |
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サーロイン | 「…おまえらの方だからなっ!!」 |
三洲次 | 「エレン達の恨み、思い知ったか!!」 |
レイダーA | 「ひぃぃいっ?!」 |

サーロイン | 「どうも我々との実力差が、まだ分かっていないようだな……」 |
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そう言いながら、サーロインは先ほどの火掻き棒を両手で拾い上げると......、
サーロイン | 「あんなに焦って逃げ出さなければ、あいつのへなちょこの腕より、 もうちょっとまともな腕力を見せてやったのに」 |
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...と言い、あっさりと火掻き棒を真っ直ぐに戻してみせた。
そして今度は、サーロインが火掻き棒を海賊達の近くに放り投げると、
残されたガリアンレイダー達は何とも言えない表情を見せた。
レイダー達 | 「「ぅぅぅ……っ!?」」 |
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サーロイン | 「ロース、片付けろっ! ! !」 |
ロース | 「オッケーッ!!」 |

レイダー達 | 「「ふぎゃあああぁぁぁっ!!!」」 |
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三洲次 | 「これで全てのケリが付きましたね」 |
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サーロイン | 「うむ」 |
ブリスケット | 「全貌が分かりゃぁ、エレン嬢の心も少しは軽くなるんでは?」 |
サーロイン | 「ただ、まだ仲間の消息が確認出来ていない」 |
ランプ | 「桃、桃!」 |
桃 | 「あ~?」 |

ランプ | 「こっち、こっち! あいつらが運んでいた宝箱があったから!」 |
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桃 | 「あんだよ、面倒くせぇなぁ……」 |
ランプ | 「いいから!」 |

ロース | 「でも、死体が運ばれた場所は分かったから、後はそこへ行くだけね」 |
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サーロイン | 「だが、あいつらの言う通りなら1分1秒を争うな」 |

ランプ | 「早く!早く! この状況だとロインは『ほっとけ』とか言い出しますから!」 |
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桃 | 「分かったから、黙ってろって」 |

ブリスケット | 「死体の状態を確認している時間も惜しいんで、 早く城に戻って救助隊を組織した方が良いんでは?」 |
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サーロイン | 「いや、もしジャイアントスラグが嗅ぎつけて来ているなら、 先にそいつを片付けてからの方が被害は少ないだろう」 |
桃 | 「ふぉがっ!!」 |
4人 | 「「え?」」 |


桃 | 「あ……が……っ」 |
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サーロイン | 「………………………………(汗)」 |
ロース | 「何やってんのよ、こんな時に……」 |
ブリスケット | 「城に戻らなきゃダメじゃねぇっすか……」 |
桃 | 「お……ぐ……っ!」 |
ランプ | 「あの……大丈夫ですか……?」 |
三洲次 | 「とにかく早く出発しましょう」 |
サーロイン | 「やれやれ、だな……」 |
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以上が、エレン達を襲った悲劇の真相である。
ここから先は余談となるので簡単に述べるが、ロイヤルレンジャーズの依頼を受けて王国軍から救助隊が編成されると、
幸いなことにジャイアントスラグが死体を嗅ぎつける前に、5人の死体は無事に回収された。
だがエレンには全員を蘇生するほどの資金が無かったので、
彼女はしばらく他のパーティーに参加して、蘇生資金を稼ぐ日々を過ごすこととなった。
酒場の噂では、つい最近、やっと資金が溜まって全員が無事に復活したので、
エレンはまた元のメンバーと共に冒険を続けているとのことである。
名前 | 職 | LV | H.P. | 力 | 知 | 信 | 生 | 早 | 運 | 吸 | 死 | コメント |
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サーロイン | 君 | 5 | 37 | 18 | 17 | 18 | 16 | 18 | 15 | 0 | 1 | 2話も使うほどじゃないけど、1話にするには長過ぎて… |
三洲次 | 侍 | 5 | 49 | 18 | 18 | 18 | 18 | 18 | 15 | 0 | 1 | 最後を簡単な文で締めるのも、原作を真似ています。 |
桃 | 忍 | 5 | 33 | 18 | 16 | 18 | 18 | 16 | 18 | 0 | 0 | 罠の解除が全然安定せず。桃らしいっちゃぁ桃らしいが… |
ロース | 魔 | 5 | 27 | 16 | 17 | 18 | 18 | 18 | 11 | 0 | 0 | 「ノックノック」とか覚えてくれないかなぁ。 |
ランプ | 司 | 5 | 20 | 12 | 18 | 18 | 13 | 18 | 16 | 0 | 0 | 最後の宝箱の中身はお金だけでした。ショボ… |
ブリスケット | 僧 | 5 | 40 | 17 | 18 | 15 | 18 | 18 | 14 | 0 | 0 | 早くディアルコを覚えてほしい。マジな話し。 |
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【更新履歴】
2024年 9月21日:次ページへのリンクを設定しました。
2024年 9月 7日:本公開。